m10「お一人様」


 こんばんは。今夜も眠らない、10回目。最近、山登りを始めようとしている薮坂です。

 これ以上趣味を増やしてどうすんねんって自分でも思うのですけど、新しいことを始めるっていくつになってもいいですよね。


 さて、今日は山登りの話ではなく(まだ行ってない)、タイトルは「お一人様」です。

 私、孤高のソリストを自称しておりまして、結構な数の「ソロ〇〇」をやってきた人間なのです。


 あ、でもカラオケは好きじゃないのでソロカラオケはやったことないですねー。

 そのほかは、ソロツーリングだとかソロ旅だとかソロ野宿だとか、やや引かれるレベルではソロボーリングとかソロプラネタリウムとかソロ水族館とか(昔、某水族館の年間パスを持っていたことがあります)。


 まぁ、別に誰が見てる訳でもなしということで、あらかたのソロ〇〇はやってきたのではなかろうかと自負しています。

 みなさんの中には、ソロ〇〇で珍しいことしたって人はいらっしゃいますか?


 ちなみに私は、珍しいところでは「ソロ夜の墓地」をしたことがあります。別に肝試しをしようとしていた訳ではありませんよ。笑

 ちなみに今まで一番レベルが高かったソロ〇〇は、これはもうソロUSJで決まりです。しかもクリスマスシーズン、修行を通り越してもはや苦行でしたね。「他人の目なんか気にしないぜ!」ってイキがっていた私も、やっぱり平凡な人間なんだなぁと思い知らされた一件でした。

 その時は「うわーあいつクリスマスのこの時期に一人だぜ、シングルベルかよありえねー」みたいな感じで周りの人達から見られると思ってたんですよ。しかしです。「他人から認識されないシースルースキル」を得てしまったのではないかと思うほどのスルーっぷり。

 恋人たちは、どうやらお互いの姿しか認識できないようになっているみたいですね。それが何よりもキツかったです。



 さて。そんなこんなで、この前の深夜勤務は忙しかったのにもかかわらず(当直中にこれを書けなかったレベル)、尾を引く事案がなく、さらりと帰れる勤務でした。

 つまり時間があったので、久しぶりに妻に黙ってソロ映画を敢行してきた訳であります。


 そう言う訳で、ずっと気になっていたクリストファー・ノーラン監督の最新作「TENET」を観て来ました。


 これがね、いや凄い。ネタバレがお嫌いな方もいらっしゃるでしょうし、映画の内容には触れませんが、というより難解すぎて、まったく触れられないような作品でした。

 一度見ただけでは理解できないほど難しいストーリーなのですが、難しいのにもかかわらず「これは面白い!」と素直に思える不思議な作品です。

 ストーリー好きの人は是非観てほしい映画ですねー、そして私に内容をわかりやすく教えて頂きたい。←


 ノーラン監督の映画はほぼ観てるんですが、私の中で「インセプション」を超える作品となりそうです。しかし、あと2回くらいみないと理解できないですねコレは。

 今回はざっくり言うと「時間」がテーマのお話なんですけど、いったいどういうアタマの構造してたらあんな話が思い浮かぶのでしょうか。

 カクヨムの作家さん方も、もちろんいい意味で「この人のアタマん中どうなってんやろ」と思うことしばしばなのですけど、発想力ってどうやったら鍛えられるんでしょうね。


 やっぱり妄想し続けるしかないのでしょうか。でも妄想し続けたとして、誰もがあっと驚く目新しいアイデアにたどり着けるものでしょうか。

 しかし、目新しいアイデアだけが面白いという訳ではありませんよね。どこにでもありそうなストーリーだけど、やはり食い入るように読んでしまう「面白い」作品はあります。つまりはその「どこにでもありそうなストーリー」のどこかに「面白い作品たらしめる何か」があるような気がするのですよ。


 しかし、このまま語るととんでもなく深遠なところに突入しそうですので、今日はここまでにしておきましょう。



 という訳で今回の結論は。

「TENET」面白かったから観てみてね!



 以上、今夜は眠れそうな薮坂でした。

 しばらく深夜勤務はありませんので、またそのうち。深夜にお会い出来れば幸いです。



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