m25「嬉しい話と悔しい話」


 こんばんは。中5日、今日も深夜勤務の薮坂です。前置きもそこそこに早速ですが今日はね、「こんなに嬉しいことがあるのか!」と「こんなに悔しいことがあるのか!」が同時に起こった話をしたいと思います。


 何度かこのエッセイや前エッセイでも紹介してるんですけどね、私の地元である神戸市と隣接してる淡路島、その淡路島観光協会が作ったご当地スマホゲームがあるんですよ。

 タイトルは「はじまりの島」。古代の淡路島を舞台にした2Dドット絵の古き良きRPGでね、まさに「こういうのでいいんだよ!」が完璧に満たされている作品で、システムはもちろんシナリオが抜群に良くてですね、私がスマホでやったゲームで歴代No,1の傑作なんですよね(スマホゲームやること自体が珍しい薮坂)


 そしてですね……、その「はじまりの島」がなんと、なんと! その第二弾が配信されてたんですよ‼︎


 いやぁ本当に嬉しい! これほんとにガチハマりしたゲームで(観光協会が企画したご当地ゲーなのにハイクオリティというのがポイント高い)一時期狂ったようにやっててですね、きっと私が世界で一番このゲームをやり込んだと言っても過言ではないくらい好きなんですよ。なんせやってる人の絶対数が少ないし。それにこのゲームの派生イベントである謎解きゲームin淡路島にも参加したくらいなんです。

 そのゲームの正統な第二弾が配信、これはもう嬉しすぎる!


 と言うわけでいつになくホクホクしてるんですが、調べてみたらこれ、配信されたのが去年の二月なんですよ……。

 つまりですよ? 私は一年もこの第二弾の存在を知らなかったんですよ! はい、そうなんです。嬉しいと同時に強い悔しさがこみあげて来たんです。


 お前、それで本当にファンと言えるのか? お前はその程度で「世界で一番」とか名乗ってたのか? 恥ずかしくないのか? 死ぬかいっぺん? くらい自責の念に駆られました。


 まぁ、もともと有名なゲームではないし、よほどのRPGマニアでも存在を知らないコア中のコアなゲームですから、第二弾の存在を知らなくても自然かもしれません。宣伝するお金も潤沢ではないだろうし……。でも、そんなゲームだからこそ私は応援してきたワケで、友達にも職場でも布教活動を実施してたんですけど、その職場の人から教えられることになろうとはな……!


 でもでも私が布教してたからこの情報を得られたこともあって、最終的にはやっぱり「嬉しさ」が勝っている状況であります。



 と言うことで、これを機会にみんなやろうぜ! 第一弾の「はじまりの島」を! 第二弾は第一弾の前日譚らしいよ!

 無料のスマホゲーだよ! ガチャはないどころかオートセーブすらないよ! オフラインでもできる優れもの!

 課金要素はあるけど、経験値アップとかだからシナリオに影響はないよ! さぁやろうぜみんな! さらには現実の淡路島に来てGPSの位置を取得するとゲーム内アイテムが貰えるし、さらにはこのゲーム、現実世界の淡路島で使えるクーポン付きだよ!

 びわゼリー貰えるよ⁉︎ 施設に入る入場料が割引になるクーポンだってあるよ⁉︎

 

 あと純粋にシナリオが本当に素晴らしい! さぁあなたもこの無料で楽しめるゲームの世界に飛び込もうぜ!


 ……と言うわけで、私は今から第二弾の「はじまりの島〜日本創世譚〜」をやります。

 仕事? 当直? 知りませんそんなの。私は今からゲームの世界に──。



(10エピソード更新完了しました!)








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