転機かと思いきや
俺は自分の下にあるの下に転入生が落とした紙を拾って何が書いてあるかと思い見ようとした瞬間。
「ありがとう!!!!!!」転入生が言った。なんか、凄い焦っているような感じが、したが気のせいだったのだろうか。
残念ながらすごいスピードで取られたので紙に何が書いてあるのかは不明のままだった....
何ともいえない空気が流れていた。
俺はふと転入生がノートを全部は写せていなかったことを思い出した。
この何ともいえない空気に殺されそうだから、切り札として転入生に俺が書いたノートを見せようと思い、
「ねえ、中村先生書くの早いからノート全部取れてはいないでしょ?俺ので良ければ見せようか?」
転入生もこの空気に困っていたらしく、不自然に
「ああ!!そうだ!!全部は写せていなかったんだよ。ありがとう!!
写させてもらうね!!!」
そう言って黙々とノートを映し出した。
俺は次の選択肢を考えながらも、さっき転入生が落とした紙に何が書いてあるのかをずっと考えていた。
いつもなら、他人が落とした紙の内容なんてどうでもいいのだが、なんだか今回はめちゃめちゃ気になる。
何故だ....俺は何を感じる....
あの転入生、何かあると....
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