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29歳への応援コメント
とても素敵でした……!
母方の実家が九州にあって夏休みにはよく帰っていたので、読み進めるほどに懐かしい思いに駆られました。物語をくるむ空気感がもうだいすきです。過ぎ去った子ども時代を振り返るときの切なさが、夏特有の物悲しさやまばゆさのなかに際立って、じんわり沁みる心地でした。
彼女が大人になる過程でいろんなものを失ったように、町もまた彼女を置き去りにして変わっていく。それは寂しくも尊い変化であるのだと、あたたかな感情が息づく余韻にしびれます。田舎の風景や祭りの様子、やぐらにのぼるひまりちゃんの輝かしい姿もまた目に浮かぶようで、立ちのぼる情景から熱を感じました。
夏が愛おしくなるような、素敵な作品をありがとうございました……!
作者からの返信
青造花さん
読んでくださってありがとうございます!
ここまで読み込んでくださったのかと、胸がいっぱいになりました。書いてよかったです。
わたし自身も「わたし」とだいたい年代がおなじで、ものすごい速さで変わってゆく価値観や習慣に翻弄されながら生きてきました。でも次世代には、もちろんヒトですから羨ましさや寂しさ抱きつつ、もう少し肩の力を抜いて生きていってほしいなと思いながらあのラストになりました。
過ごしにくい夏ですが、愛おしく思って頂けたならもうほんとうに書いてよかった……!熱中症などに注意しつつ、乗り切りましょう(*'▽'*)♪
29歳への応援コメント
うううううわああああああああ!!!!!
とたにん、これすごい好きです!!
何かもう、胸にぐっとくるものがあって、ひまりちゃんがやぐらに登るって言ったとき泣きそうになりました。
変わらないと思っていた町が変わっていて、置いてけぼりになっていたのは自分。取り残された疎外感というか孤独というか、そんな気持ちがひまりちゃんの太鼓の音で柔らかく包まれていくよう……。泣ける!!
ひまりちゃんが家に来たとき、高田の兄ちゃんの子供や!!わたしとは結ばれなかったか!と、そっちにもほんのり切なさがよぎったのは秘密です。
福岡だし方言もわかるから、より感情移入しちゃいました。最高……。゚( ゚இωஇ゚)゚。
作者からの返信
月音さん
うわああTwitterだけじゃなくコチラにまで!ありがとうございます(`;ω;´)
高田の兄ちゃんは、自分の子が娘だったのもあって、いろいろ町内会長やお年寄りたちにかけあったのでしょうね、「わたし」が生きづらく感じているのを知っていたからというのが大きいと思います。
「わたし」が最後に参加するであろう盆踊りで15年前の約束も果たしました。……憎からず想っている気がしますが、妹的存在だったのでしょうか。脳内高田さんに訊いても教えてくれませんでした。
共感して頂けてほんとうに幸せです!(`;ω;´)
29歳への応援コメント
おいてけぼりの町の続きが読めるなんて!
そう思いながら読みました。
あぁ、そうなのか、彼女の初恋はやっぱり叶わなかったんだな、そう思うと同時にいろんな色が見えてきました。
何だか思うのです。
きっと高田のお兄ちゃんはやぐらに登るような人と結婚したんじゃないだろうかと。
幼い時にものすごい剣幕で叱られた経験のある主人公には、結局その勇気は持てなかった。
でも、娘は登って太鼓まで叩くという。
自分との違いを、彼女は現実として受け止めるのだろうと思います。
彼女の祖母の死によって、彼女はこの街には余程のことがない限り来なくなる。
淡い思いと、懐かしい思いと、寂しい思いと……いろんな色が見えてきます。
そしてやはり文章が良い!
本当に好きだ!
空気までが見えるようで、何とも言えない気持ちになりました。
作者からの返信
あまみさん
さっそく読んでくれてありがとう!
高田の兄ちゃんの奥さまは、たぶんやぐらにのぼろうとして注意されたら「は?ウケる」と言って構わずのぼってしまうような、元ヤンで子煩悩な方だろうな〜と思って書いてました。さすがあまみさん……!
文章はとてもむずかしいです。さいきんまたウンウン唸りながら書いています。どうすれば上達するのか……(:3_ヽ)_たくさん読むしかありませんね。。
スランプ気味なので、感想ほんとにうれしかったです。
ありがとう。
14歳への応援コメント
懐かしいはずの言葉が、懐かしすぎて(ん? なんやったやろか)なんて笑いながら読んでいます。浮き出るやぐらと色を感じました。