腹ペコ美女との出会い
グウウと俺のお腹が鳴り、俺はお腹を手でさする。
お腹空いたな…。
そういえば、夕飯は無能が食う飯なんてないって言われて食べさせてもらえなかったんだっけ。
そう思っていると視界にティガーの死体が映る。
「ティガーの肉でも食べるか…。そしたら、まずは枝集めだな!」
俺は張り切って独り言を言うと、木の枝を集めに森の奥へと進んで行き、順調に木の枝を集めていった。
集めた枝の内、三つの枝を先端を剣で尖らせておいて、ティガーの肉を剣で剥ぎ取る。
「木の枝を集まったことだし、火を起こすか…。ファイア」
そう言うと俺は呪文を唱え、火の魔法を発動させて集めた枝に発火させて、ティガーの肉を尖らせておいた枝で刺す。
俺はティガーの肉を刺した枝を焚き火の上に近付かせて、焚き火の炎でティガーの肉を炙る。
そろそろ焼けただろう。
そう思い俺は炙って焦げたティガーの肉を食べようとすると、近くの木々が揺れて何者かが呟く。
「お肉、お肉の匂い~」
そう呟きながら木々からふらつきながら女性が出てきた。
なんなんだ、この女性。お腹が空いてるのか?
そう思い俺は女性に食べようとしていたティガーの肉を差し出しながら言う。
「ティガーの肉だが、食べるか?」
「良いの? ありがとう!」
そう言うと女性は俺からティガーの肉を受け取って、勢いよく頬張りながら食べている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。