043 登場人物紹介(第四幕了後)
※
第四幕終了時の情報です。
ネタバレをふくむため、読了後推奨。
【エーミール】
シュウの仕事仲間。付き合いが長い以前に仕事ができるので、シュウの信頼も厚い。
人当たりの良い軽薄な言動で、宮廷ではそれなりに人気がある。独身のため、お嬢様方にもそこそこ人気。しかし本人に結婚する気はない。
バレンタインでは大量の義理、本命チョコを貰う。ホワイトデーでは全員に同じ物(女子受けの良さそうなお高いチョコレート)を均等に配布。家に帰って、とびきり美味しくて可愛い甘味を妹にあげる。
【ウーテ】
消失の神女。エーミールの双子の妹。
長い間存在を秘匿された正真正銘の箱入り娘。大病などを患ったことはないが、とにかく体力がない。なにかと真綿にくるむような言動を見せる両親を信用できず、兄と侍従見習いの少年が心のよりどころであり、外の世界との接点だった。
バレンタインはあげる物が用意できないので、庭で摘んだ花を兄と少年にプレゼント。自覚がないまま不憫スイッチをぐいぐい押しまくり、兄と少年を泣かす。ホワイトデーに貰える兄からの甘味を心待ちにしている。
◆ユスラ
シュウとリヒト、クリームヒルトとクリスタにバレンタインプレゼント。誰かから「そのチョコを買ったお金はシュウが稼いだものでしょう?」とつっこまれると、「私が選ぶことに価値があるのよ(にっこり)」と返す。っぉぃ。
◆リヒト
毎年ユスラに、なにを返したらいいのか分からなくて当日になってもまだ悩んでいる。運良くリサーチが済めば、どんなお高いお菓子でも物でも買う。ただし金額でも内容でも一歩シュウに及ばない。不憫。
◆シュウ
バレンタインにはたくさんの女子に群がられるが、受け取って貰えないし、送りつけても返送されるので、みんなそろそろ諦めモード。ユスラからのチョコは喜んで受け取る。甘い物は好きではないが嫌いでもないと言い張って食べる。ホワイトデーにはとびきり豪華だったり心がこもっていたり、とにかく飽きさせない。完璧か。
◆クリスタ
「お世話になっているんだからこれくらいはいいじゃない!」と言って人狼たちの分だけ用意する。が、直接渡すなんて高度なことはもちろんできない。カバンなどにこっそり仕込むつもりが、他の女の子から貰ったチョコレートを発見して拗ねる。はたから見ていると面倒くさい女子だが、人狼たちはそんな彼女が可愛いらしい。幸せか。
ユスラからチョコを貰って、彼女の分を準備していなかったことに愕然とするが、「じゃあ半分こしましょ?」とユスラに持ちかけられて二人で仲良く分け合う。幸せか。
◆アインホルン卿
義理チョコだけ大量に貰う。全部帳面をつけて、貰った金額(目測)×三倍で返礼する。きっちりすぎ。
◆ケーファー
クリスタのチョコをお供えしてもらいました。
◆クリームヒルト
個人に準備するとか面倒くさいので、近隣住人および関係者全員をパーティーに招く。お返しはどうでもいいので、誰からなにを貰ったなどは記憶していない。
◆ライナー
どうしても断りきれず受け取ってしまったチョコを、カバンに入れっぱなしにしていた張本人。責任をとってクリスタを必死に宥める役。もちろん三倍返ししました。
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