第7話宝物庫って何なんですか?

俺は、その話を聞いた後、ベルフェゴールにいわれがまま、ベルフェゴールについて行った、そして

「あ。」

いたのだそこに、子供みたいに泣いているクリスが、

「だ、大丈夫か?、クリス。」

「だ、だ、大丈夫じゃないですぅー。」

いやー、いつもキリっとしている子が泣くと、なんかギャップを感じるなー

「で、テルキさんその後ろにいる、人ならざる者は誰ですか?」

「ああ、この二人は、」

「サタンと申す。「ベルフェゴールです~」

「え?えーー!サタンとベルフェゴールって言ったら、神の反逆者でもあり、英雄クラスの方たちでも攻略できない、ダンジョンのボスじゃないですか!」

うん、説明ありがとう、やっぱりそうゆう風に広まってるんだな、

「じゃあ今からボス戦ですか?」

「いや、もう終わってる、てゆうか勝った、力ももらった。」

「え?!もうクリアした?じゃあ私来た意味無いじゃないですか~。」

「じゃあベルフェゴール、次の七つの大罪の場所を教えてくれ。」

「無理~。」

「えっ?何で?」

「だって他の七つの大罪の場所知らないし~。」

「じゃあ何で、サタンとベルフェゴールはお互いの場所知ってたんだ?」

「だって、俺たち、魔法やスキルを育成してたって言ったじゃんその時に通信魔法が作れたんだよ~。」

「なるほどな。」

「あ、でも~セオロ王城の宝物庫にマモンの所在地が書いてある地図があるはずだよ~。」

「くっ、クソ今頃あそこに行ったところで話を聞いてもらえる気がしない。」

俺は、思い出した、あいつらの事を、

「どうしたんですか?テルキさん。」

俺は、考えた俺の都合にクリスを巻き込んでいいのかと、だから俺は決めた、

「いいかクリス、君との旅はこれで終わりだ、俺は今から一人で王城に行く、あとこれからは、俺に関わるな、絶対に悪いことになる。」

「どうしてそんなことを言うんですか?私はテルキさんについていきます。」

「駄目だ!いいから村に居ろ!君を巻き込みたくないんだ!」

「私は、あなたを愛してます、あなたが誰であろうと何をしようと、あなたについていきます。」

「君は俺が、何者でもそばにいてくれるか?」

唐突なことで、頭が回らない、うまく言葉にできない、

「はい!」

俺はその力強い声で、頭がクリアになった感覚になった、

その瞬間、俺は何故か膝から崩れ落ちた、

「落ち着きました?」

「ああ、すまない落ち着いたよ、じゃあ俺のことを話す。」

俺はクリスにすべて話した、

俺が、異世界人であること、天職のレア度がsecretであること、王国から嫌われている事、これがすべて神によるものだという事、クリスは、真剣に聞いてくれた時には泣いていたり、時には怒ってくれたり、俺は初めて救われた気持ちになった、

「なんですか!その神は!ふざけてますね!」

「信じてくれるのか?」

「そりゃあ信じますよ、愛した人が言ったことを信じれないなんてそれは本当の愛とは言えないじゃないですか!」

「あー、話に割り込んで悪いけど小僧、決まったか?行くか、行かないか?」

「ああ行くよ、ついでに王国にいる奴らに目にもの見せてやる!」

「そのいきだ!がーはっはっは!」

「よし、今から行くぞ」

~第七話終了~


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