内容まとめ_1章2節(5~16枚目)に相当

 本文は以下の構成になっており、それぞれの内容について、内容をまとめています。

 また、ここで言及しました作品固有の用語・陣営・登場人物などは解説集として、別枠で投稿しています。

 詳しい内容はそちらでご確認のほど、よろしくお願いいたします。

 ただし解説集は各章の最新および全体の最新に合わせた内容で更新しています。

 ここで語る以上のネタバレを理解した上でご確認のほど、よろしくお願いいたします。それを望まない方は解説集の閲覧を御遠慮ごえんりょしてくださいますよう、よろしくお願いいたします。


【構成】

・本編-文庫本換算ページ数

・本編-大まかな内容

・勢力①:仮面暴徒ブレイカー

・勢力②:仮面装属ノーブル

・勢力③:仮面暴徒ブレイカー配下の仮面暴突クラッシャーを全滅させた者たち

・勢力④:仮面展意の統治領域インテル・フィールドから来た放浪者1人


【本編-文庫本換算ページ数】

 134ページ。


【本編-大まかな内容】

 悪逆を働く仮面暴徒ブレイカーと統制に携わる仮面装属ノーブルの陣営が巻き起こす騒動に関わる勢力図を中心に話で展開しています。


【勢力①:仮面暴徒ブレイカー

 1年くらい前、仮面装属の統治領域ノーブル・フィールド内のホコアドクという町を襲撃し、その町を占拠した暴力組織。

 その組織は占拠後の町で横暴な働きを繰り返している。その理不尽は鉄製の首輪をめられた町の人々に限定されているが、逆らう者であれば、誰だろうと容赦ようしゃしない。何もしていなくとも、女性であれば、さらわれる可能性があった。

 仮面暴徒ブレイカーを倒そうと個人から集団、無名から有名所まで、様々な者たちが関わったが、未だに健在である。一度足りとも敗北していない。

 やりたい放題の状況下にあるため、仮面暴突クラッシャーという複数の暴力集団を結成させ、勢力を拡大している。

 しかし何者かにより殲滅せんめつさせられている。

 故に討伐に来る仮面装属ノーブルの対処はホコアドクに居座る仮面の適合者バイパー20名を含めた、総勢100名で行わなければならなくなった。

 数だけ見れば、仮面装属ノーブルの軍勢より圧倒的に少なく、また戦闘に携わる者の練度も劣っていた。仮面の適合者バイパーの数が僅かに上回っているものの、他で生じる負担がのしかかることを踏まえると、楽観できるものではなかった。


【勢力②:仮面装属ノーブル

 東の大陸を統べる仮面組織パレスの一角である仮面装属ノーブル。その大陸の中央部を統治し、仮面の適合者バイパー絶対主義を掲げている。

 1年くらい前から騒ぎになり、今では誰も手が出せない存在となった仮面暴徒ブレイカーの討伐に自ら動いている。仮面の適合者バイパー19名を含めた、総勢500名の部隊でホコアドクに進軍している。

 数も戦闘に携わる者の練度も仮面暴徒ブレイカーを圧倒している。唯一、仮面の適合者バイパーの数が僅かに下回っているものの、相手が他で生じる負担を背負うことを踏まえると、有利であることに変わりない。


【勢力③:仮面暴徒ブレイカー配下の仮面暴突クラッシャーを全滅させた者たち】

 仮面暴徒ブレイカーが保有する100枚の仮面を狙い、活動している。そのために仮面暴徒ブレイカーの配下である仮面暴突クラッシャーを全滅させた。仮面暴徒ブレイカーを討伐する仮面装属ノーブルの援護ではなく、横槍として現われ、場をき乱されるのを嫌ったが故である。

 目的に身を投じる者たちで名前が判明している者は、ガクウ・ポルポ、レオレ・トフィー、ラピス・ヌルク、ピルク・トフィー、ティアス・ティフィカルテの5名になる。

 仮面暴徒ブレイカー仮面装属ノーブルの内情を探っている謎の存在を含めると総数は不明になる。

 それでも群集ひしめく中に首を突っ込むには心許ない人員である。

 交戦目的で動いているわけではないにしろ、常軌は逸していた。仲間に仮面の適合者バイパーがいたとしても。それは仮面暴徒ブレイカー仮面装属ノーブルにも言えることであり、その数は明らかに劣っている。その点も含めれば、自殺行為だと評してもおかしくない立場である。


【勢力④:仮面展意の統治領域インテル・フィールドから来た放浪者1人】

 道化の仮面の適合者バイパーでもある、この者は仮面装属の統治領域ノーブル・フィールドで話題になっている仮面暴徒ブレイカーの情報を集めている。

 統治領域フィールドの最上位監督である仮面装属ノーブルとの戦いにどのような軍配が上がるのか、楽しみにしている。

 その顛末てんまつを把握するためにどちらかの陣営には潜り込みたいと考えている。隠蔽いんぺいで分からずじまいの目にいたくないため、当事者として関わりたいと考えている。

 しかし決定打に欠けている。

 あらゆる人から情報を集めているものの、憶測の範疇はんちゅうに収まる内容ばかりである。興味がそそられる情報を手にできていないため、どちらの陣営に取り入るのも難しい状況だった。

 今後はホコアドクに向かう途中で情報収集に勤しんでいくつもりでいる。今までの旅で知ることができなかった情報を入手できる未来を夢見て。




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