命があること
honoka1012thank-you
命があること
感謝 ~命があること~
ありがとうと毎年思う
平和記念式典があるたびに感じる
命があることに感謝したい
私は生きている
戦争で亡くなった方のことを忘れない
平和への祈り
平和であることに感謝 命があることに感謝
なにげない日々感謝
皆さんへ
この上の詩は、私が素直に感じたことをそのまま詩にしたものです。この詩を読んでもらえるだけでも私は、すごく嬉しいです。本文も読んでくださるともっと嬉しいです。
この詩にはたくさんの感謝が出てきますが、あなたの感じる感謝は、何ですか?機械があれば教えてください。
筆者より
私が考えた詩から始まりました。これは、私が実際に体験した広島での話から感じたことを詩にした物です。おばあちゃんがいなかったら私は、今みたいに書けていないです。
では、私の文章の世界にどうぞ
私は、毎年夏になると、あることを考えるようになる。
まずは、そのきっかけから書こうと思う。わたしの父方の祖父母は、広島にいる。
祖父は、数年前に亡くなったが祖母が広島で生活してる。
私は、毎年祖父母に会う前に必ず行くところがあるそれこそが私にあることを考えさせてくれるようになった一番のきっかけであった。
その場所は、平和記念公園だった。
私に命があること、そして平和の尊さたくさんの考えることのヒントを教えてくれています。
私がどうしても忘れられない話との出会い「まっ黒なおべんとう」 という本です。
ある年の夏休みに祖父母の家に帰った時の話です。
二日目の朝ごはんを食べ終え、しばらくゆっくりしたあとに祖母が私たち家族に言いました。
「坂を下って左にいったら消防署があるやろ、その近くに図書館があるんよ。本を借りに行こうかぁ。」
私がこの本と出会う運命はこのときに決まったのでした。
図書館に着いてしばらく本を眺めて私は、おばあちゃんに言いました。
「私借りたよ。おばあちゃんは、なに借りたの?」
「………」
何を借りたのかを教えてくれなかったのでした。今になって思う事は、教えてくれてなかったのが正解だったなぁと思っています。あの時の私は、絵本や小説を見るとすぐに自分の世界に入ってしまうからです。この話はさておき、話に戻ります。
図書館で本を借りて帰りがけの道。
「戦争で得たものはあったと思う?」
突然そう聞かれた私は、なにも答えることすらできませんでした。今の15歳の私には答えることができます。
おばあちゃんは、
「教訓とある義務が残ったんよ」といいました。
義務というと堅苦しいかもしれませんが、実際に日本にしか出来ないことがあると思います。それは、世界で唯一の被爆国として原子爆弾の恐ろしさを伝える事だったり出来事を風化させないことです。
家に帰ったのが12時の45分前でした。お昼ごはんを食べてしばらくしておばあちゃんからみんなが呼ばれて縁側である本を読み聞かせしてくれました。
その本こそが先にも述べた「まっ黒なおべんとう」です。
私が、今このように文章にして平和について考えた事を書けているのはその本との出会いがなければそして祖父母が広島にいなければ書けていませんでした。
読み聞かせが終わったあとに私は、自然と涙が出てしばらくは止まりませんでした。
この本は、ノンフィクションだということを後に知りました。
それを私がどこで知ったかと言うと
広島平和記念資料館です。私は、毎年行っているのですぐに気づきました。
実際に展示されていたのです。
私が見たものの写真は、広島平和記念資料館のホームページにあります。
『滋くんは、
おばあちゃんがたまたま偶然見つけてくれた一冊の本との出会いが私を大きく変え突き動かす原動力になっています。
私は、あの本にどれだけの衝撃を受けたか今でも覚えています。
描写がすごく伝わってきたのでした。
怖いだけじゃないこと、原爆の恐ろしさをはっきりと知りました。
絵本ですが大人にも読んで考えて欲しいです。
ここでは絵本の内容については書きません。読んで確かめてみてください。
あの読み聞かせから6年がたったわけですが私は平和を考える機会にすごく恵まれていることに感謝しています。偶然に偶然が重なり私はこのような形で平和について発信できていると思うとこれ以上に喜ばしいことはないです。ですが、私が一番言いたいのは、この文章を読んだ誰か一人が平和について考えてくれるだけでも書いた意味のあるものになります。もっと言えば私が発信した文章から考えた事を私以外の誰かが発信してその発信したのをまた誰かが考えるのようにずっと続く平和の輪が出来ることが理想と言えば理想です。これは、理想にすぎません、だから出来ることから地道に努力していきます。
平和がある事が決して当たり前ではないです。世界のどこかで今も紛争等で苦しんでる人や亡くなる人がいます。この事を踏まえて私は、若い世代がどのように平和について考え動くのかが唯一の被爆国としての記憶を風化させないことや、核兵器廃絶、平和への訴えに繋がると思います。私は、同じ過ちを繰り返さないためにも毎年平和について考えて行動に移します。平和が末永く続く事を祈ります。
命があることに感謝したいです。今の日本の平和があるのは、75年前に犠牲になった方がいらっしゃったということ同じ過ちを繰り返さないためにも75年前の事を風化させないこと、平和について世界に唯一の被爆国として発信し続けていくことを忘れてはいけません。これから実際に被爆を経験したという方々が減ってきます。この中での記憶の風化は、大変大きな問題です。それをどのようにしたら記憶の風化をさせないのかを考えていかなければなりません。私は、若者の行動がキーワードになると思います。
今の私の活動
Twitterを使って私の考えた事を日々発信しているところです。私は、若い世代の活動が大事になってくるということも発信しているところです。
Peace begins with awareness=平和は意識する事から始まる
私が考えていることです。考えなければ始まらない考えなければ消えていくという意味を込めています。
「誰かに繋がる事で広がる平和の輪」
75年前の記憶は忘れてはなりません。唯一の被爆国としての記憶の風化をさせないために私は、発信し続けていきます。
後日談
今は、新型コロナウィルスのご時世なので祖母とリモートで話をしました。
会話の中で出てきた話の中で私が一番感動した話があります。
祖母「命があることが当たり前じゃ駄目だよ。75年前の人達の事を考えて見なさい。」
私「……(しばらく沈黙の時間が流れた。)そうだね。普通に生活してた人が戦争で亡くなったりしたんだもんね。命があることがどれだけ素晴らしくて幸せなことか考えた事がここ最近なかった。」
祖母「そうだよ。だから命があることに感謝しなきゃダメなんだよ。記憶の風化って怖いよね。それをさせないために出来ることがないのかを考えて行動にする事が出来るか出来ないかで同じ過ちを繰り返すか繰り返さないかの分かれ道になるとわたしは、思うよ。」
私「色々考えていかないといけないね。私は、そう思ったよ。ありがとうおばあちゃん。
お話たくさんできて凄くよかった。」
私はこの日本という国に日本人として生まれてきたことを誇りに思うと共に日本人の義務でもある核兵器や戦争について発信出来ることや人権などの発信など色んな事に力を入れていきたいと思います
私達一人一人が考えて行動していきましょう。
最後に私の言葉です。
Peace begins with being conscious
平和は意識する事から始まる。
この言葉を残して終わります。
命があること honoka1012thank-you @honoka1012
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます