第7話高校1年 ー最悪の夏休み1
高校1年 -最悪の夏休み
いよいよ夏休み、
夏休みは彼女とたくさん会える。いっぱいデートできる。いっぱい×××できると思っていた。
だけど、彼女は大学の推薦のための部活に忙しいと言って、夏休みにはいってもなかなか会う事ができなかった。
だから、俺の夏休みは ただただ暇、宿題もそれほど多くなく、バイトするでもなく、誕生日は11月だからまだバイクの免許もダメ、本当に何もする事がない。
クラスのグループRINEで何かイベントがないか毎日眺めているけど・・・何もない。
唯一話をする友達の菅井にRINEを送っても、そいつは本物のアニメおたくなので、そっち関係の友達とアニメ巡り?で、俺はアニメは好きだけどおたくほどではないから、そっちの連中と一緒にいても話についていけず・・・つまらない、結局 菅井とは夏休みには1度しか会わなかった。
俺ってボッチ?と思うくらい。
でも学校では、1度隣の席になった女子とは、席が離れても普通に話すし、部活連中も教室以外でも、街で会ったらそのままバクドによって普通に話をするから、違うと思うけど・・・。
だからと言って、女子に夏休みに遊ぼうと誘うほどの関係もないし勇気もない、
部活連中は、夏休みも部活で、遊ぶもの同じ部活仲間が多いし・・・。
母親は俺が高校にはいってからパートをはじめたので昼間はいないし、1歳下の妹は超有名中高一貫の進学校の女子校で、高校受験があるわけでもないのに、毎日学校で夏季講習、何もすることがない俺は家で1人ぼっち。
録画していたアニメを見たり、ネット映画を見ても、そんなのは最初の1週間ほどで飽きてくるし、暇暇暇――ってばかみたいに叫んでも、なんかむなしいだけ。
彼女がやっと時間があるからと言ってきたのでデートの約束をして、そういえば夏のそれらしい服がないからと思ってショッピングモールに行って服を見ていたら・・・彼女が見た事もない男の人と・・
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