あとがき

 ―痛っ


【あとがき】


 演劇が好きです。

 特に最後のカーテンコールが好きです。

 舞台の幕が下りた後、役者達が出てきて挨拶をしてくれる。

 キャラクターの仮面が剥がれ、役者に戻る瞬間。虚構という魔法がとけて、現実に戻る時。それが好きです。

 小説で言えば、あとがきになるかもしれません。


 どうも、lachs ヤケザケです。lachsとはドイツ語で鮭という意味です。

 つまりは『サケ ヤケ酒』ということで、酔っ払いの戯言にお付き合い頂きありがとうございました。

 読んでくださった方々に感謝申し上げます。

 


 『物語終了課』は友達の友達から訊いた話が元になってます。設定もそこから来てますね。最初の序章の愚痴っぽい言い方はそのままだったり。

 あとは、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』に影響を受けてます。

 裏話としてはそれだけ。


 やれやれ、設定はちゃんと見返すべきだった。こうなるとは思ってなかったんだ。



 にしても、あとがきで登場人物と作者の掛け合いとかあるじゃないですか。

 あれ、私は作者のお遊びだと思っていたのですが、実際にあるものですね。


 ―いてっ


 体感してわかったんだけど、サメのぬいぐるみで叩かれるとわりかし痛い。


 ―ちょっ、ストップ! ヴィレッジヴァンガードのサメはやめよっ! ねっ! いたあ!


 ただいま、本間 夏美さんにサメで叩かれております。

 実況している場合じゃないけど。

 あの終わり方で、この作品は未完とおっしゃる方もいるかもしれません。本間姉弟のこともありますし。

 いやでも、カクヨムコンは未完でも大丈夫だし。


 ―てっ


 そもそも、続きを書いて終わらせないとから出られないし。

 やれやれ。


 モノガタリヲオワラセルッテムズカシイネ。


 もし続きが出たら、『物語終了課』のくせして終わってないじゃないかと笑ってやってください。

 ほんと、もう。




 ―夢オチなんて、使うんじゃなかったなあ。

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