第17話古代兵器って何なんですか?

俺たちは、休憩した後車を作り直しまた森林を駆け始めた、

「ここの近くは何もないな」

その時、車が一瞬だけ浮き上がった、

「ウオッ!」

股間に浮遊感が、気持ち悪い、

「何でしょうか?」

「一回車から降りるか?」

「そうするか」

そして俺たちは車から降り、今通った場所を見回した、

「なぁ、麗佳」

「何?」

「あれ、変じゃね?あそこだけもっこりしてない?」

「そうだね」

「「・・・」」

「あれだな」

「あれですね」

それを見つけた俺と麗佳はそのもっこりしたものを掘り起こした、

「これ駄目だ、結構下まで続いてる」

「だね」

「ちょっと!クリスー、サイエンさーんこっち来てー」

「なんだ?何かあったのか?」

「いや、ここになにか埋まってるらしくて」

「何かとは何だ?」

「それが分からないから皆で掘ろうって言ってんの」

「あぁ〜」

「でも何でしょう?」

「私にも分からん」

その後皆の魔法で一気に周りから削っていき何か出てきた、形状は正方形で箱型の何か、隙間から透明な光が零れ出ている、

「なんか変な魔力だな自然に存在する魔力ではなく人工的に作られた感じだな」

「でもこの魔力属性なくないですか?」

「これは無属性だ」

「あ~、昔の人たちが作ったっていう魔法属性か」

そんな話をしていたら、箱が光り始めた―――その瞬間、壮絶なプレッシャーを食らった、

「なんだこの魔力プレッシャー

「どこからこれほどまでの魔力が」

俺は、魔力を探るその結果、

「下だ!」

「「「グッ!」」」

俺たち全員同時に上空に逃げる、逃げた瞬間凄く古びた人型の兵器が現れた、

「グ、ギギ、ガグ」

「なんだ?動こうとしているのか?」

「グ、グ、グガー!」

そう兵器が叫んだ瞬間箱が急に開き魔力で書かれた文字が出てきたそれは宙を舞い兵器の中に吸い込まれ兵器が崩れていくその中から、

「す、スライム?」

「で、ですね」

「ウガァー!」

か、かわいい、でもとんでもない魔力だな測定・・・やはり化け物か、攻撃力100000ってなんやねん!それに物理攻撃完全無効ってそんなチータやん!(こいつは魔法攻撃完全無効を持ってます、なので人?の事言えません)

「試しに、うりゃ!」

俺は、スライムに神速で近づきナイフで切る!

「グガー!」

「なんだ斬れたじゃん」

斬れた、だが即座に切れ目が修復きれいさっぱり元通りに、

「え!?治った!」

「こいつには物理攻撃完全無効ってスキルがあるんだ!」

「それはやばいな」

輝樹がナイフで切り、麗佳が殴り、クリスの剣撃がスライムに当たる、だがダメージはない、今度は魔法サイエンさんの精霊・雷魔法で電撃しかしスライムの特性で地面に流されるそれでまた無力化、今度は、スライムの攻撃、スライムが急に自らをひねり出し一気に噴出、スライムが増殖し一気に10体、

「これうざってえな」

攻撃しても倒せない、それに相手の攻撃を喰らうわけにはいかない、ので結局受け流し泥沼な攻防が続く、

「うぜぇー!」

「ちょっと!輝樹さん!うるさいです!私もうざく感じているんですから!」

「そうだぞ!輝樹早く牛乳を持ってこい!」

「サイエンさん、あんたもうキレてんじゃん!」

「そうだぞ~、サイエン~、うるさいぞ~」

「麗佳は麗佳でどうした!?」

「いや、思いっ切り殴ったり蹴ったりしているのにスライムだから吸収されて勢いが奪われ気持ちよくなれない」

「そ、そうですか」

今の話を聞いてると前から物に当たっていたのだろうこれから麗佳を怒らすのはやめよう若い女子がハゲたら可哀そうだしなと心に決める輝樹なのであった、

「今、ちょっと失礼な事考えなかった?」

「い、いえ!していません!」

なんだ!?女の勘か?

「でも、ほんとにうざいなぁ!?」

「そうですねぇ!?」

「てゆうかどんどん数増えてないか?」

「1・2・3・・・20体!?」

多くね!?だからこんなにも連続で出てきたのか!

「どうすればいいのだ・・・あ」

「あ、って何!?サイエンさん!」

「私にはバタフライナイフがあるじゃない!」

「それをもっと前から気づいてくださいよ!」

「そうと決まれば!酸性の液体をバタフライナイフに入れて」

そういいサイエンさんがスライムに思いっきり突き刺すと、アルカリ性のスライム(細かく言うとホウ砂)と酸性の液体が中和しスライムが溶けていく、

「よし、うまくいったな」

「ナイスです!サイエンさん!」

「すごいです!サイエン!」

こうして、どんどんスライムを溶かしていくサイエンさん、

「セイ!トリャ!!セイバー!!!ラストー!!!!」

ドスッ!

「グ、グァァァ!」

最後の一体が倒れた、

「よし終わったか?」

「それ言っちゃダメでしょ?」

「これ確か敵が復活するフラグだよね?」

「そんなフラグこのサイエンさんが壊してくれる!」

「何故私に丸投げするのだ?」

そんな話をしていたらもう一回箱が形成された、

「おいおいフラグ回収してんじゃん!」

「やばいやばい」

そんな焦っていると箱が空いたその瞬間また箱から文字が出てきて俺の体に吸い込まれた、

「う、なんだこれ!?う、うわあああ!」

ドサッ!

「「「輝樹!」」」

こうして俺は眠るのであった、

~第十七話終了~

あとがき

試験で更新できなくてすみませんでした!これからも更新していくので何卒応援よろしくお願いします!

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