確かにSF作品は欲張りですね。通常の物語は「ストーリー」を読ませるものですが、SFはストーリーに加えてあらゆる設定、空想、妄想をも読書に伝えようとしますから。
今回このエッセイを読んで再確認したのはSFの幅広さでした。何かと言えば...守男威さんが文中で言及したSFを、何一つ知らなかったのです!SFが好きな人の間でも異なる趣向が出るというのは面白いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私がこれまで読んできた作品はいわゆるハードSFとは違う、ライトな作品が多いためその作風やタイトルなどあまり馴染みなかったかも知れません。
それだけSFの枠が広がっているということですね。
“広がっている”という意味ではSFの希釈化による日常への浸透、というのがあるかもしれませんね。
ドラえもんの様な娯楽作品からMIPのようなスパイ映画までその設定や劇中登場する道具などにSF的要素がありながら、SFという印象が薄いことが多々あると思います。
この流れにも見られるようにSFというテーマそれ自体が、文学に留まらずこの世界そのものへと変化しつつある。
なんて妄想が出来そうですね。
この度もお読み頂きありがとうございました。
SFって線引きが難しいですよな。
一応、ライトノベルのSFといえば『涼宮ハルヒの憂鬱』がありますね。
そして、『タイトルお願い』のレビューありがとうございます。
大変嬉しいです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね、私も名ばかりでハルヒがSFであるということは最近知りました。
レビューはカクヨムにおける楽しみの一つでもあるので、少しでも喜んでもらえたのなら嬉しいです。
私はSFといえばドラえもんをあげるでしょう。
難しいSFも多々ありますし、設定が巧みな作品も多々あります。長谷 敏司先生のようにSFを極める方もおられれば、機本 伸司先生のようにちょっと近い未来を描く方がいらっしゃいます。
あえて推しはなにかと言われれば円城塔先生のboy's surfaceでしょうか。嘘を誠にしてしまうトリックに惚れ惚れしてしまいます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
どのジャンルでも奥は深く、そして広いものです。きっとその深淵を探索し尽くすのに一生かかるでしょう。
せっかくなのでフォローさせていただきます。