第5話
翌日。
6時30分に目が覚めた。洗面所に行き顔を洗う。
リビングに向かった。
キッチンに母さんがいた。
「おはよう。昨日はどうしたの。友達なんていたの」
ひどいな、母さんは。
「とても可愛いね」
「えっ、女の子なの」
本当にひどい親だ。
「早く食べなさい」
椅子に座り朝食を食べる。
学校に着いたら下駄箱の前に牧さんがいた。
「おはよう。瀬尾君っ、昼休みは一緒に食べよう」
「わかったよ。春香。昨日はどうだった」
「とても喜んでいたよ。母さんたち」
素敵な笑顔で答える牧さん。
「ならよかったよ。春香」
それぞれの教室に向かう。
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