第12話
牧さんを家に招いてから数日が経ち、彼女と付き合い始めてデートをすることになった。
牧さんを家に招いた翌日の昼休みに牧さんのもとへ向かおうと席を立ったとき、後ろから強い力で腕をつかまれた。突然のことで驚き、後ろを見るとくっきーが今にも泣きそうで、一緒に食べてよ、と泣き崩れてしまいそうな声で言われた。
「わかったよ」
俺は、優しく手を握り、座り直した。くっきーと昼食を食べることにした。
トイレに行くと言い、廊下に出て牧さんに行けなくなったことを伝えた。
くっきーに彼氏と最近うまくいってないのかと聞いたが違った。彼女の誘いを断ったことが原因だったらしい。俺は、付き合い始めたことを話した。これ以上隠すのはやばいと考えた。
彼女は、驚いていた。廊下まで響く声を出していた。
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