新しい制服

増田朋美

新しい制服

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その日も暑い日だった。何だかみんな、外へ出るのがおっくうになってしまうほど暑い日だった。人によっては、喫茶店などに行って、自宅のエアコンを稼働させないようにしようという、悪賢いやり方をする人もいるのだった。そういうずるいやり方をする人が、勝利することもあるし、それがひどい目に合って、負けることもある。純粋に勝負をしようとした人が、そういうひとに負けて敗北することもある。そのどちらが正しいか、というのは、実際のところ、これと言った定義はなく、人が勝手に決めるしかないのである。

その日、杉ちゃんと蘭が、いつも通りに自宅でそうめんをたべていると、インターフォンがなった。

「はい、どちら様ですか。」

杉ちゃんがインターフォンの受話器を取って、そういうと、

「あ、浜島です。」

と声がする。つまり、来客は、浜島咲さんであった。

「どうしたの?」

と、杉ちゃんが言うと、

「ええ、一寸相談したいことが在って。あたしのほかにもう一人いるんだけど入ってもいいかしら?」

と、咲がそういっている声がする。

「いいよはいんな。こんな暑い中で、もうとろけちまうだろ。入れ。」

と、杉ちゃんがそういうと、玄関のドアががちゃんとあいて、浜島咲と、もう一人の女性が入ってきた。

「紹介するわ、あたしのお箏教室に来ている、風間慎子さん。ちょっと、着物のことで、相談があるっていうから、杉ちゃんならわかるだろうなと思って。」

と咲は、隣にいる女性を紹介した。女性は、はにかみながら、

「風間慎子です。よろしくお願いします。」

とあいさつした。

「はあ、僕に相談って何かな?まあ、こんなバカに相談してもあまり意味はないと思うけどな。」

と、杉ちゃんは、二人にテーブルに座ってもらうように促し、お茶を入れながらそういった。

「ええ、色無地という着物はどうしたら売ってもらえるのでしょうか。」

と、慎子さんは、杉ちゃんが出したお茶を飲みながら、そう切り出した。確かに慎子さんは、若い女性だった。多分、30代の前半くらいだろう。

「ちょっと待ってくれ。なんで色無地が必要なんだ?茶道でも習っているのか?」

と杉ちゃんが言うと、

「ええ。お箏を習い始めたんですけど、着物の本を書店で買って、その時に、お箏を習うときは楽器に敬意を表して、色無地という着物を着るようにと書いてあったから。私、しきたりはしっかり守って習いたいんです。それで、ショッピングモールにある呉服屋さんに行ったんですけど、私の年齢をいきなり聞かれて、正直に33歳と答えたら、そんな若い人が、色無地を買うわけとか言って、笑われてしまって、結局売ってもらえませんでした。だからどうしたら色無地は買えるようになるものでしょうか。教えてください。」

と、慎子さんは言った。なるほど、よくありそうな質問である。色無地という着物は基本的に着用者の年齢は問わず着れる。しかし、柄がまったくないせいで、地味な着物となり、若い人には、向かないとしてしまう、呉服屋さんも多い。

「なるほど。色無地を買いたいと言ったら、うってもらえなくなったというわけね。まあ確かに、35にもならないで色無地を買うなんていう客は、なかなかいないよ。今は、小紋のでっかい花柄とか、そういうものに、気持ちが言っちゃうだろ。そのほうが、可愛く見えるからな。逆にしきたりを守ろうという人のほうが、少ないんじゃないのか。」

杉ちゃんは、はあとため息をついた。

「そうですか。じゃあ、お箏を習いたいのに、その時の服装が買えないというんじゃ、何を着てお箏を習いに行けばいいのですか。だって訪問着では自己主張をするから、いけないとしっかり本に書いてありました。色無地か江戸小紋がお稽古事には一番いいって。それを売っているのは、着物屋さんですよね。なんで売ってくださらないのか。私、どうしてもわからなくて。」

「そうだねえ。まあそりゃそうなんだけど、もう時代の流れっていうのもあるし、着物は、今は需要がなくて、売れなくて困っている物の一つだろ。だから、なんとしてでも売りたくて、そういうかわいく見せたいだけになっちゃうんだよ。」

慎子さんの発言に、杉ちゃんがそういうことを言った。

「一寸待ってください。どこに、色無地か江戸小紋がお稽古にはいいって書いてありましたかね?」

と、蘭は彼女に聞いた。

「ええ、うちの祖母が持っていた、着物の本です。祖母の本なので、データが古いと言われましたけど、伝統だからずっと変わらないでいるものだと思って、今でも同じだと思って、呉服屋さんに行きました。」

と、答える彼女。ああ、相当古い本だなと蘭は思う。多分、おばあ様が持っていた本だから、少なくとも、30年近く前に発行された本である。もしかしたら、50年近く前かもしれない。そうなると、日本の伝統は、大きく変わっている。刺青の世界もそうだけど、50年の間に、機械彫りが主流になり、手彫りなんてほとんどの施術から姿を消している。着物の世界もそうだろう。だから、今時色無地なんて、はやることはないのだ。

「まあ、そうだなあ。おばあさまが持っていた本は確かにそうなんだけど、現実の世界では伝統的なものは売れなくなっているので、一寸ひねくれたものが売れるようになってんだな。例えば着物に、キティちゃんとか入れてみるとかな。そういう時代だもん、柄のまったくない色無地なんて、売ってくれるわけがない。」

「ほら、着物に詳しい人が、そういうことを言うのよ。だから、もうあきらめて、訪問着とか小紋を買えばいいじゃない。」

と、杉ちゃんが言うと、咲が、慎子さんにそういうことを言った。

「苑子さんだって、好きな着物でいいと言ってくれてるんだし、色無地にこだわる必要なんてないわよ。其れよりも、あなたが似合いそうだなと思う着物を着るのが一番いいの。」

「ああ、苑子さんは、やっぱりそういう事言うんだね。さすが苑子さんだ。そんな風に優しくしてくれるんだからさ、お前さんがいいなと思った着物を、そのまま着ちゃえばそれでいいのさ。」

杉ちゃんも咲に同調した。

「それに今は、家元直門で師範免許とりたいとか、そういうひとじゃないと、伝統的な格好はしないでしょう。」

と、蘭もそれに付け加えた。

「でも、あたしはちゃんと、お箏教室に行くなら、しっかりお箏教室にあう恰好がしたいです。あたし、その小紋というのもあまり詳しく知らないですけど、小紋ばかりが今の着物の主流ということはないと思います。着物を着る時というのは、やっぱり日常から離れて、日本の伝統に触れるときですし、そういうときくらい、ちゃんとしなきゃいけないと思うんです。学校の制服もそうでしょう。あれは、勉強するから、しっかりとした恰好をするということですよね。それも守らなきゃいけないじゃないですか。だからお箏教室も同じですよね。」

「はあ、なるほど。つまり生半可な気持ちでお箏を習いたくないってことですね。もしかしたら、本気で師範免許でも取るつもりですか?」

蘭がそういうと、慎子さんは小さく頷いた。

「もう遅すぎるでしょうか。やっぱり師範免許というものは、子供のころから習っていないと、ダメなのでしょうか。」

「いやあ、そんなことはないさ。努力次第では、資格は取れる。それは間違いありません。それで、ちゃんとした恰好で習いに行きたいというのですね。確かにそれは間違っていません。だけど、本に書いてあるように、必ずその通りにしなきゃいけないっていうわけではないですよ。法律で決まっているわけじゃないんだから、好きだと思った着物でお稽古に行けばいいんじゃないでしょうか。」

蘭は、一寸早口になった慎子さんに、急いでそれをなだめるように言った。

「僕のところに、刺青をお願いするお客さんも、日本伝統刺青ということもあり、着物が好きな方は結構いますが、みんなそれぞれの方が好きな着物を着ています。例えばそうだなあ、最近国立劇場に行ってきたという方がいましたが、皆訪問着を着ていると思ったら、振袖の人もいるし、江戸小紋を着ている人もいるし、皆同じということはなかったそうです。それでいいんじゃありませんか。好きな着物をちゃんと着てくれれば。」

一生懸命説明したけど、慎子さんに伝わっているかは不詳だった。やっぱり伝統的なものを着たいという気持ちも蘭はわからないわけではない。でも、伝統を提供してくれるツールが、偏屈な名匠にでも出会わない限りないということは、確かなのだ。

「リサイクル着物とかそういうところには行った?」

と杉ちゃんが言った。

「そういうところなら、一式一万円程度でそろえられるということもあるみたいだけど。」

「ええ、静岡市に店があると聞いてそういうところにも行きました。でも、あたしみたいな若い女性には、無理だって、店のおばさんに言われてしまいました。」

なるほど、呉服屋さんというところは、若い女性が一人でのこのこ行ってしまうと、店員にそうやって説教をされてしまうのか。

「だから、店員さんに邪魔されない呉服屋さんが欲しいなと思って、口コミサイトとか見ていくんですけれども、どこの店に行っても、若い人は色無地は似合わないと言われて、売ってもらえないんです。色無地は地味すぎるとか、不自然だとか、礼装として着るんだったら、未婚者は振袖を着るもんだとか、そういうことを言われちゃうんです。」

はああ、そういうことか。確かに色無地を結婚式などの礼装として着ることは可能である。それは、特に年齢も問わずに着ることができる。でも、それを実行する若い人は何人いるかと聞かれたら、たぶん、ほんの少ししかいないだろう。店員さんの言う通り、若い人は礼装として振袖を着る。

「なるほどね。色無地を着るのは確かに不自然というわけねえ。リサイクルでも、新品でも同じか。僕は、色無地を着るのはおかしなことじゃないと思うけど、そうじゃないって考える、店員のほうが多いってことだな。まあ確かに、皆着物着てかわいいと思いたいという人のほうが多いだろうし、色無地が売れないのも確かだよな。」

と、杉ちゃんが、お茶を飲みながらそういうことを言った。

「ほら、杉ちゃんもそういっているじゃないの、着物を着てかわいくなりたいって。だからわざわざ地味すぎる着物を着て、お稽古に臨む必要なんてないの。あたしたちは、お箏を、楽しんでもらいたいのよ。昔みたいな、すごく硬い世界じゃないってことわかってもらえない?あなたに、そんな地味な着物で来させている変な師匠だって、思われたくないし。」

咲は、慎子さんに言った。

「いつも、着物をきて生活しているような人が、そういうこと言ってるんだから、今は、もう自由に選んでいいんだって。」

「まあ、杉ちゃんの場合は、着物というより黒大島だけどな。どこに行くにも黒大島ばっかり着ている。でも、それで許される時代でもあるんだけどね。」

蘭がそう付け加えた。杉ちゃんが、

「おう、その通りだぜ。僕はいつでもどこでも黒大島だ。黒大島が、上は武士から下は百姓まで伝わった唯一の着物だからな。」

とカラカラと笑った。確かに大島紬という着物はそういうものだ。紬という着物は、お百姓さんの作業着として開発されたものである。江戸時代くらいに発明されたもので、日本全国に広まった着物である。きっかけは、徳川幕府が、お百姓さんに絹の着物を禁止したことで、禁止されても絹を着たいお百姓さんたちは絹に見えない着物をつくればいいということにして、紬という作業着を発明したのだ。全国各地に、結城紬、信州紬、十日町紬など様々なブランドがあるが、大島紬というブランドは、唯一薩摩藩が、幕府に献上した着物でもあり、唯一生産が合法化された着物でもあった。

「まあ、そういうわけでさあ。色無地にこだわらなくてもいいからさ、好きな着物でお稽古行けや。伝統を守らなくちゃいけない時代は終わったよ。それでいいじゃない。」

と、杉ちゃんは言った。咲も、そうよと彼女に言った。そうですねえ、、、と慎子さんは考えた様子であったけど、

「でもやっぱり、伝統を学ぶならちゃんとそれにあったものを着ないとだめなんじゃないでしょうか。」

と、いう結論を出したのであった。

「珍しいな。お前さんはそんなにやる気があるなんて。そのやる気を、今の世の中は殺しているような気がする。お前さんがちゃんと日本の伝統を学びたいとアピールしても、それにこたえてくれる教室があるか?それはどこにもないよ、今は。」

杉ちゃんは腕組みをしてそういうことを言った。

「どこにもないんですか?」

「苑子さんにも言われなかったの?苑子さんの教室が、古典箏曲をやれるところではないってこと。」

「ええ、それは言われましたけど、でも、伝統文化をやりたいんです。」

「じゃあ、そんなにやる気満々な、理由を教えてくれよ。なんでそんなに、やってみたいと思ったの?」

杉ちゃんに言われて、彼女は少し考えて、

「ええ、あの、箏の先生が私のところに慰問演奏に来てくれたんです。その時、私は、素敵な演奏だと思ったんです。その曲のタイトルは、えーと何だったんでしょうか。なんか素敵な曲で、ほんと感動してしまって、終わったら、絶対お箏習うんだって決めたんですよ。」

と、いうのだった。ということはつまり彼女、どこかの施設に収監されていたのだろうか。児童養護施設とか、障碍者の施設だろうか。それとも、精神科の病院とか?

「どこの施設に入っていたんですか?」

と、蘭が聞くと彼女は言いたくなさそうな顔をした。

「施設名は言わなくていいですから、どんなところに入っていたかだけでも教えてください。」

蘭は、もう一回言うと、

「ええ、模範囚でした。」

と、慎子さんは答えた。

ということはつまり、と杉ちゃんと蘭は顔を見合わせる。そういうことか、と何か気付かせるものがあった。逆にそういう女性でなければ、こんなに真剣に習おうという気はしないかもしれない。

「苑子さんはそのことは知っているんですか?」

と蘭が聞くと、

「ええ、私も彼女の話は聞きました。でも、蘭さん彼女は確かに、そういう生活をしていたことは認めますが、でも、それは、彼女が悪かったというわけじゃありません。だから、したことは確かに悪いかもしれないけど、一生懸命償おうという気持ちがあれば、大丈夫だと言い聞かせました。」

と咲が答えた。

「一体、お前さんは何をしたんだよ。僕たち誰にも言わないから、話してくれないか。」

と、杉ちゃんもいつどなく真剣な表情になって、そういうことを言う。

「私、殺すつもり何てなかったんです。でも、そうなってしまいました。」

と涙をこぼして泣く彼女。

「誰を?」

と杉ちゃんが聞いた。

「ええ、息子をです。本当に、殺すつもりだったんじゃありません。でも、そうなってしまったんです。本当に私は、そんなつもりはなかったんです。ただ仕事が忙しくて、仕事に行っている間に、息子が、喘息の発作で死んだだけだったんです。それだけだったんです。あたしは、息子のことを、放置してどこかへ行ってしまった悪い母親と、マスコミとか裁判員の方は、口をそろえて言いましたけど、そんなつもりは毛頭ありません。愛してなかったわけでもありません。あたしは、ただ、仕事に行ってただけで。仕事だって、子供の医療費がかかるために、水商売やってただけで。それだけだったんです。なのに、私は、子供を殺してしまった悪いお母さんということになっているんです。検察の方にも、弁護士の先生にも私はちゃんとそれを言いましたよ。でも、みんな私のことを、悪いお母さんという目で見るんです。それは仕方がないかもしれません。自分の罪について、ちゃんと反省していないと言えるかもしれませんが、私は、ちゃんと、息子を殺したという事実に向き合ってるつもりです。苑子先生も、自分も似たようなことしたから、大丈夫って、わかってくださいました。だから、その恩にちゃんと報いたいというか、お箏を学んでもう一回自分とちゃんと向き合いたいっていうか。そういう意味で、ちゃんとした制服を着て、自分を鍛えなおしたいと思ったんですよ。それだけの事なんです。誰もわかってくれないけれど、そういう理由なんですよ。だから、」

「ああわかった、わかったよ。それ以上言わなくていい。いうとお前さんもつらくなるだけだろ。誰でも口に出して言いたくない過去くらい持ってらあ。それをちゃんとわかっているか、わかってないかの違いだけだ。そういう理由があったのね。だったら、ちゃんと学ぶ姿勢というのはすごく大切なんだけど、今は、もうそういうものを提供する道具が全部なくなっちまった。だから、お前さんが本当にやりたいことを苑子さんも提供できないかもしれないぜ。それに、もう一回同じこと言うけど、色無地をお前さんの年齢の女性に販売してくれる呉服屋というのは、皆無に近いよ。店員に邪魔されない呉服屋なんてどこにあるかよ。だから、その気持ちだけ忘れないでいてくれれば。」

杉ちゃんは彼女に言った。こういう風に元受刑者だった女性に、態度を変えないで話ができるのは、杉ちゃんだけであった。ほかの人たちは、明らかに彼女の話を聞いて目つきが変わっている。

「しかし、やっちゃったことはもうしょうがないと思え。どうしても変えられない事って人間にはあるからな。」

「そうですよね。それは、刑務所に来てくれた心理療法の先生も言ってました。だから、あたしは、ちゃんと規定されているような服装で、しっかり日本の伝統を習うことで、償いをしたいと思っているんです。」

「そうだなあ。そういう事を経験しないと、真剣に生きようって思えなくなるのが今の時代だよな。残念なことにそれにこたえるツールはどこにもない。これだけは絶対あきらめろ。」

と杉ちゃんは、そういうことを言った。確かに杉ちゃんの言う通りでもあった。真剣に生きようとすればするほど、むなしい感じになってしまうのが、今の世の中でもある。

「でも杉ちゃん、あきらめさせるのはちょっとかわいそうだよ。」

と蘭が杉ちゃんにいった。

「本当は、真摯に学びたいというのは、素晴らしいことなんだから。」

「でも、事実は伝えなきゃな。人間ってできることはそれにどうするか考えることしかないんだからな。」

杉ちゃんがそういうと、彼女はわかりましたと言った。でもその顔がまだ、真摯に生きることをあきらめていない顔をしているのを見た蘭は、彼女に激励の意味で花を彫りたいと思った。でも、入れ墨というと、偏見の強いことも確かで、蘭は、しきりと迷った。

「僕は、形で学びたいということを表すのをやめろというわけではありません。学びたいと着物で表現するのは悪いことではありません。其れも確かに大切なんだけど、もっと大切なのは、それが消え去らずに続いていくことではないでしょうか。どうか、そっちの方が大切だということを、覚えておいてください。着物は、もう小紋しか入手できない時代だと思いますが、それは、二の次で、大事なのは、あなたの真摯に生きたいという気持ちの方です。」

さんざんまよった挙句、蘭は、そういうことを言ってあげた。慎子さんはまだ、悔しいというか、悲しそうだった。でも、色無地を入手するのは、今の時代極めて難しいと思う。若い人が色無地を欲しがるなんておかしいよといってくれる呉服屋は多すぎる。だから、それよりも、学びたいという気持ちを大事にしてほしい。彼女が、より真摯に生きられるために。



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