ロビー・待合室

友和「啓介・・・。」


先生「あの・・・、どうされましたか?」


先生が友和に近づくと友和は泣きそうな顔でこう言った。


友和「・・・先生、僕の友達を助けて下さい。」


先生「本人の記憶が戻るまでは今の私には何も出来ません。」


友和「どうしてですか?先生は人を助けるための医者ですよね?このままだと啓介はもう記憶が戻らないんですか?」


友和は精神状態になってしまった。


先生「とにかく落ち着いてください。」


看護師「先生、大変です、佐々木さんが病室を逃げ出しました。」


先生「すぐに行きます。」


友和「啓介・・・、戻って来いよ。」


そして先生は他の病室に向かった。


友和「僕は一体何をしているんだろう・・・。」


僕は外に出た。


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