第2話このチート職業何なんですか?

俺は今ダンジョンの最下層でうろうろしている。


そしたら大きな生き物の様な物が近づいてくるのが分かった。俺は隠れながら岩陰に移動し使えそうなスキルや魔法を探した。ちょうどそれらしいスキルを見つけた。スキル名は情報収集LvMaxに付属している情報閲覧というスキルを使い、目の前にいる犬型モンスターのステータスを確認した

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モンスター NAME イヌンガ Lv110

パワー100 スピード70

ディフェンス150 ラック30

総合力350

スキル:体当たり 切り刻む 加速

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Lv110弱くね?

ステータスは、ほぼ互角プラスに生成魔法で作ったナイフによりパワー+50さらにスキル:ナイフ術によりパワー+10これによりパワー210、相手のディフェンスを大幅に上回っている。レベルが100を超えてコレほどのステータスしかないのか。とれともこいつが低すぎるのか?

まあ、やってみるか。まず隠密で姿、気配を消しモンスターに接近し首を斬り飛ばした。血しぶきが宙に綺麗に舞った。


「すげぇ!切った感覚がない!」


その瞬間、某RPGのレベルアップしたときに鳴るような音が頭の中で鳴り響いた。

俺は、急いでステータスを確認した

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NAME 影薄 輝樹 Lv50 称号 生に囚われた者

HP200 MP500

パワー140 スピード140

ディフェンス50 ラック80

総合力410

天職 特務 レア度secret 

スキル:ナイフ術Lv10 銃術Lv1 隠密Lv3 準備万端Lv1 用意周到Lv1

情報収集LvMax 情報偽装LvMax

魔法:生成魔法Lv2 黒魔法Lv1 テレポートLv1

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俺はレベルアップの快感が忘れられなくなり、そのあとこの階層に出てくるモンスターを狩りまくった。何故かモンスターは全然リポップしなかった。

ふとおもむろに石板をのぞいてみた。ん?

入手可能スキル?なんだこれは?

俺は、今なるべくほしいスキルを選んだ。


・加速

・限界突破

・鑑定

・魚使い


計四つの選んだ

なぜ魚使いを選んだかというと食料がないからだ!

魚使いの能力は魚を呼び使役することができる、だから魚を呼び生成魔法でコンロを作り焼き魚にして食べる。


「いただきます!う、う、うまいー!」


久々のご飯は最高でした。

よし、次は最初から気になっていたあの大きな扉、何かアイテムはめれるような窪みが扉にあったが、この階層の敵全員倒したからか知らず知らずのちにアイテムが揃っていた。

扉を開けいざ!ボス戦…に行く前に武器や装備を作ろう

1時間の試行錯誤の末ついに完成した。


武器

良質なナイフ ランクC

しょぼいピストル ランクD

装備

白いワイシャツ ランクB 毒耐性

黒いジャケット ランクB

黒いネクタイ ランクB 火耐性

黒いベルト ランクB

黒いズボン ランクB

黒いローブ ランクB 雷耐性

黒いローファー ランクB


なぜかスーツような服しか作れなかった。

でも通気性がいいし耐性もついてるし防御力も折り紙付きだ!更に動きやすい!

銃も作れるようになったし、良しとしよう。

よし、ボス戦行くぞー!

扉を開けたその時だった、恐怖して固まってしまった。何故なら目の前に見た目が大きな狼のモンスターがいるからだ。

狼は俺のことを見て一瞬止まったが、その瞬間、俺へ一直線に襲い掛かってきた。俺は即座にスキル、加速と隠密で物陰に隠れて情報収集で狼のステータスを確認した

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NAME 憤怒の化身 悪魔狼サタンウルフ Lv10000

HP10000 MP10000

パワー5000 スピード1000

ディフェンス4000 ラック100(カンスト)

総合力30100

スキル:七つの大罪「憤怒」

魔法:黒炎魔法 黒雷魔法 

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俺は絶望した。

俺は思った「あ、終わった」と、だが俺は聞こえた神の声が「神は言っているここで死ぬ定めではないと」

まあ冗談は置いておいて何が一番有効なのか考えてみた。俺は、黒魔法を使った。


「黒魔法:ライフ・ドレイン」


黒魔法:ライフ・ドレインとは相手寿命を徐々に奪い取っていく魔法である奪った寿命はMPに変換されていく魔法である

この魔法は毎秒50HP削っていくこれを発動しながらスキル加速と隠密も使い三分の一まで削った。そしたら相手のステータスが変化し始めたことに俺は気が付いた。

その瞬間、悪魔狼が発光し出し翼が生え始めたその後も尻尾や角も生え始めて

最後には全く別の生物になっていた。その姿はまるで厨二病にかかった人は好きであろう生物。

幻の生物、ドラゴンになったのだ

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NAME 憤怒の化身第二形態 黒ドラゴン Lv15000

HP3000 MP5000

パワー10000 スピード100

ディフェンス5000 ラック100(カンスト)

総合力33200

スキル:七つの大罪「憤怒」中

魔法:黒炎ドラゴン魔法 黒雷魔法

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数分の前の俺なら絶望していただろうだが、今の俺のMPは7000ある、だからMPの問題で、出来なかった新しい黒魔法を使おう。だが、これはまだ使えない。何故なら長い溜めが必要だからだ。


まず最初にドラゴンは黒炎魔法、黒炎ブラック・ファイヤと言う魔法を発動し黒い炎を吐き始めた。

俺は、さっきと同じように加速で避けたのだが、今回は余裕が無く、ぎりぎりだった


それからは防戦一方。持久戦になるとまずい仕方ないが黒魔法を使うしかない、

「黒魔法:アナザー・コア・ブレイク」

黒魔法:アナザー・コア・ブレイク文字通りもう一つの心臓を破壊する魔法

これは相手の心臓に直接的に干渉する魔法。人間の様に考える力を持つ種族には効かないがモンスター相手になら十分有効だ!

これで一気に削る!狭い空間に黒炎と黒い手が交差する、それは何とも幻想的な光景だった。


だがしかしドラゴンが叫び始め、のたうち回り始めた。

理由は明確、黒魔法が効き始めたのだ。ずっと終わらないと思われていた足掻き、案外すぐに終わった。

俺は終わったと思いHPポーションとMPポーションを飲んでいた、

すべて終わった―――かに思われた、


「揺れている?何だこれは!」


急に地面が揺れ始めたのだ。俺はドラゴンを見た、そしたらドラゴンの腹からどす黒い魔力を持った何かが出てきた。

情報収集でステータスを見た俺は、息をのんだ

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NAME 憤怒の守護者 大悪魔サタンLv??? 称号 憤怒の王

称号追加ステータス:魔法攻撃完全無効

HP??? MP???

パワー??? スピード???

ディフェンス??? ラック???

総合力?????????????

スキル:七つの大罪「憤怒」終

魔法:最終黒炎魔法 最終黒雷魔法

装備品:憤怒のナイフ ランクSS

   :憤怒の冠 ランクSSS

   :憤怒の紅玉 ランクSSS 

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なんだこのふざけたステータス、ゲームなら死に戻りすればいいけど、今は自分の命を代償にするデス・ゲームなんだぞ!と俺は心で悪態をつく。

正直、勝てる未来が想像できない。称号追加ステータスとか初めて見る、ていうか称号はスキルに影響しないんじゃないのかよ!


「まあ、やるだけやってみますか!」


まずスキル:ナイフ術でパワーを上げて良質のナイフも持って合計パワー300でさらに加速もつけて攻撃を決めようと意気込んだ時、


「お前は、神の信者か?または使徒か?」


と不意に質問を投げかけられた、


「そんなわけないだろうどちらかというと今からでも神を殴りに行きたいぐらい嫌いだ」


「・・・ふむ、面白いな。お主、この世界の住人じゃないな?この世界の住人のほとんどが神の言いなり。お主、神に何をされた?」


「急にこの世界に呼ばれ、不当な扱いを受けた、しかも天職のレア度がsecretだっただけでだ。そして急に変なとこに飛ばされてこれを怒らないでいられるか?」


「そうか。なら我とお前は同じだな」


「俺とお前が同じなわけがないだろう」


「いや、同じだ我も日本という国にいた男だった、今のお主と同じくらいの歳にこの世界に飛ばされた。その後は、お主と変わらんだが我の怒りは止まらなかった。その時、称号憤怒の王というものを手に入れたその時にはもう我は、このダンジョンに封印され人間ではなく悪魔になっていた」


「そう、だったのか」


「そんな、我でも神に届きすらしなかった。人間をやめてしまったからだろう。我の姿は天職レア度がsecretの者の成れの果てじゃ。同じような奴が我を合わせて七人いるそいつらを倒し力を貰え、そうすれば、お主の目標は達成されるだろう」


「でもそしたら…」


「我を心配するな、もう人間をやめた時点で帰れる希望を失ったのだ、だったらまだ可能性があるものに授けるのがいいだろう?」


「そ、そうかじゃあ力を授けてくれるか?」


「まだ駄目じゃ、お主はまだこの我の試練を突破していない。力が欲しければ我を力づくで認めさせてみよ!」


一瞬の静寂の中、先に動いたのはサタン。

まず最初に挨拶程度の右ストレート、加速で難なく避けるがやはり相手もまだ本気ではない。

次はどうやって攻撃しようか?射程も短いし魔法完全無効もある、仕方がない、加速で急いで相手の懐に入るそして相手の胸に二十連撃をくらわす!


「ほうなかなかやるではないか」


そういうが今、お前のHP???だから分からないんだよ!


これならどうだ。俺はしょぼいピストルを取り出した。

今の俺のLvは100だから生成魔法でさらにランクアップできる。即座に組み立てるその間なんと1秒、完成したのが完成されたピストル ランクAなんとパワー+100

なぜか銃を持つとしっくりときた、流れるようにリロードし神速の6連撃、


「小癪な。飛び道具なんぞ使いおって。だがそれでいいそうでなければ神には勝てない!」


「おらあ!」


俺は全力で魔力を注ぎ放出する。

ピストルが案外異世界でも使えた、これで攻撃し続けていたらいつか倒れるだろう。

それを続けて結構な時間がたった、悪魔の顔にも疲れが見えてきた、

その瞬間悪魔が何かし始めた、


「なんだ!この魔力は!?」


「目に焼き付けとくのじゃ、最終黒炎魔法:レッド・ドラゴン・ブレス」


その瞬間空間が赤い炎の海になった、ところどころ炎で作られたドラゴンが見える、


「さあお遊びはここまでだ!」


「くそ!今までは魔法を使わせる前には倒したのに!」


「そんなこと知らん!かかってこい!」


まず加速で間合いを詰めるが炎のドラゴンに阻まれる、それを空中でよける、


「スキル:限界突破!」


ステータスを大幅に上昇させ空中を蹴る、そのまま壁にくっつきそのまま脚力でサタンに突撃するが案の定ドラゴンに阻まれ、さらにサタンの回し蹴りが炸裂する。想像以上の破壊力で左腕と左わき腹の骨が折れた。

初めて骨が折れたが、痛みを感じなかった。この時点でアドレナリンドバドバだったのだ。この時、また頭の中であの音が鳴り響いた

称号:神に挑む者

称号追加ステータス:スキルを何段階かアップさせる

頭のなかでナレーションみたいな声が聞こえた


『神に挑む者の効果で加速を神速に進化、ナイフ術を真ナイフ術に進化しました。』


なので使ってみた


「神速!」


その瞬間、世界が止まったように感じた。見える、サタンが左ストレートを放とうとしている事とドラゴンが炎をためているとこが。なので最適解は神速で心臓部分にナイフを突き立てる。


「ぐがぁぁー!」


「真ナイフ術を使用し攻撃力…+2000」


「うらあー!」


「やるな、若造が」


「うがああーー!」


ピロン「憤怒の王を倒しましたこれによりレベルアップを開始します。」


頭の中でピロンていう音が鳴り響いていた時サタンが立ち上がった


「な、何お前は俺が倒したはず」

「違う残りの魔力で疑似的に見せているだけだお前は我の力を授けるに値する授けよう伝授魔法発動

お主には称号:憤怒の王、スキル:七つの大罪「憤怒」、魔法:最終黒炎魔法

装備品:憤怒のナイフ、憤怒の冠、憤怒の紅玉を授ける

そして神を倒してくれ!それから旅をしろ。

次はベルフェゴール山脈行くがよいお前の目的に必要だからな。」


そう言い残しサタンの肉体は塵になって消え去った


「サタン、強敵だったな、今になって腕がいてえ」


頭の中で音が消えた

現在の影薄のステータス

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NAME 影薄 輝樹 Lv300 称号 憤怒の王 副称号 神に挑む者

称号追加ステータス:魔法攻撃完全無効

         :所有するスキルを何段階かアップさせる

         :パワーを+10000させる

HP10000 MP10000

パワー15000 スピード5000

ディフェンス5000 ラック100(カンスト)

総合力45100

天職 特務 レア度secret

スキル:七つの大罪「憤怒」LvMax 真ナイフ術Lv1 銃術 Lv1

隠密Lv5 準備万端Lv2 用意周到Lv1 情報収集LvMax 情報偽装LvMax

加速LvMax 神速LvMax 限界突破LvMax

魔法:生成魔法 中黒魔法 最終黒炎魔法 テレポート

装備品:憤怒の冠

   :憤怒のナイフ

   :憤怒の紅玉

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俺は思った生成魔法に七つの大罪「憤怒」を加えれば武器や装備が作れるのではないかと


「よしやったるで!」


なぜか下手な関西弁が出た。それからまた一時間、試行錯誤を繰り返した

作れた武器:憤怒の王のナイフ ランクSSS

     :憤怒の王のピストル ランクSSS

     :憤怒の王のショットガン ランクSSS

     :憤怒の王のスナイパーライフル ランクSSS

作れた装備:憤怒のジャケット ランクSSS

     :憤怒のワイシャツ ランクSSS

     :憤怒のズボン ランクSSS

     :憤怒のベルト ランクSSS

     :憤怒のローファー ランクSSS

     :憤怒のローブ ランクSSS


俺は思ったなぜ最初に「憤怒」が付くのかと皆さんに言おう俺は厨二病じゃないです

厨二病じゃないですゥ!

今日はもう寝よう


よほど疲れていたのだろうその日はすごく寝つきがよかった。

~第二話終了~

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