現代の皆様は、こっくりさんをやったことがないかもしれません。
私が小学生の頃は、それはもうちょっとしたブームでしたね。
けれども、私が率先してやろうとは思いませんでした。
なんだか怖い印象があったからです。
こっくりさんをやるにあたっての、いくつかの決まりごとがあります。どれかひとつでも守らなかったら……。そういうことになるのかもしれません。
さて、こちらの作品のこっくりさんは、とても可愛らしいだけでなく、キツネ耳とキツネの尻尾という完璧さで主人公を魅了してゆきます。しかも、見える人にしか見えないという歯がゆさもあります。
読み進めて行くと、こっくりさんの可愛らしさに加えて、新しいキャラクターが出てきたり、更に更に可愛らしい子狐さんまで出てきたりして、でもすごくしあわせな気持ちに浸れるのです。
こちらの作品を読んだら、もしかしたらこつくりさんのイメージが変わるかもしれません。むしろキツネダンスをしながら読んでください。とても楽しいです。
ですが、こっくりさんの決まりごとを破ってはいけませんよ?