第8話 アイテムをてにいれた!

魔法の鞄(SR):マジックバッグ(空間拡張)


革製の鞄の中には異空間が広がっていた。

「土門さん、コレ魔法のカバンみたい、空間拡張って魔法が付与されてる、たぶんド◯えもんの◯次元ポケット的な感じ?」

「その表現はわかり易いが色々と危険だからやめておけ」

うん、大人の事情だね。


宝物庫の指輪(SSR):ストレージ(次元収納)

指輪の魔石に次元収納の魔法が付与されていて大量のアイテムを保管出来る、内部時間停止機能付き。


「そのカバンはやるからこっちは俺が貰うぞ」

「あたしもそっちが良い!」

「この指輪型のアイテムボックスは物の出し入れに魔力を消費するみたいだぞ」

「じゃあ、カバンで良いや」

あたしは魔導師のマントの下に革製のマジックバッグを肩から斜めに掛けた。


魔導師のアミュレット(SR):状態異常耐性UP 中

護りの指輪(R):魔法防御力UP 小

護りの腕輪(R): 物理防御力UP 小

力の指輪(R):体力UP 小

魔族がじゃらじゃらと着けていたアクセサリー類には各種効果の魔法が付与されていた。


「この手の護身アイテムは常に肌身離さず付けて置いてくれ」

土門さんは護身用のアイテムを全部あたしに装備させた。

「土門さんは護身アイテム付けなくて良いの?」

「俺は自前のがあるから大丈夫だ」

レベルの低いあたしは少しでもステータスの嵩上げが必要って言われた、例え魔物の攻撃を受けても即死さえしなければ回復呪文やポーションでケガは治せるらしい。


魔導師のローブ(SR):ダメージ減少 中

アラクネの糸で織られた丈夫な布製のローブ。


「これも着るか?」

「ううん、いらない」


魔法の指輪(R):魔力強化 小

魔法の杖の代わりに魔法の発動体にもなる。


「これは?」

「えっと、杖とか無くても水属性魔法使えたから…」

「じゃあ、いらないな」


魔法の短剣(R):状態異常(麻痺)付与

攻撃した相手に麻痺の状態異常の効果。


「これも護身用に持って置くか?」

「『撲殺丸』があるからソレもいらない」

「木刀じゃなくて魔法の杖だけどな!」


ハイポーション(N+):HP回復 大


マナポーション(N+):MP回復 中


解毒ポーション(N+):解毒薬


これらのポーション類はストレージの中に結構沢山入ってたから、もしもの時の為にと土門さんはあたしのマジックバッグの中に数本ずつ入れておいてくれた。


「流石は魔王軍四天王を名乗るだけあって結構色々なアイテムを持ってたな」

「で、水とか食べ物は?」

「無かった」

「…」

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