第3話 超巨大過ぎる謎のテディーベア

私の名前は、道後 愛美5歳。身長110センチメートル、体重19キログラム。

髪型はマドンナみたいなロングストレートヘアーで顔はすっごく可愛いの。

体形は普通かな?私は20階建てのローズガーデンマンションの16階部分の165室にパパとママと一緒に暮らしてるの。ローズマンションにはエレベーターが5つあるの。

私は市立大繩幼稚園へ通ってるの。大繩幼稚園へは送迎バスがマンションの前まで来てくれるから楽ちんね。

私は幼稚園が休みの時は近くの河川敷公園で友達と遊んでるの。

ある日は私河川敷の公園で遊んでると河川敷に高さ1・8メートル{立てば2・4メートル}、腹回り1メートルの大きな大きなクマのぬいぐるみがあったの。私が見つけたのだから私のもの。

私が持って帰ろうとしたけどあまりにも大きすぎるから体がちっちゃい私では到底無理ね。

マンションへ帰るとパパとママがいたので大きな大きなクマのぬいぐるみを持って帰りたいと言ってみたの。祐樹「そのクマのぬいぐるみ何所にあるんだい?」

私「河川敷にあったよ。」

セリナ「河川敷に大きな大きなクマのぬいぐるみがあったの?」

私「本当だよ。私見たんだもん。」パパとママは河川敷へ行った。

祐樹「お、本当だ、あんなところにかなりでかい、あれはテディーベアかな。」

セリナ「誰が捨てたのかしら?」パパはクマのぬいぐるみに近づいたの。

祐樹「このテディーベア汚れてもないし傷んでもなさそうだ。もったいないなあ。」セリナ「これもし買ったら数十万円はすると思うわ。」

祐樹「これ、持って帰ろうかな。凄く状態がいいし。」

セリナ「置く場所は何所にする?」

祐樹「そうやなー・・・。リビングはどうかな?」セリナ「リビングね。」

私「私の部屋に置いてほしいな。」

祐樹「そうか・・・、よし決まりだ。このテディーベアは愛美の部屋に置こう。」

セリナ「愛美、このクマさんのぬいぐるみ大事にするんだよ。」私「うん。」

という事で大きな大きなクマのぬいぐるみは私の部屋に持って行く事になったの。

私は大きな大きなクマのぬいぐるみを何時も見てた。

私は寝る時も大きな大きな可愛いクマさんと一緒。

私がなかなか寝られない時は大きな大きなクマさんが背中をさすってくれたの。

おかげさまで朝までぐっすり寝れた。

私「パパ、ママおはよう。」祐樹「おはよう愛美。」

セリナ「今日は自分で起きたのね。凄いじゃない。」

私「昨日ね、クマさんが私の背中をさすってくれたの。」

祐樹「そうか。」セリナ「夢でも見てたんじゃないの。」

私「本当だよ。本当にクマさんが私の背中をさすってくれたの。」

パパとママは私がクマさんに背中をさすってる夢でも見たんだろうっ思ってた。

私は幼稚園へ行くと必ず友達と遊んでる。

私の1番仲良しの友達は、層雲 未来ちゃん私と同じ5歳の女の子。

身長112センチメートル、体重20キログラム。

髪型は、妖精さんみたいに膝まで長いロングツインテール顔は凄くかわいい。

体形は普通みたい。未来ちゃんとは河川敷公園でも遊んでるの。

未来ちゃんは物知りだから私が知らない事を教えてくれるの。

未来「おはよう愛美ちゃん、今日は何して遊ぶ?」私「そうね、かくれんぼしよう。」未来「かくれんぼに決まりね。」

2番目に仲がいい友達は、横須賀 統也君私と同じ5歳の男の子。

身長110センチメートル、体重19キログラム。

髪型は短髪ストレートヘアーで顔はかっこいい。体形は普通よね。

統也君は私が困ってる時に助けてくれるの。統也君は力持ちで頼れるね。

統也「僕も仲間に入れてよ。」私「いいよ。統也君もかくれんぼしよう。」

統也「かくれんぼか。」統也君もかくれんぼも鬼ごっこも大好き。

私はマンションへ帰るとママと大きな大きなクマさんがお出迎え。

ママは専業主婦だからお買い物やお茶会の時以外はいつもマンションの中にいるの。私の部屋は大きな大きなクマさんが来てからは何時もきれいになってた。

クマさんがお掃除してくれてるのかな。

3日後、ママはお茶会の事を忘れてしまって慌ててマンションを飛び出てしまったの。キッチンは散らかったままだったのね。

ママがマンションへ帰ると何故か散らかってたキッチンがきれいに片付いてたの。

ママは不思議に思ってた。ママが出かける時は散らかってたのに。

セリナ「私確かキッチン片付けないまま出たんだけどなんで片付いてるの?」

マンションの玄関のドアにはちゃんと鍵かけてたし誰も入るはずなかったの。

私が幼稚園から帰るとクマさんのは私のベッドの横に座ってた。

私「ただいま、今日も幼稚園楽しかったよ。」

大きな大きなくまさんはにっこり笑った。

夜パパが帰ってくると・・・。祐樹「ただいま。」

セリナ「お帰り、お仕事お疲れさん。」祐樹「いやいや今日は本当に疲れたよ。」

パパは榊野株式会社の社長さん。社長さんは毎日が忙しいんだって。

パパはお風呂でゆっくりお風呂へ入った後ご飯を食べた。

翌日、パパは何時ものとうり会社へ行ったの。

ママは私を幼稚園の送迎バスに乗せてから夕ご飯の買い物に出かけた。

ママは冷蔵庫の中の事はあまり気にしてなかった。

お買い物から帰ってきたママは冷蔵庫の中を見てびっくりした。

なんとぐちゃぐちゃだった冷蔵庫の中がすっきりしている。

しかも賞味期限が近い食べ物が前に並べられていたの。

セリナ「え、私夢でも見てるのかしら。えええ~~~、どうなってるの?」

パパが会社から帰ってくると・・。祐樹「ただいま。」セリナ「お帰り。」

祐樹「どうしたセリナ、ちょっと疲れてるんじゃないか。」

セリナ「大きな大きなテディーベアが来てから不思議な事が起きてるの。」

祐樹「不思議な事かい。」ママは私が抱いてる大きな大きなクマさんを見つめた。

セリナ「愛美が抱いてるテディーベアは不思議なのかもしれないわ。」

祐樹「・・・、愛美そのクマの人形見せて。」私「いいよ。」

パパは大きな大きなクマさんのお人形を調べたけど。

祐樹「何ともなさそうだけど、そういえば僕の書斎部屋もきれいになってたな。」

パパもまさかクマさんが勝手に動いてると思わなかったみたいね。

私は私とパパとママがいない間クマさんが後片付けしてくれてると思ってる。

パパは私達が住んでる道後家の至る所に隠しカメラを設置したの。

道後家に誰もいなくなって2時間後、クマさんが1人で動いて冷蔵庫の中を覗いてた。クマさんは冷蔵庫の中の掃除をしたり、整理したりしてた。

クマさんは私の部屋もパパとママの部屋も掃除してたの。

大きな大きなクマさんは凄くきれい好きなんだね。

大きな大きなクマさんが家中掃除してる光景を見たパパとママはびっくりしてた。

祐樹「どうりでいつもきれいんだ。」

セリナ「まさかテディーベアが掃除してくれてたなんて。」

パパとママは大きな大きなクマさんに感謝してた。

祐樹「愛美が持ってるテディーベアは特殊なロボットじゃないか?」

セリナ「私もそう思うわ。」

私は大きな大きなクマさんが特殊なロボットなのか分からなかったけどクマさんは何時も優しい。次の日私は幼稚園に大きな大きなクマさんを連れて行く事にしたの。大きな大きなクマさんは幼稚園で人気者になったの。

ここでまた不思議な事が起きたの。

幼稚園ではいつもやんちゃで走り回ったり先生のいう事を聞かなかったりする子がいたけど大きな大きなクマさんが先生のいう事を聞かない子を捕まえてお説教したの。

大きな大きなクマさんのお説教のおかげで今まで先生のいう事を聞かなかった子が先生のいう事を聞くようになったのね。

倉木「あのテディーベアは凄いわね。」本丸「特別なロボットじゃないですか。」

倉木「そうかしら。」本丸「私もほしいわ。」

倉木「もしあのテディーベア買ったら数十万円以上の値段じゃないかしら。」

大きな大きなクマさんは落ち着かない子を背中をさすって落ち着かせる事もできるから先生も大助かり。

クマさんはマンションへ帰るとママのお手伝いをするようになった。

ママも大助かり。

私「パパお帰り。クマさんが幼稚園でもお手伝い知ってくれたから先生も喜んでたよ。」

祐樹「そうかい、ただいま愛美。あれ、今日はテディーベアも手伝ってくれてるのかい?」セリナ「この子のおかげで家事が楽になったわ。」

大きな大きなクマさんがパパの体をマッサージしてくれた。

祐樹「このテディーベア、気が利くな。テディーベアのマッサージもよく効くな。」

セリナ「マッサージ屋さんみたいね。」

大きな大きなクマさんはママにもマッサージしたの。

大きな大きなクマさんの事だけど分かった事があるから教えてあげるね。

未来ちゃんによると 大きな大きなクマさんはイギリスロンドンからやってきたの。私が生まれる半年前に台風による大雨で川が氾濫して大きな大きなクマさんが住んでた家も流されてしまったの。大きな大きなクマさんの元の持ち主の人は台風による川の氾濫でお家ごと流されて死んじゃったみたいなの。

大きな大きなクマさんの元の持ち主さんはイギリス生まれの日本人、とてもきれい好きでどんなに忙しい日でも家中をピカピカにしてたんだって。

大きな大きなクマさんは元の持ち主の人の生まれ変わりじゃないかと噂されたのね。祐樹「このテディーベアは元の持ち主の生まれ変わりかもしれないな。」

セリナ「5年前の夏は川が氾濫したから本当に大変だったよね。」

祐樹「このマンションの2階部分も水に浸かったからな。」

私は河川敷公園で大きな大きなクマさんが見つかった場所に花束を置いたわ。

2週間前に大きな大きなクマさんが見つかった場所は元の持ち主さんが遺体で見つかった場所だったらしいの。

セリナ「この場所で元の持ち主さんが遺体で見つかったのね。」

祐樹「そのようだ。」

パパとママは元の持ち主さんに感謝するため毎年盆休みの時は必ず大きな大きなクマさんの元の持ち主さんが遺体となって見つかった場所にお参りするようになった。

私も大きな大きなクマさんの元の持ち主さんのようにきれい好きにならなくちゃいけないね。



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