内容まとめ_1章7節(42~49枚目)に相当

 本文は以下の構成になっており、それぞれの内容について、内容をまとめています。

 また、ここで言及しました作品固有の用語・陣営・登場人物などは解説集として、別枠で投稿しています。

 詳しい内容はそちらでご確認のほど、よろしくお願いいたします。

 ただし解説集は各章の最新および全体の最新に合わせた内容で更新しています。

 ここで語る以上のネタバレを理解した上でご確認のほど、よろしくお願いいたします。それを望まない方は解説集の閲覧を御遠慮ごえんりょしてくださいますよう、よろしくお願いいたします。


【構成】

・本編-文庫本換算ページ数

・本編-大まかな内容

・交戦前の様子

・交戦後の様子

・屋敷内の様子


【本編-文庫本換算ページ数】

 94ページ。


【本編-大まかな内容】

 予定を前倒しして、仮面暴徒ブレイカーに攻勢を仕掛けることにした仮面装属ノーブル

 町に立てもる予定が崩され、町からの脱出を図る仮面暴徒ブレイカー

 そして両勢力の足並みをき乱し、目的の仮面を手にするために行動を起こすティアスたち。

 仮面装属ノーブルが町に来て、2日目の夜に起きた出来事で物語をまとめています。


【交戦前の様子】

 仮面装属ノーブルは外の脱出を図ろうとする仮面暴徒ブレイカーを討伐するため、屋敷前に300人弱の部隊をいた。

 さらに交戦をおとり仮面暴徒ブレイカーの首領、アストロン・イルルイドが占貌せんぼうの仮面と所有の仮面の使い手2人と再興に必要な仮面を抱えて、屋敷後方のへいから逃げるのを阻止するため、キハル・ソンシャンとセリュ・トーリが立ちはだかる。

 前者は組織の働き手を潰すため、後者は組織の頭脳を潰すために動いている。密偵を務める、ヴィンヴィロード・アマステマイから今晩、仮面暴徒ブレイカーが動くことを聞いたため、行動を起こした。合流予定の仮面の適合者バイパーを待っていられる状況ではなかったため、打てる手を打った。

 一方、仮面暴徒ブレイカーは町中で戦える状態ではなくなったため、外への脱出を図るため、仮面装属ノーブルが来るのを待っている。わざわざ待ち構えている場所に飛び込まず、屋敷に引き込み、追われないようにするために足を潰して、そのまま逃走しようと考えていた。

 いきなり襲撃されても大丈夫ようにあり仮面の適合者バイパーたち10名を外に立たせ、残る人員は屋敷の中で待機していた。取り戻さなければならない仮面が仮面装属ノーブルにあることを仮面暴徒ブレイカーは知っており、その仮面を奪取するまで荒業を使ってこないと高を括り、交戦に備えていた。仮面装属ノーブルが起こしたわけではないが、昨晩起きた、町広域の火事のような大胆不敵な真似事は起こさないと踏んで。


【交戦後の様子】

 仮面装属ノーブル仮面の適合者バイパー、ウィルソン・ウールとその者が率いる一般武装者12名が屋敷敷地内に飛び込むことで仮面暴徒ブレイカーとの争いが始まる予定だった。

 しかし仮面装属ノーブル仮面暴徒ブレイカー、どちらの陣営にも属さない、第三勢力、仮面暴徒が持つ100枚の仮面(便宜上の枚数)を回収する目的で動く者たちの1人、ガクウ・ポルポが先に仕掛けたことで開幕の火蓋ひぶたが落とされた。

 その攻勢により、仮面暴徒ブレイカーが外に展開していた、あり仮面の適合者バイパーは全て倒された。

 これにより、仮面装属ノーブル仮面暴徒ブレイカー、両陣営が主力とする仮面の適合者バイパーの数をほぼ互角になった。一方的な展開を割けることができ、戦況を長引かせる手筈てはずとなった。くまでも数的ではあるが。

 そのように持ち込んだ後、ガクウは屋敷敷地内に入り込んだ、ウィルソンに戦いを臨む。

 仕掛けられたウィルソンは相対し、他の者たちは屋敷に入ろうと進んだ。

 しかしその部屋に待ち構えられていた放射の仮面の適合者バイパーの攻撃で戦線復帰が望めない体にされた。

 そして仮面暴徒ブレイカーはそのまま進行を開始したが、途中、レック・レーフェンが率いた300人弱の部隊に阻まれ、屋敷敷地内で交戦する羽目になった。

 示し合わせたわけではないが、仮面の適合者バイパー仮面の適合者バイパー同士、一般武装者は一般武装者同士で戦うことになった。

 前者の戦況は一進一退だった。仮面装属ノーブルは1対2、数的不利を背負って戦っているが、形勢を崩す機会を狙っていたため、簡単にやられず、踏ん張っていた。

 後者は数の暴力で押し込める、仮面装属ノーブルが有利に進められていた。

 一方で先に戦いを始めていたガクウとウィルソンも一進一退だったが、明らかに手心が加えられていた。

 ガクウは仲間が行動しやすいようにおとりを務めていたから、本気で相手していなかった。

 その事情をウィルソンは知らないが、昨晩に起きた出来事を仲間から伝え聞いたから手加減されていると感じていた。

 それでもどうにもならず、周囲から打ち崩すことが難しいことを悟り、仮面の力をさらに引き出して攻撃するところで屋敷から出てきた仮面暴徒ブレイカーの首領にやられ、退場した。

 そして切り裂かれた彼に代わり、ガクウの相手を仮面暴徒ブレイカーの首領が務めることになった。


【屋敷内の様子】

 ガクウが交戦を引き起こし、仮面装属ノーブル仮面暴徒ブレイカーがかち合っているすきにティアス・ティフィカルテとレオレ・トフィーとピルク・トフィーは屋敷に通じる地下通路から侵入する。

 そして部屋に閉じ込められていた仲間のクーシャ・プラーネと合流して、仮面暴徒ブレイカーが持つ100枚の仮面を手にするため、書斎しょさい横の隠し部屋を目指す。

 しかしその部屋に待ち構えられていた念力の仮面の適合者バイパーにやられ、床に伏せられ、身動きを封じられた。

 そうなった後、仮面暴徒ブレイカーの首領が現われ、仲間にならないかと勧誘を持ちかけてきた。今までの蛮行を許し、働き次第では仮面を渡すことを条件にして。

 しかし相容れる間柄ではなかったため、仲間になることを断った。

 それを受けた仮面暴徒ブレイカーの首領は念力の仮面の適合者バイパーに始末を命じ、屋敷外の戦線に加わった。

 念力の仮面の適合者バイパーは命じられた通り、圧し潰そうと力を込めたが、レオレとピルクの反撃にい、倒された。

 その後、部屋を見渡した、クーシャたちは100枚の仮面がここにはないことを知り、最新情報を掴むため、情報収集へと移った。クーシャが享受の仮面の装着者ドライバーになることで。

 そして一通りの情報を掴んだクーシャがこれからの方針を語った。

 100枚の仮面は西の港町に通じる森にあることを仲間に告げ、ティアスを除いたメンバーがそこに向かうことを命じ、それを聞いた各個人はそれぞれ行動を開始した。

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