第3話

ルナの話によると一体となった私は簡単に言えば神様になったらしい。そして私と同じようになった人があと5人いるとのこと。


月の女神様ルナと一体となってから1週間が経とうとしていた。


何か実感わかないな·····と思いながら私は学校から家へと向かい歩いていた。すると目の前に


ん?何だろ?黒いもやもやした煙みたいなのは?


美羽!あれが穢れだよ!


ルナが叫んだ


え?あれが穢れ!?どうすればいいの?てかこうして考えてる今もこっちに来る·····!何とかしなきゃ·····!でも····と思った瞬間


穢れの上に稲妻が発生していた。


ったく·····!危なかった!大丈夫か?·····ん?この気配·····俺と同じ·····同じなら浄化しないと駄目じゃねーか!全く、お前さんが1週間前にルナ嬢と一体になった人間か、浄化の仕方教わってないのか?と怒りつつ呆れた感じで言ってきた。


でもそこにいるのはショートヘアーの女の子。ん?どうゆうこと?と思っていると


ご·····ごめんなさい(汗)ダンは口が悪くて·····怖かったですよね、1週間しか経ってなくて分からないことが多いのに·····でも、ダンは本当は優しくて、あなたを思って言ってくれたんです。(汗)だから嫌いにならないであげてくださいね·····。と落ち着きのない感じで照れながら言った


するとダンが、余計なことを言うな!俺は事実を言ったまでだ!と食い気味で言った


大丈夫ですよ。一体となったのに穢れの浄化の仕方聞かなかった私が悪いですし·····助かりました、有難うございます。と答えるとショートヘアーの女の子は


今の衝撃や騒動で人が来てしまいます、そしたら面倒なことになってしまいます。詳しいお話などは場所を変えてしましょうと提案をした。


勿論私はその提案に乗り私とショートヘアーの女の子は少し離れた公園へ移動した。すると女の子は語り始めた。


えっと·····私は桜田りりです。北岡中学校の2年生です。家庭科部に所属·····してます、あまり·····その人と話すのが苦手で·····ダンと出会ったのは半年前です。ダンはこの異変に早く察したみたいで、私が一番最初に一体となったみたいで。出会った当初は怖かったし何が何だか·····漫画とかアニメみたいな話で半信半疑な部分もありまして·····でもダンはそんな私の事を優しくしてくれたり守ってくれたりしてくれて·····なので今は怖くないんです♪︎ダンは雷、電気を司る神様なんです。最初お会いした時のように浄化します。


りりはしどろもどろに話していたがダンの事になると楽しそうに語っていた。ダンへの気持ちが伝わって来た。

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