そして数日後・・・。

啓介は友和の事や皆の事を忘れてしまい病室でずっと過ごしていた。


友和「・・・。」


知子「ともくん、どうしたの?」


そこに現れたのは知子だった。


友和「啓介が記憶喪失になって、僕は今落ち込んでいるんだ。」


知子「啓介、事故にあったの?」


友和「うん、でも今は記憶が戻るまで今はそっとしているんだ。」


知子「そうなんだ、私の両親は病気で亡くなったけど、私は寂しくないよ。」


看護師「あら、知子さんこんにちは。」


知子「相原先生、こんにちは。」


看護師「友和さんと会話をしていたの?」


知子「友達ですから。」


看護師「お姉さんは元気?」


知子「はい、今は元気です。」


看護師「良かった、気をつけて帰ってね。」


知子「はい。」


友和「じゃあ僕も帰ります。」


知子「家まで送るよ。」


友和「ありがとう。」


看護師「恋人みたいに似合ってるよ。」


友和「先生、僕たちをいじめないで下さいよ。」


看護師「あら、それは失礼しました。」


そして三人は笑った。

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君は記憶喪失になった リンゴ @1973352

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