2頁
平和なんて つくづく不確かなものだ
永遠に 続くと言い切れるかい
多分 たぶんね
僕は 釈然としないんだ
青年が あまりにも不確かだから
本当に 実在したのかさえ 疑わしい
全ては 幻なのかもしれない
青年に起った悲劇は
どこにでも起った 悲劇だろう
なのに 何故 僕はこだわるのだろう
否応なしにも 惹きつけられるんだ
どうしても 答えが欲しいんだ
何故 兵士は 青年に引き金を引いたのか
そこで 何が 起ったのか
それが 戦争だから?
人は そこまで残酷になれるものなのか
近づいてまでも 撃てるかい?
ついこの前までは 少年だったのに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます