幕間その2「ある刑事の懺悔と決意」‐Side工藤彰人‐


 空見澤警察署、その生活安全課の一角で一人の刑事がノートPCに向かいカタカタと報告書を作成していた。彼の相棒は定年まであと数年というベテランで、階級は一つ上だ。しかし、当然と言うかやはりというかPCなどの機械関係には疎く、今でも報告書は紙に書いてしまうので最後は彼、工藤彰人が清書して二人分を提出する事になってしまう。


「ゲンさん、また誤字が……もしゲンさんが生徒なら採点が大変だったろうな」


 そんな独り言を呟きながら思い出すのは前職、つまりは教職時代の事だった。小学校の教師として初めて持った高学年の担任。しかし、そこで彼はミスを犯してしまった。いじめを見逃してしまったのだ。それも数ヵ月に渡ってだ。





「よ~し、今日も皆、元気に……お? 春日井? どうした?」


「あっ、せんせ――――「なぁ~んでもないよな? 信矢!! 俺達と行こうぜ!!」


 春日井と見澤か、最近は一緒に居て仲が良いな。春日井は女の子、特に竹之内とばかり一緒に居たから心配していた。同性の友達も増やさないといけないからな。


「そうか、健全でよろしい!!」


「あっ……」


 その時の俺に懇願するような目に俺は三ヶ月も気付く事が出来なかった。何のために俺は教師になったんだ。また俺は同じ過ちを繰り返すのか。だからイジメが発覚して最初に俺は我慢出来ずに叫んでいた。


「君たちは人として最低の行いをしている!! 人間として失格だ!! そして本当に俺は俺自身が情けなく思う!! この状態に気付けなかった俺は教師失格だ!」


 クラスの中では泣き出す者、黙る者、そして春日井と仲が良かった竹之内、彼女の顔は真っ青だった。だが彼女との縁はまさかの所で繋がった。翌日になんと彼女の両親と春日井の母親の翡翠さんが職員室に殴り込んで来た。


「申し訳、ありませんでした!!」


「あの子がどれだけ辛かったか!! あなたに分かりますか!!」


 翡翠さんに大声を上げられ糾弾され、俺は何も言い返せなかった。そんな資格が無かった。しかしそこで止めに入ったのが竹之内リアムさん。つまり竹之内のお父さんだった。そして彼は名刺を差し出すと自分が弁護士、それも国際的なライセンスと日本の資格両方を保有していると宣言した。これによって職員室は大荒れになった。


「つまり、学校側ハ、信矢のイジメを隠すと?」


「そ、そうでは無く……」


「それがそちらの返答ですネ……では、後日にまた……」


 そしてリアム氏は本気で動いていた。当時の学校相手のイジメの訴訟なんて得るもの等は無く、労力と資金の無駄と呼ばれていた時代だった。彼の何がそうさせるのか分からなかった。だから俺はせめて協力したくて事務所を訪れた。


「お時間取らせて……すいません」


「いいえ、訴訟の準備中デスので……それで? 本日は?」


「その、これと、これを……あとは私の方で集めた証言と協力してくれる親の、リストと……あとはイジメの録音データです」


 そのファイルと音声データの入ったフラッシュメモリを全部渡した。コピーだけど鑑定すれば本物と分かるものだ。彼に証拠保全として裁判所に提出されば間違いなく採用されるだろう。


「ドウシテかな? 先生?」


「俺が、俺は……教育で人を救えると、そう思って……親の反対を押し切って教師に……なったのに……何も、出来ませんでした。なので、なのでこれくらいは!!」


「私にとって、そして信矢にとって助かる……だけど貴方の立場は?」


 勝手に持ち出した、もちろんイジメの証拠は俺が独自に集めたが個人情報のリストなんて出したら間違いなく懲戒ものだろう。つまり、俺の人生が終わりと言う事になる。そんな経歴になれば実家ですら消す事なんて出来ないだろう。


「良いんです。もう、俺はこんな――――「甘えるナよ、ガキが……君の心情は知らナイ。だが君のミスで私の大事な娘も、将来は私の息子になるはずだった大事なナイトも傷ついた!!」


「はいっ……本当に、私の不徳の致すところで……」


「なら、君には、まだやるべき事が有るノでは?」


 え? 俺に出来る事、それは精々がこうやって証拠を横流しにして春日井の有利になるように動くだけ。


「分からないかネ?」


「はい……本当に……分からないです」


「ふっ、教師失格ダナ……教え子はまだ卒業してなイだろ? 信矢を、最後まで見てやってくれないか? そして私の狭霧も……今度こそ頼む」


 まだ教師を続けろと……そう言うのか? この人は? だけどそれが今の俺に出来る唯一の事でもあるのも事実だ。


「お、俺なんかで……良いんですか?」


「モチロンそれだけでは足りない。協力してもらう、その上で私の大事な娘と息子を見て欲しいんだ……頼むヨ」


 器が大きい人だ。だから俺はその日から積極的に動いた。証拠も必死に集めた。そして協力する親御さんも増えて遂に学校を動かした。そして学校の全面的な謝罪と加害者の転校が決まった。どちらも生徒だと思って最後に声をかけたが激しく罵倒された。当然だ、片方にだけ俺は協力したのだから……でも正しいと思った。





 その後も俺は最後の一年間を全うしようとした。しかし世の中はそんなに甘く無かった。


「それはクビ……と言う事ですか?」


「違うよ工藤先生。依願退職か、地方に行ってもらうかを選んで欲しいと言っているのだよ。分かるだろ?」


 当時から俺と対立していた校長が言う。そして教頭も頷いていた。当たり前だが学校で味方は居なかった。そう、学校を糾弾した時から今度は俺がイジメを受けていたんだ。大人のイジメは子供なんかより陰湿だ。同僚は全て敵。そしてどうしてもミスが出る。そこを叩いて喜ぶ。


「大人になっても、子供でも……教師でもイジメか……なんて、なんて醜い職業なんだ……それでも、俺は……」


 味方なんて誰も居ない辛いが、そもそも俺は子供たちを、春日井をこれだけ辛い環境に三ヶ月も追い込んでしまった。そして修学旅行、不幸中の幸いにも二学期の中頃にあった修学旅行で俺は春日井信矢くん専任と言われてしまった。


「あの、先生?」


「ああ、春日井、どうした?」


「先生こそボクと二人でいいんですか?」


 そう言いながらも彼はある一点を見ていた。それは金髪の頭の可愛い少女。将来は美人になるだろう少女、竹之内狭霧だった。


「ふふっ、良かった。さーちゃんは楽しそうだ……」


「春日井? その、良いのか? 行かなくて」


 リアム氏にはあれから数回会って、春日井夫人こと翡翠さん達とも協議を重ねていたせいで彼女の事も自然と知る事が多くなった。いわく、二人は幼稚園から一緒で冗談抜きで許嫁のような間柄だと言う。少なくとも両家は乗り気らしい。


「だって、ボクが行ったら、さーちゃんが泣いちゃうから……だから……」


「だから?」


「ボクが強くなって、頑張って、いつか、必ず……会いに行き……ます」


 強い。この子は理想を砕かれて自棄になった俺なんかより何倍も強く生きようとしている。そして俺はこう言う子達を応援して守って導いてあげたかったんじゃないのか? 自問自答して俺は答えをすぐに出した。ならば俺の教師生活で最後の仕事は決まった。彼を最後まで見守ろうと、そう決めた。


「お、春日井、いいか~?」


「はい、先生、何ですか?」


「放課後に少し話が有るから教室に残ってくれ。すぐ終わるから」


 もう修学旅行が終わり、二学期も終わろうとしていた時期だった。俺は退職を選択せざるを得なかった。だから彼にだけは最後の言葉を送りたいと思った。そして生徒が誰も居なくなった放課後に残っていた彼に声をかけた。


「お~!! 悪かったなぁ!! さて、ま、色々有ったが……」


「あの、先生? どうしたんです……か?」


 子供は変化に敏感だ。彼はイジメの後だから特にそうだったのだろう。俺を含め大人は鈍感、いや鈍感になろうとしていた。だから世間話を止めて俺は意を決した。


「春日井……春日井信矢くん。今は辛いかも知れない。そして苦しいかも知れない。だがどうか強く生きて欲しい。君を助けられなかった先生だけど、それだけは願ってるからな?」


「先生……みたいに強く生きれるん、ですか?」


「ああ、春日井、君なら必ず出来るさ!! 応援しているよ!!」


 そうして彼を帰して一人になった教室で俺はため息を付いた。冬休み中に引き継ぎの準備も有るから可能なだけ急がなくてはいけない。でも俺は先ほどの言葉が気にかかっていた。


「ふっ、俺が……強い? 君の方が、よっぽど強いさ……春日井信矢くん」


「そうですねぇ……良いですか? 工藤先生?」


「教頭先生……どうしました?」


 校長の手下、俺に何度も依願退職を迫っていた教頭だった。俺に地方に逃げる事すら許さずに選択肢すら与えなかった人間だ。しかし上司なのだから最後くらいは大人しく言う事を聞こう。


「ええ、このクラスを三学期の間、私が見る事になりました」


「本当ですか!? しかし――――」


「誰も火中の栗を拾いたくは無いのですよ。君と違ってね?」


「それで教頭が?」


「ふっ、まあ、そんな所です。さ、引き継ぎを始めましょう。君の最後の教師の仕事ですよ? そして私にとってもね……」


 しかし、俺はまたしても自分が愚かだと気付かされた。それを知ったのは俺が学校を去ってからだった。教頭は春日井たちをキチンと卒業させた後に飛ばされた。離島の分校に、生徒は二人で数年後には廃校になる、そんな場所に彼は飛ばされた俺の代わりに……。俺は配属先など一切、知らされずに依願退職を強く勧められていたからだ。


「あの人は、俺を……いや、だけど……クソっ!!」


 俺には何も出来なかった。情けなくて涙すら出なかった。俺は何人を不幸にすれば良いんだ……梨香、君に会いたいよ。





 それから俺は実家に戻り、ある意味で家業を継がされる事になる。それは刑事だった。俺の実家の工藤家は代々警察官で曾祖父、祖父そして父も代々この地の警察官をしていて今現在、父は県警の本部長をしていた。

 俺は警察学校も含め大体一年半の期間を終えて交番勤務をしていた。そんな時に生活安全課の応援に呼ばれ現場を保全する事になる。そして皮肉な事に制服警官だった時に彼と再会する事になった。


「お~いたいた、坊ちゃん!! じゃなくてアキよ~」


 当時は同僚では無くて上司だったゲンさんや他の警官と大規模な喧嘩の通報が有った現場に行く事になった。規模が大きく女の声で通報が有ったとだけ聞いて現場に到着すると、既に三十人以上の警官が廃工場を包囲して次々と男達とそして少年らを次々と逮捕して行く。


「ほとんどが未成年じゃないか!?」


「そんなもんだ。だけど今日は大物だ……喧嘩王が居る。確実にパクるぞ」


「喧嘩王……秋津勇輝ですか?」


「ああ、だから腕っぷしが若いので一番のお前を連れてきたんだろうが、行くぞ」


 中からロン毛の少年と頭が青のメッシュの入った少年が連れられて行く。彼らもまだ若いのに……なんで非行なんてして、彼らも正しく導かれればと教師時代の癖が出てしまった。


「この奥だ……まだ活きの良いのが抵抗してんのな?」


「ぐっ、吾輩は騎士として、決して引かんぞ官警どもがっ!! あの二人の……別れを、邪魔など、ぐっ……」


 そこに居たのはヒョロヒョロしながらも危険物とみられる刃渡り80センチ以上の剣を持ったメガネの少年だった。警棒、さすまたを巧みに牽制し警官も何人かを気絶させていたが、もう限界のようで捕縛寸前で俺が出ようとした時に奥の扉が開いた。


「よぉ……喧嘩王。大人しくしろよ?」


「分かってますよゲンさん。どうぞ」


 秋津勇輝、県下一の喧嘩師で粗暴な不良……と、警察署内で言われていた。しかしゲンさんが言うには『お節介なクソガキ』と言っていて俺はこの夜にその意味を知る事になった。なんと抵抗しない代わりに条件を言われたのだ。

 その条件が奥に居る自分の弟分を見逃せと言うのだ。そんな事は出来ないと思ったが、ゲンさんは少し考えた後に頷いた。


「ふぅ……これは貸しだぞ喧嘩王、じゃあついて来い。それとアキも今聞いた事は全部忘れろ。ここには、もう誰も居ない。いいな?」


 黙って頷こうとした時に、その学ランを被っている顔を二度見した。それは最後の教え子、春日井信矢だった。


(何で、彼がこんな所に? 不良になってしまったのか? そんな……)


 だが考えてる暇は無かったので秋津勇輝をゲンさんと二人で連行する。迎えが来ると行っていたが本当なのか? そこだけが気になった。


「おい、本当に、その子に迎えは来るんだろうな?」


「はい。俺の女が来ます。絶対っす。アイツにとっても俺にとっても弟みたいな奴なんです」


「分かった……」


 そしてパトカーに彼を乗せた際にゲンさんが色々と質問していたが素直に答えて行く。途中に無線が何度か入ったがゲンさんが『無視しろ』と言って完全に取り合わなかった。後から聞いたらそれは、かなり上からの指示だったらしい。そしてそれから更に数年、少年犯罪や非行少年少女たちが前より増え始めた。





「おかしいですよ!! ゲンさん」


「わぁ~ってる!! クソが。一課の野郎、口も割らなかったぜ」


 俺とゲンさん、そして数名の刑事は皆が憤っていた。誘拐事件だ、しかし何も動くなと言われ捜査する部署はダンマリだ。どう見ても領分は生活安全課なのにも関わらず、強引に署長の、そしてその上の県警の本部長の息がかかっているとしか思えなかった。


「ゲンさん。用事が出来ました。少し出てきます」


「はぁ、行くのかよアイツんとこに?」


「はい。父に会って来ます……何か引き出せるかもしれません」


「透真は……本部長はそんなに甘かねえぞ?」


 そう言われたけど俺は生活安全課を飛び出し、その足で県警の本部長室に突撃していた。幸いにも俺の顔は覚えられていてスルーされて、何より突撃した本人が俺の入室を許していた。


「工藤警部補……お前ではこの部屋に本来は入る資格すら無い。それを分かって入室しているんだな?」


「はっ、工藤署長。本日は――――「関わるな彰人。お前はこれ以上問題を起こすなよ。それとも弟の優人の邪魔までするのか?」


 俺の弟の優人は俺の代わりに警察官になって今は本庁勤務、つまりは警視庁で着実にキャリア組として頑張っている。俺の教職と言う進路を唯一、家の中で応援してくれた大事な弟だ。


「ですが!! 誘拐事件ですよ!! 何が……何が悪いんですか!?」


「時を待て。いずれ奴らにはツケを払わせる……時期では無い」


「ですがっ!!」


「そう言って、また私に迷惑をかけるのか? 教師など下らんと、お前も理解しただろう? まったく、あんな下賤な女に影響されて……情けない」


 それを言われた瞬間に完全に頭に血が上った。あなたはあなただけは、それを言ってはいけないだろう。


「今は、関係無いでしょう!?」


「女一人に感化され教師などを目指した情けない男が息子だと思うと私は自分が本当に情けなくなる。家の恥が!!」


「梨香は関係無いだろ!! それに梨香だってあんたが!?」


「金を渡してすぐに消えた薄情な女を今も慕うとは情けない!! バカ息子が」


 そう言った瞬間に部屋に制服の警官が数名入って来た。


「くっ、離せ!! 父さん!!」


「工藤警部補を放り出せ!!」


 そして俺は署の入り口まで放り出された。そして、そこにはゲンさんがタバコを吹かして待っていた。俺は泣きたい気分だった。好きな人も大事な教え子も守れず、それでも歯を食いしばって生きて来たのに何も出来ない。


「やっぱダメだったか……あいつも変わっちまったからなぁ……行くぞアキ!!」


「ゲンさん……」


「悔しいが今は何も出来ない……だからクソガキの手を借りる。行くぞ!!」


 クソガキの手を? そう言われて俺は空見澤市に戻りゲンさんと一緒に駅前まで車を走らせた。そこには、あの秋津勇輝が開店したバーが有った。来店は二回目だが相変わらず良い内装にシックで落ち着いた感じだ。


「どこからこんな金を出しているのか……」


「そいつぁ愚問だろ? てか調べたのオメーだろ?」


 しかし店長が二十歳と若すぎるのが気になったが……そして店長いや、本人いわくマスターと情報交換をするが有力な情報は入らなかった。以前とは違って彼らは皆が不良を止めて更生している最中だという。そしてその中にシン、春日井くんの名前が出て心から安堵していた。しかし反対に情報は集まらない。だから俺は最後の教え子の今の状況を聞きたくなってしまった。


「それはそうと……勇輝くん、それと各務原さんも良いかな? あの日、君が連行された日に工場に残された少年はあれから、その……どうなった?」


「え? ああ、シン坊の事? 大丈夫、元気にピンピンしてたよ。今なんて、むしろ元気になり過ぎて逆に大変で……」


 各務原さんの言葉で安心した。どうやら彼らにとっても本当に大事な子だったようだ。利用なんてされていたら刑事の力を使って全力で助けようと思っていた。だが、その後に続いた言葉で俺は再び驚かされた。


「へ~。わざわざ名前まで調べて、本当に真面目に心配してくれてたんですね。でも大丈夫ですよ。今シン坊は色々と大変だけど、可愛い彼女ちゃんが居ますからね」


「彼女……そうか、もう高校生だからな。ふっ……立ち直ってくれたのか」


 名前を知ってる事は言い訳しようとしたけど向こうが勝手に勘違いしてくれた。


「え? まあ、シン坊は色んな意味で大恋愛中ですよ。なんせ小さい頃から大好きな幼馴染ちゃんとの距離がもう焦れ焦れで……」


 幼馴染……そうか竹之内の事か? 今でも繋がりが……それはそうだな両家の繋がりは深いと聞いていたから。だが、そうか未だに付き合っては居ないのか。あの二人の人生も俺が歪めてしまったようなものだ。


「そうか、今でも……すまない。俺がもっと……早く……」


「いやいや、アキさん達は早過ぎたくらいですから。むしろアタシらが妨害してたんですし~」


「あっ、いや……そう、だね。美味しいカクテルだったからか、少し酔ったのかもしれないな。すまない年下に愚痴なんて」


 その後は他愛ない雑談をして店を後にした。車は置いていくしか無くて明日取りに来る事になった。そしてゲンさんと別れて俺は明日からも頑張ろうと心に決めた。


「春日井、それに竹之内、二人が今度こそ青春を送れるように……俺のようにならないように……この街の平和は俺が守らなきゃ……そうだよな梨香」


 俺はかつての恋人とそして大事な教え子たちのために今度こそ警察官の職務を全うし、全力を尽くす事を決意した。

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