8月 29日 長男、ラッシュ最後の予防接種

10:00

 今日は長男の注射がある。

 今の子達は予防接種が生後2ヶ月からたんと詰まっている。

 一回の予約で3種類の注射をする、なんてこともあり、この度はそのラッシュの最後の注射を打つ予定。

 

 それでも慣れないものなんだな。長男は今になって注射やだなーと言い出した。

 そんな時はごほうび作戦、これにまさることはない。 

 帰りに売店でお菓子1個プレゼントに、YouTubeの視聴30分。

 それに釣られて出掛ける用意をする長男も可愛いもんだ。

 さて、いつまでこれが通用するか。


 これを済ませないと小学校に入学できない(ことはない)。

 ぜひ、頑張って欲しいものだ。



13:00

 やって来ました病院に。

 まだまだ余裕の長男は、ついてるテレビに夢中になってる。

 

 だが、名前を呼ばれた瞬間に。

「あーやだなー注射やだなー」

 の連呼が始まってしまっていた。


 診察室に入れるのも一苦労で、ノロノロと歩く長男を引っ張って連れて歩くのも大変だ。

 でも先生も慣れていて、さっさと接種をすませてしまう。

 押さえつけている私と看護婦さんは、長男に引っ掛かれて大変だったけど。

 もちろん、ちゃんと謝りました。


 筋肉注射だから基本的に痛いのはわかっている。だから見なければいいんだけれど、注射器をガン見しているもんだから、恐怖も倍増、痛みも倍増だ。

「痛かったけど平気だし、別にまたやってもいいよ?」

 と言っていたので、インフルエンザの予防接種も予約しようとしたら逃げた。

 小心者めが。



17:30

 この前のお客さんのところへ、お仕事へ向かう。

 もちろん、長男も引っ付いてきた。

 

 だが今回は長男も私の自転車に一緒に乗って向かったのだ。途中にトンネルを通るのだが、そこに小学生が描いた絵がたくさんある。それを近くで見たかったらしい。

 ドラゴンや動物が描かれていて、長男にとっては楽しい所のようだった。

また帰りに見ようと約束してから、お客さんのところへ急いだ。

 

 仕事も終わり、いざ帰ろうと長男に自転車に乗るように言ったら、彼は軽トラに乗って帰るという。

 もう絵は見なくていいんだって。

 熱しやすく冷めやすい、長男らしい反応だった。

 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る