第68話校外模試1
学校外模試1
学校外模試1
何度もしつこいようだけど、うちの高校は 一応進学校 なぜか3年4月からコース別に分かれる。
そのため3年のクラス替えは、志望コース別を優先してクラスが組まれる。
それを知って、純は志望コースを国立文系から私立文系に変更して提出していた。
純の思惑は当たり、俺達5人が一緒のクラスになることができた。
純が同じクラスだったので、俺も田代さんも中野さんも最初驚いたけど、それを聞いて
2人は納得、俺は「なんで?」
「かっちゃんと一緒にいたかった」
一番喜んだのは純。
共通試験センター対策は予備校で対応するから大丈夫、まあ確かに。
武村はひそかに喜んでいるのがわかる。
クラス発表の掲示を見て、武村が俺のところにやってきて「一緒だぞ」って言って去って行ったんだけど、いつもの武村ならそんな事でわざわざ俺のところになんか来ない。
1年間も一緒にいると、武村の性格がわかってくる。
進学校なのに、の夏休みまで、当然選択科目もあるけれど、通常授業がで数科目の受けなければならず、普通に中間試験まである。
本格的にコース別になるのは夏休み明けから、普通の俺が落ちた進学校の1つはでは33年4月から本当のコース別なのに・・・。
助かったのは、予定通りだけど日本史が3年の夏まである事、俺の受験科目が日本史だから授業は無駄ではない、ただ、俺の第一志望校の過去問を見ると、授業レベルレべルではまったく歯が立たない。
授業内容はは俺にしてみると、導入部分の復讐程度、まあその分息抜きになるけど。、
かわいそうくぁいそうなのは、私立理系の連中、夏まで国語や日本史、政治経済の授業を受け、中間試験を受けなければうけなければならない。
さすがに赤点追試補習補修はないけど、皆は捨てるという事はしないから、4月から本格的に受験勉強を始めるのにから、俺に比べると彼らは、受験に関係ない科目が多すぎる。
授業をちゃんと聞いて、教科書を見て理解できればOK、必要なら大学に行ってから改めて勉強すればいいんだから、って仲間の4人は納得したけど、そこまで割り切るのはちょっと勇気がいるかもしれない。
でも、この時期に全部の勉強をするには時間的だけでなくだけでなく精神的にも負担になる。
純も去年の俺の話を聞いて、3年に日本史の授業があることを考えて、試験科目を日本史にした、地歴のどの科目にも抵抗感がないらしく、かしこい選択だと思う。
まあ、2年の時から予備校の授業を一緒に受けたいため日本史にしたという事もあるけど。、
この一応進学校は、GW明けに校外模試をほぼ全員受けさせられる。
これは進学コース別になっており、当然俺も武村も田代さんも中野さんも3科目、純はセンター共通向けと2次試験向けを受けるから結構大変。
田代さんも中野さんも日本史だった。
2人とも地歴は3年から受験勉強を始めるつもりだったから、
それに、地歴はどれも同じくらいしか勉強していないのと5人で同じ科目だと色々と協力できると考えたみたい。確かに。
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