第8話チートって何なんですか?
そのあと、俺たちはベルフェゴール山脈に近い村に戻った、そして俺はSランク冒険者の力を使って、ギルドの部屋を無料で貸してもらった、クリスをとりあえず寝かした、そう俺たちが戻った時には、出発した日から数えて5日経っていた、
おい、ベルフェゴールもしかして、あのダンジョン時間の流れ遅いのか?
[うん~そうだよ~]
そうか、ありがとう
[どういたしまして~]
~その夜~
俺は、王都に入るための道具を作っっていた、
「王都に入るのに、素顔は無理だろうな。仮面ぐらい作るか、はあ~」
あまり、気が乗らない多分いや絶対俺が作ると厨二病チックになる、まあ仕方ない、多分この機会にしか使わないしな、ガチャガチャ、ペタペタ俺は約30分で作った、やはり、厨二病チックになってしまった、何を隠そう、俺が作った仮面は狐の面だ。それも、顔がすっぽり入るくらいの、目元がきりっとしていて、お面の形は滑らかにした、もう本職、暗殺者って言っても、怪しまれなさそうだ。
「ふう~、疲れた~何か飲みに行くか」
そうして俺は、ギルドに入っているカフェ?に行った、なんとそこには、コーヒーが売ってあったのだ、俺は、心の中で狂喜乱舞した、何を隠そう俺は無類のコーヒー好きだ、名前はタビーというらしい、
「すみません!タビー、一つ!」
「はい!分かりましたー!」
そして、俺がタビーを入れ終わるのを待っていると他の冒険者が面白いことを言っていた、「おい、知ってるか?最近召喚された勇者様方がサタンダンジョンの最高到達地点まで行ったらしいぞ」「まじか、今の最高到達地点って言ったら50層じゃねえか」ん?まだサタンのところまで行ってないの?さらに最下層行ったことないのに俺のこと、最下層に送れたの?どゆこと?あいつらチートの集まりだろ?まだ50層なの?そういえば、俺が飛ばされた処の壁に1000って書いてあったな。え?まだそこなの?ひどいな~、と考えていたら、
「お待たせしました~」
お!来た来た!、まあ俺には関係無い話だし忘れよう、今は、タビーだ
「では、いただきます」
俺は、コップを持ち、口に運んだ
う、う、うまい、口の中に広がる苦み、その中にあるコーヒーの独特の風味、おお~うまい、さらにセットでミルクがついてきていた、それをタビーの中に入れた、コーヒーにミルクは完全に混ぜない方がより深みが出る、いいぞミルクのコクも相まってうまい、
「ふう~、美味しかった~。これで朝まで起きられるだろう」
そこから俺はずっと作業をしていた。
~次の日~
「お~い!クリス~起きろ~」
「ん~、もうちょっと寝かして」
なので、俺は寝かそうとした、永遠の眠りを、
「ひっ!変な殺気!」
起きたか、
「今から、行くぞ王都に」
「はい、分かりました!」
「じゃあ、テレポートするぞ。場所は...王都の近くの平原でいい?」
「いいですよ、でもなんで王都に直接テレポートしないんですか?」
「それは、あれだろ?王都内に急に人が現れたら、騒動になるだろ、で騎士団が来る、で王様に見つかる、で俺バレル、でまた殺されかける」
「そ、そうですよね~」
「じゃあ、本当に行くぞ[魔法:テレポート!]」
ああ、また浮遊感がヤバイ、
「よし、着いた。お、あった王都の入場門だ。」
「行きましょう」
「うわぁ、すごい行列、俺は人混みが嫌いなんだよ」
「えーと、王都の入り方を知ってますか?」
「知らん!まあどうにかなるだろ」
「駄目です、少しでもおかしかったら騎士団に目を付けられますよ?」
「え~。めんどくさ~」
ちょっとベルフェゴールぽかったのは気にしないでください
「じゃあ、クリス入り方を教えてくれ。」
「はい、まず一般の人は身分証明書と10,000ゴールドを出します。
冒険者は、ランクによって出す金額が変わります、一番下は10,000ゴールドそこから1,000ゴールドずつ減ります、なので一番上のSランクは5,000ゴールドです」
「なら、大丈夫だ、サタンのダンジョンでめちゃくちゃ貰ったから」
[おい小僧、我は渡してないぞ!どこにあった!]
「え、宝物庫からとったけど?」
[おい、渡してないぞ!]
「え⁉勝ったけど貰えないの?」
[あげとらん⁉]
まあ、そんなことはどうでもいい、[どうでもよくない!]
はいはい、悪かった悪かった、でも使います、[ふざけるなぁー!]
俺は、聞かなかったことにした、
「おいおい、何でここに子供がいるんだ~?」
あ~。またかよ、また変な奴に絡まれたよ、
「おい、そこのかわいこちゃん、こんなガキとなんかより俺と遊ぼうぜ~」
「嫌です!」
「あ、俺に逆らうのか?俺はBランク冒険者のトリソ様に!」
何だこいつ?日本の某戦闘グルメ漫画の主人公みたいな名前しやがって!
「俺は、Sランク冒険者だが?」
「は⁉何嘘ついてるんだよ...!え!嘘だろ!世界に今10人しかいないのだぞ!」
「分かっただろ?ほらさっさと散れ!」
「す、すみません!」
そのあとは、皆俺がSランク冒険者だと知ってなのか、皆道をどいてくれたので、すぐ入れた、騎士団も俺がSランクだと知ってからか、こびへつらっていた。そのあと、王都には仮面をつけた凄腕冒険者が来たという、噂が流れるのだが、そのおかげで、宝物庫に入る作戦に支障を利かすことを影薄たちはまだ知らなかった。
~第八話終了~
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あとがき
すみません、投稿しなくてすみませんでした、ちょっとこの話の展開が思いつきませんでした。
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