第4話この女冒険者何なんですか?

その後、俺はベルフェゴール山脈の近くの村の近くテレポートをした、


「あーもう本当に最近ついてないな。」


何故、俺が今こんなこと言ってるかというと、目の前に盗賊に絡まれている女冒険者が見える。これなら直で村にテレポートするんだった。あ、でも直で村に現れたらそれはそれでめんどくさいな。


あっ目があった。


「そこの君速く逃げるんだ!」


?あいつ何言ってるんだ?今一番ピンチなのはあんただろう。


「えーと、そこの盗賊さんたち。」


「あっ!、なんだこのクソチビ舐めてんのか?」


ブチッ


「あ?今俺のことチビって言ったか?」


「聞こえなかったのか?もう一度言ってやるよクソチビ!」


もうこいつら絶対許さない。こいつらを頭を真上から30%ぐらいの力で殴って身長縮めてやる。


「野郎!ぶっ殺してやるー!」


そこからはひどかった、俺の一方的な蹂躙劇になった。俺はめちゃくちゃ殴た、頭を

一人当たりだいたい10㎝ほど縮めてやった。何人かはズボンが濡れていた正直汚ねえ。


「そこのお嬢さん大丈夫?」


女冒険者はやっと顔を上げた。俺は顔を見た瞬間頭に電撃が落ちたような感覚に襲われた。そう、この女冒険者とてつもなく美人なのである、いやどちらかというと美少女系か?

髪は腰にまで届く長髪であり黒髪で艶がすごい。黒目の部分は淡い紫で、目元はひどく優しげだ。ボディラインがエロかった色気が半端なかった。着物が似合うThe大和撫子っていう感じだ。


「あ、ありがとう。」


「じ、じゃあ俺はここで、さようなら」


「待って!お礼位させてよ。すぐ近くの村におすすめの店があるの。」


「まあ俺も寄る予定だったからな、じゃあお言葉に甘えて。」


「やった!」


なぜかその子はすごく嬉しそうに案内してくれた。たまにちらちら見てきて目が合ったら頬が赤く染まっていた。かわいいと思っていたらどうやら到着したらしい。


「ここです。私のおすすめの店は。」


確かに外見は綺麗とは言えないが汚いという印象は受けない。それに、おいしそうな匂いがする。この匂いは、カレーだ!

俺たちは、店に入った。


そこで彼女のおすすめ料理を頼んだ。そしたら奥から店員らしき人が来た。


「お、この村の女神クリスちゃんはやっと好きな人ができたのかな?」


「ちょっと、奥さんからかわないでくださいよ~。」


「だってな~、クリスちゃんが男を連れてくるなんて恋しか思いうかばないよ。あんた名前は?」


「え、テルキ カゲウスです。」


「へえー、で天職は?」


ぐいぐい来るなこのおばさん。


「天職は魔法使いです。」


「これは普通だね。冒険者ランクは?」


「これでもSランク冒険者です。」


「なるほどね、まあこれからクリスを末永くよろしくね。」


「からかわないでくださいよ。」


奥さんは高笑いしながら奥へ消えていった。


「面白い人だったね?」


「あ、あのそのテルキさんはどう思いますか?私のこと。」


「ん?かわいいとは思うよ。」


ん?物凄く照れていたこれ以上ないほど照れていたかわいい。

クリスが照れている間に料理が来た。


料理の名前はカキフというらしい。あのカレーのような匂いの正体はこいつだ。

俺は我慢できずに一口食べてみた。

言葉で表せないほど美味かった噛んだ瞬間肉汁が湯水のごとく出てきた。さらにぱさぱさしてなくどちらかというと、とてつもなくジューシーだった、最後にカレーの味

がついている皮がいいアクセントだ。俺はわずか1分食べきった。


「ふー美味しかった。」


「ですよね。私もついつい食べ過ぎちゃって。」


「では私は、これで宿屋を探さないといけないので。」


「なら私が、案内しますよ!」


「それはありがたい。」


そこから近くにある宿屋着いた。そこですぐ部屋に泊まった。


「テルキさんは明日また旅に出るのですか?」


「はい、明日はベルフェゴール山脈のダンジョンに行こうと思ってます。」


「なら私もついて行っていいでしょうか?」


「別にいいけどどうしてここまでしてくれるんですか?」


「そ、それは…」


「うん?」


「テルキさんのことを好きになってしまったからです!」


俺は思考を停止した。まさか初めての告白が異世界なんて考えられるか?


「す、すみません変な事聞きました。で、では明日の早朝に行くので門の近くにいて

ください。」


「わ、分かりました。」


俺はその日寝れなかった。ずっと悶々としていた。

~第四話終了~


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