第4話中学時代 ー初めて
中学時代 -はじめて
彼女とのキスが当たり前になると、そこから先に進むのは結構早かった。
春休みがあけてすぐのころ、彼女の家に行くと、その日もおばさんと弟が2人ででかけていないと言われて。いつものようにキスをして・・・・・そのまま1つになった。
お互い初めてでなかなかうまくいかなかったけど、それから回数を重ねるようになってから、だんだん……それからは彼女の家に行った時は必ず……。
中学3年、地元の学区内の公立の中学に普通に進学した俺達は、高校受験がある。
2年から塾には通っているが、本格的に勉強し始めるのは、この春休みから、公立高校は何故か中学の成績を見て、先生と親が志望校を決める。
行きたい所があっても成績が・・・って言われる。
だから、自由に受験できる行きたいと思う高校=私立 のため受験勉強をする。
彼女と2人、同じ塾に通って、帰りが夜の時は彼女の家まで彼女を送り、キスしてバイバイ。
4月、3年生になって、学校も本格的に受験体制にはいる。
相変わらず、俺と彼女は学校で誰もいなところを探しては……。
同じ塾なので、夜の帰りに、休みの日は彼女の部屋だったり、図書館デート、ほぼ受験勉強中心のデートだった。
彼女の部屋デートの時はいつも・・・×××・・彼女がすごく色っぽくて、その時の顔も体も年上の大人って感じが……どんどんハマって行った。
どこの高校を受けるか2人で話した時、彼女は将来の事を考えて、大学の付属高校に行って、そのままその大学に進む、と言った。
最初、彼女も俺と同じ高校を受験するかなって思ってたから、ちょっとショックだったけど、違う高校に行っても、ずーっと一緒、と言われ、まあ彼女も自分の将来を考えての事だろうから、それもいいかなと思い、
「高校に行ったら受験勉強がなくなるからいっぱいいろんな所に行こうね」と楽しそうに話しているのを聞いて、うれしくて思いっきり彼女を抱きしめ、とても幸せな気分だった。
そういう事もあり、俺も自分の進む道と思い、私立の男子校を第1、第2志望にして、公立高校は、まあ大丈夫だろうと思われるところにした。
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高校受験で、彼女は志望通りの大学付属の高校に受かった。
俺は第1、第2志望の私立高校に…落ちた。
結局、一応進学校、と言われる公立の高校に行くことになった。
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