◇第37話◇奥歯を噛み締める

 昨夜からちょっとPCトラブルがあったり、そんな時に限って、子供らの歯車がうまく回らなかったり。

 もう文字にするのもきつい。


 泣きたいのを通り越して放心状態みたいになってた。

 生きながら心を砕かれるというのはこういうことなのかなとか……。

 今更……いまさら……。


 ◆


 検査の前日だというのに、どうしてこんな時に限って胃の痛くなるようなことが、これでもかとばかりに重なって起きるんだろう。



 それでもPCのトラブルは、おかげで何とか解消。

 今回は大きな問題ではなかったけど、一応

 今後の為に検索かけて対応策を調べて印刷。


 そんなことしてたら、もうこんな時間。

 もう眠れそうにないので、このまま起きていて朝の準備をして子供たちを出した後、病院に行くことになると思う。



 最近はめっきり食べれなくなった。

 朝、水飲んで昼だけ少し食べる。

 夜はまた水飲んで少しだけ食べれれば。

 薬が頼り。


 わたしは精神的なことが何よりも堪えるタイプ。

 精神的に脆いくせに変に我慢強い。

 なんともアンバランス。


 よく、強いと言われる。

 そうだろうな。中身ぐちゃぐちゃだって、カラ元気や意地出さなきゃ生きて来れなかった。

 こんな身の丈にあわない強さモドキなんて身につけたくなかったよ。



 今だって気を抜けば喚きだしそうなんだ。

 口を開けば罵詈雑言を叫びながら、ヒステリーを起こし頭を壁に床に打ち付けてしまいそうで。



 胸のココが苦しくて息がうまくできない。



 日々を生きることは辛くてたまらないけど

 だからといって死ぬわけにはいかぬ。


 死にたいと思うほどの悟りも開けてない。

 何しろ、痛いのも苦しいのにも耐え難いという

 まさに小心者、臆病者、ノミの心臓。


 ◆


 夜明けの薄闇にまぎれて、へたれた弱音を呟く。


 苦しいのはいやだよぅ。


 誰か助けてよぅ。


 この胸の重石を除けてよぅ。


 わたしだって……


 しあわせになりたいよぅ。



 諦めたくて諦めるわけじゃない。


 1%の希望でもなんにでもしがみつきたい。


 だってこのままじゃ……


 あんまり……あんまり……

 やりきれないじゃないか……。



 これでもかこれでもかとくる。


 もういい加減、倒れちまえ!と言わんばかりに……。


 なんで変なとこだけシブトイんだろ。



 奥歯を噛み締める。


 それでも生きようとすることを、止めない。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


*この頃のこと*


子供達、特に小学生だった下の二人がかなり不安定だった頃だと思います。

あとは仕事関係とか、自分の健康問題とか。

かなりキツかった。

この日記に書くことで、気持ちを吐き出していたんだろうなぁって、読みかえしながら思いました。


人様に公開するには、あまりにも見苦しく、ヘタレのヨロヨロ日記だったりするけど(その自覚はあり💦)でも、だからこそ、わたしにとっては愛おしくなる日記でもあります。

m(_ _)m

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る