第3話この国何なんですか?

サタンを倒してから結構長い時間が過ぎた俺はいまだにダンジョンにいる。

その理由がこれだサタンを倒した後、壁から新しい扉が出てきた。入ってみたらただただでかいだけの空間があったが、そこには大きな宝箱があった。一瞬うわ罠臭ぷんぷんですわ~と思った。だけど考えてみたらもうサタンは死んでいるならば罠の可能性が低い。


俺は宝箱の目の前に立った


「レッツオープン!」


中には謎の果物が入っていた


「鑑定」


鑑定を使う

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ITEMNAME 憤怒の果実 クラスsecret 世界に一つ

効果:食べるまで分からない

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「まあ、大丈夫だろいきなり死ぬとかきつすぎだし」


俺は食べた今思えばぶん殴りたくなる。

どうしてかというとまず四肢が悲鳴を上げた


「うわあーー!」


その後骨が砕けたなぜか死ななかったでも覚えてる壊れては再生を繰り返した

そこからの記憶がない、でも身長とかパワーが上がった特に上がったのはパワーだ。

元のステータスの約二倍になっていた。


その後、俺はこの階層にいたモンスターをかりまくった。

その結果、割と暇になり。


その後その空間をうろうろしたそしたら魔法陣が現れた。


俺は嫌な予感がした過去二度ほど感じたことのある浮遊感を特に股間部分に。


気づけばそこは森の中だった、モンスターが俺の周りを走っている。

俺はとにかく疲れていたので神速を使いすぐ近くの村に行ってみた。


村の名前はカリユ村というらしい。


この村に入るには謎の石板(ステータスプレートというらしい)を見せなければならないらしい。


そのまま見せたら王宮で起きたことの二の舞だな、なので今までつかってこなかったスキル:情報偽装を使い

名前をテルキ ウスカゲにして天職を魔法使いにしたスキル欄は加速、ナイフ術。装備品もなくしたこれで怪しまれずに済んだそれで村に入るやいなや俺はびっくりした


文明が進んでなさ過ぎたんだ、前の世界で言いうと中世のヨーロッパの街並みに似ている俺なりの推測だがこの世界は魔法のせいで文明の進化が停滞している。


まあそれより宿場に泊まるためギルドに行くことにした。


そこでギルド登録しようと思ったんだが、ギルドカリユ支部に入った瞬間絡まれた。


「おいおいそこのあんちゃん随分とひ弱そうだな。今ここでボコられたくなかったら金目の物を置いてけや。」


おいおいこの国大丈夫か?冒険者が盗賊まがいな事してるぞ。

というかこのおっさん弱くね?Lvたったの10だぞ。


何が面白いのか、このモブおっさんとモブ冒険者1・2・3が、すごい高笑いしている。


俺の経験が告げているこんな奴らにかまう必要がないなと、なので俺は見なかったことにした。

すぐ近くにある受付に向かって歩き始めた。だがやはりこの手のモブおっさんはとてつもなくしつこい。


「おいおいおい。どこに行こうとしてるんだ俺を無視してんじゃねえよ。ほんとにボコるぞ!」


ここで俺は今までないぐらいの笑顔で


「ごめんごめん。弱すぎて目に見えなかったよ。」


一瞬の静寂のうちここまで鮮明にブチっという音を聞いたことあるだろうか?いや、ない!


その瞬間右から拳が飛とんできて、その時ドン!と音がした。


モブおっさんは「はっはっは、見たかこの俺様を馬鹿にするから…」

モブおっさんが黙りだした。皆、おっさんの目線の先を見た、そしたら皆、『信じられない!』という感じの顔で見ていた。

当り前だろうドンという音がし、煙が出るまでの力で殴ったのにそこには防御態勢やスキルや魔法も使ってないのに無傷の男がそこに立っているんだから。


「あれ今のが本気?ねぇ受付のお姉さん今ここでやり返したら俺捕まる?」


「え?あっいいえ先に手を出したのは相手の方なのでこのままやり返しても正当防衛

になります。」


「あっそう、ありがとうお姉さん。」


なので俺は殴った。10%くらいの力で、モブおっさんは一生懸命謝っていたが時すでにお寿司、ゴンッっていう到底生身で鳴らしていけないような金属音みたいのがして、モブおっさんは壁に思いっきり激突した。

よく見たら割と余裕そうだったのでもうちょっと力入れて殴ればよかったと思った。


「あ、お姉さんギルド登録したいんだけどここでできる?」


「あ、はい今すぐにでも作れます。その代わり試験を受けてもらいます。

試験の内容は何匹かのモンスターを倒してもらいます。

まずはEクラスその次がDクラスというようにどんどんクラスを上げていき最後に倒したモンスターのランクで冒険者ランクを決めます。」


「うん、分かった、ありがとう今すぐ受けるよ。」


「分かりました。今すぐギルド長を呼びます。少々お待ちを」


「はい」


無視していたが後ろからすごく睨まれている主に冒険者

冒険者の話を聞くとこんなことが聞こえた


「嘘だろあいつ、あいつが倒した相手Bランク冒険者だぞ」


「まじかよBランクなんてランク:レアの天職持ちでも少人数だぞ」


最初「あれ?もしかして俺強い?」と思っただがいくら中二病の俺でもそこまで自惚れるつもりはない。

だがそんな話が聞こえたので疑問が確信に変わったなぜ天職のレア度がsecretというだけで不当な扱いを受けるのかやっとわかったのだ。


答えは単純、強すぎるのだ。


サタンが言った通りsecretの力は神にも届く可能性があるからだ。思い出してほしいサタンが言っていたことを「この世界の住人は神のいいなり。」だと、だから神は間違った情報を人類に伝えたそれによりsecretを持つ者はどんどん減っていったのだろう。だから今の世界はレジェンドまでしかいないのだろう。


いやー、この村に入るときステータスを偽っといてよかったと思った。俺がいろいろと考えていた時、受付のお姉さんが声を掛けてきたどうやら準備が整ったらしい。


そこにギルド長らしき人物が来た。


「こんにちは。私がギルド長のラコアです。試験会場はこの先です。私が案内しましょう。」



「よろしくお願いします。」


「試験会場に着いたらまず試験を行います。もうすでに説明を聞いたと思うので早速始めましょう。情報によるとあなたはさっきBランク冒険者のモブオを倒したと聞きました。その情報に嘘偽りはありますか?」


「いえ、嘘偽りはありません」


てゆうかあのおっさんモブオって名前なんだ名前からモブ感半端ないなwww


「ん?どうしたのですか?急に笑い出して?」


「大丈夫です。思い出し笑いをしていただけです。」


「えー話を戻します。さっきの情報通りだとあなたはBランクに並ぶ力があることが分かりました。なのでBランクから受けてもらいます。それでよろしいですか?」


「はい、大丈夫です。」


「では始めます。まずはBランクのオークからです。」


そしたら急に扉が開いたそこからオークが出てきた。

今更こんなカスに負けるはずがない。

まあ予想通り瞬殺してしまった。まず加速でオークに近づき一撃で首ちょんぱする。

そこから観衆が騒ぎ始めた。「なんだいまのスピード速すぎる!」

「それもあるがオークの首を一撃で切れるパワーも異常だ!」等々人をバケモノみたいに言いやがる、


「次はAランクモンスターのオーガです!」


なんか司会者が実況者ぽくなっていたのは触れないでおこう。


次に出てきたオーガは日本でいうと鬼に似ている。鬼と人間の中間にいる感じだ。

だが今回の相手はオークなんかよりスピードが高いから仕方がない神速を使うか

「スキル:神速!」一瞬会場が静かになった会場で「あれは神話の時代のスキルだぞ」という声が聞こえたが聞き間違いだろう。

そのまま俺は真ナイフ術を使うこともなく倒した。

「お、おおおおおーーーーー!!」

会場が盛り上がった。次どちらが勝つかの賭けをしている輩もいる。


「さあだんだん盛り上がってまいりましたー!最後のモンスターはこいつだ!」


司会者の実況者っぷりが止まらないが、これで最後か、さぁ、どんなモンスターが出てくるのだろう。

「イヌンガだあーー!」

あれ倒した事あるよね?この雑魚モンスター。この程度がSランクなの?さらにダンジョンで出会った奴よりLv20ほど低い、なので俺は新しく覚えたスキル:真ナイフ術に内包していいるスキル:投げナイフを使ってみた。

軽くスナップを利かせて投げてみたところビュン言う轟音を鳴らしながらイヌンガの頭に吸い付くように刺さった。一撃で絶命させていた。

みな何が起きたのか分からずシーンとなっていたがやっと何が起きたのか理解したのか無茶苦茶盛り上がっていた、


「うおーーー!!まじかよあいつ一撃でSランクモンスター倒しやがった!!」

「これにて試験終了です。お疲れさまでした。これでテルキ カゲウスさんは無事Sランク冒険者になりました!」


その後は忙しかった。まず女性に求婚されたり、冒険者からは弟子にしてくださいとかさんざん追い駆け回された。ギルド長の気遣いによりギルドのVIPルームを使わせてもらえた風呂に入ってすぐベットに入り、某日本を代表する猫型ロボットアニメの、野〇太君並みの速さで眠れた、ときどき外がうるさかったけど気にしないことにした。


次の日、俺は受付にいた。当初の目的を忘れる前に終わらそう。


「あのこの国の地図ください。なくしてしまいまして。」


「はい、分かりました。テルキ様はSランク冒険者なのでお金はいりません。」


「分かりました、ありがとうございます。」


俺はすぐさま部屋に戻った地図を見ながら朝ご飯を食べていた、


「えーと、ベルフェゴール山脈、ベルフェゴール山脈っと。お、あった。」


えーとここから10キロか地図見ながら行くの大変だな


[おい、何考えているんだ?魔法テレポートがあるでわないか!]


あっそうそう、そうゆう魔法がhづるおいぇfy?

え?な、何で頭の中でサタンの声が聞こえるの?

そうか幻聴かそうだそうだ、そうに違いない。


[おい、反応しろ若造が]


うわああー幻聴じゃなかったー

ていうかなんでサタンの声が聞こえるんだ?


[それは、我が説明してやろうお主は我から称号:憤怒の王を受け取ったよなそれに


は我の意思が強く残ったのだ。だから称号越しにお主の精神に語り掛けている。]

なるほどねえ、ってことは成仏できなかったの?


[まあそうゆうことだ。]


まあ、これからよろしくなサタン


[ああ、よろしく頼む。我もお主の旅の終わりを見てみたのでな。]

~第三話終了~

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