第2話
あれ·····?いきなり水の所·····?
女性?いや、雪のお姉さんが言っていた神様がこちに来る·····!
とても綺麗·····黒いロングヘアー、雪のように白い肌に紫がかった瞳·····私はその美しさに見とれた。
いやいや!見とれてる場合じゃない!なんか怒ってるんだけど!?怖い·····逃げなきゃ·····!でも体が動かない·····!どうして!こうしてる間にどんどん近づいてくる!
目の前まで近づいた神様は怒り気味で
全く!あの巫女は私をなんだと思ってるのかしら!自分の事は自分で説明するのにあんなまじないまでかけて!元はと言えばいいタイミングで起きるあなた!月川美羽!何回も話しかけようとしたのに毎回起きたりするからこんな面倒な事になったのよ!?分かってるの!?
と怒りながら問いかけた
かなりお怒りになってる·····学校あるんだし起きるのは仕方ないじゃないですか·····というか何回もあんな夢見れば誰だって不思議がるし怖くなるもんですよ!?だから今日雪のお姉さんに見てもらったわけでして·····あっ思った事がつい口に·····
私はそう思っていたつもりが口に出していた
ふふふふwあはははw言われてみればそうかもねwていうか、初めて会った神様にそんな口きくとはねw美羽·····面白いわwこんな人間初めてよwはーごめんなさいね、つい、あなた、美羽のリアクションが面白いもんだからw大抵の人間って神様見るとオロオロしたり腰を低くして祭り上げるようなことするからさ·····w
と神様は涙を流れるほど笑いながら深呼吸をしそう答えた。
まぁ·····大抵の人はそうしますよね·····汗何回か後ろ姿だけですが見かけている内に不思議と怖さもありましたが何か親近感というか·····それに近い何かを感じてたのでつい·····(汗)と答えると神様は
そうなのね····前から気になって天界で美羽の事見てたのよ、でもこんなに面白い子だなんて·····wて何故私が現れたか話さないとね·····
そう言うと神様は真剣な顔をして語り出した。
最初は私の名前からかな。神様の名前って難しくて覚えられにくいんだよね(汗)神様の会合とかある時困るんだよねーwおっと脱線する所だった(汗)私の事はルナってよんで。私は月の神様。癒しとか闇や邪悪な力を祓う力を持ってるの。有岡神社にいた太陽の神様とはあんまり仲良くなくてね·····有岡神社行かれた時気まづくて仕方なかったわ·····(汗)だからあの巫女を拒んじゃったの·····今考えると申し訳ないことを·····(汗)悪いとは思ってるんだけど神同士の問題になるとつい·····次会ったら代わりに謝っといてくれると助かる♪それでね、前から問題になってたんだけど、ここ、下界の世界ではあってはならない穢れが出てきているの。その穢れに触れた人間は正気を失い倒れてしまう、もしくは暴れ周りやがては化け物と化してしまう·····。その穢れは普通の人間、霊力をあまり持たない巫女には見えないの。もし強い霊力を持つ巫女が襲われれば大変な事になってしまう·····それを防ぐ為に神の中でも一番偉い神が全国の神に命じたの、天界から自分の力、性格の合う人間を見つけ協力を仰ぎ一体となり穢れをいっそうせよと·····私達神は下界に降りると力が弱くなり神だけでは穢れを浄化することが出来ないの、外科医の人間と一体となり初めて浄化することが出来るの。
強い霊力持つ人間って·····もしかして····。私がそう言うとルナは
そうよ·····あの神社の巫女よ·····穢れは霊力を好む習性があるの·····だから·····
そうですか·····色々あって混乱しつつありますが親友のお姉さんのためにも私協力します·····!多分これが一番いい選択だと思うんで。
こうして私はルナと一緒に穢れをきよめることになった
何が何だか分からないことが多いし頭がぐちゃぐちゃ·····考えても答えは出ないだろうし協力していけば分かってくるよね!そう考えに至っていた
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