第2話:妹は兄のために犠牲になる。
「ごはっ!? がっはっぁ!?」
口からおびただしい量の血液が迸る。
ゆうだちの蹴りの一撃によって俺は後方へと吹き飛ばされてしまった。
つい先程まで勇み足だった自分に対してもの凄く文句が言いたい気分だ……!
「ゴホッ……勝てない……!! なんだよ、あいつらの訳のわからねぇ超能力はっ!?」
「失礼しちゃうわね。これでもれっきとした科学によって生み出された力なのよ?」
「ふっ、無駄だぜ姉さん。どうせこいつは素人だ。何言っても通じねぇって」
地面に仰向けで倒れたままの自分。痛みを堪えながらも、俺は彼女たちの姿を顔を見上げる形で目に焼き付けていた。
見える。俺の目でもよく分かるその青く光る冷気と、マグマのように熱く燃えたぎる灼熱の赤いオーラ。
その彼女達に纏わりつくオーラは人の形を成して闇夜を照らし出している。
これが奴らが言う改造人間の力とでもいうのか……?
そう思いながら地面に伏していると、俺はゆうだちに持ち上げられるように胸ぐらを掴まれ――そして、
「おら、フレイム・ナックル!」
「ごほぉっ!? がっ――」
身動きのとれない俺に対し、彼女は炎を纏った拳の一撃を容赦なくぶつけてくる。
右頬に拳の一撃を受け、ジクジクと焼け付く痛みと共に、俺は宙を舞いながら後方へと吹き飛ばされてしまった。
背中から地面に強くぶつけてズルズルと着地してしまう。
「ぐっ!? くっそぉ……!」
「あらあら、また派手に吹き飛ばされてしまったわね。少し抵抗するのかなって思って私、とても期待していたのに……なんなのその無様な姿は。正直残念だわ」
冷たく輝く青いオーラを身体に纏った姿のあさぎりが、凍て刺すような冷たい視線と共に、俺の無様な姿を目の当りにしてとても残念そうにため息をついている。
「てか、お前。俺様の拳で簡単に吹き飛ばされすぎてんじゃねよ! つまんないじゃないか! もっと俺様をたぎらせてくれよ! あの時の威勢の良い言葉は嘘だったのか? はったりだったのかよ?」
「言ってくれるじゃねぇか! うぉりぃやぁああああ!!」
拳を肩まで振り上げて力を込めつつ、俺はゆうだちに向かって間合いを詰めようと駆け出す。
俺の立ち向かう姿を見ていたゆうだちは、その場でニヤニヤと笑みを浮かべながら挑発の眼差しを俺に向けてきている。
「舐めやがってっ……!」
その眼差しにカチンときた俺は拳を彼女の顔面にめがけて突き出した。
――だが、
「おっとあぶね。ひひっ。まぁ、無駄なあがきだけどな」
その言葉を耳にした直後に、
「ヴェッ!?」
俺の振りかざした拳は虚空を貫いてしまう。そしてその刹那の瞬間に俺は彼女の灼熱のカウンター技こと、きりもみアッパーカットが炸裂する。
「うぅ……くそぉ……!」
技が顎に直撃し、俺はその場で宙に舞う。そしてドサッという音共に、俺は再び地面とキスをしてしまう。
痛みを堪えながら両肘で上体を起こしつつ、俺は彼女の事を睨み付ける。
これでもう七回目だ。同じ技を何度も俺は繰り返し受けている。
「まだ抵抗する気か?」
「ヂグジョヴ……ゆうざ――……っ!!」
顎の激痛でうまく呂律が回らず、俺は彼女達にダミ声で怨嗟の言葉をぶつけた。
すると、
「そうそう。その目つきでみるのよぉ……。あぁ……その顔。とてもそそるわねぇ……。はぁ……私、もっと濡れてきたわ……凍結ッ!」
――カチコチ――ガチコチ――バキッ!
「えっ……か、からだが霧になって氷にの塊になった……だと……!?」
「ふぅ……変身成功ね。……うふふっ」
自分が何を言っているのかがよく分からない。彼女が濡れてきたとか言ったからてっきり、俺はあっちな事を言っているのかと思ってしまった。
だが、そうじゃなかった。彼女の身体全身が霧となり霧散し、そして直後に霧となってしまった彼女は姿形を変え、氷の西洋鎧のを纏った凜々しい怪人へと姿を変えてしまったのだ。
「いっ、一体なっ……なにが起きたっていうだよ……?」
「ふふっ驚いたかしら? 私のこの能力(チカラ)はね。身体や空気中にある水分を使う事で氷を自由自在に生成する事ができるの。もちろんこの姿も私の能力を応用した末に出来た最強の能力よ。あなたが好きなコミック雑誌にでてくるヒーローみたいなものと言えば解るかしら? ふふっ、どちらかと言えば私達は怪人側の人間なのかもしれないわね」
あさぎりは頼んでもいないのに俺に丁寧な解説をしてくる。
「おっと姉さんがやる気なら。俺様も力を解放しないとな。さっきから身体が熱くて仕方が無かったんだよ! ……豪傑ッ!!」
「……おいおいまじかよ……!?」
地面から突如発生した巨大な極太の火柱がゆうだちを飲込む。
極太の火柱は数十秒経過した後に地面へと下がっていき、そして目の前にいたはずの制服姿のはずだったゆうだちは、全身に灼熱の炎を身に纏う岩石怪人に姿を変えて立ち尽くしていた。
「ばっ……ばけっ、化け物ぉおおお!?」
彼女達のこの世とは思えないおぞましい姿に恐怖を感じ、俺は慌てふためきながら背を向けて脱兎の如く全力疾走で逃走する。
だがしかし、
「どこに行くつもりなんだ……? 俺様のクールでイカした姿みるなり逃げだしたりするんじゃねぇよ……フゥ……フゥ……」
「えっ……うそっ?」
後ろに顔を向けると、怒りを露わにしたゆうだちの顔が目の前にあった。
「ぎぃやぁああああああああああああああああああ!?」
身体を宙に浮かせたまま空間を移動し、ゆうだちは俺を背後から追いかけてきていたようだ。
そして俺の身に悲劇が――
「顔潰れろ。フレイム・ロックナックル!!」
――ジュゥ――バコ――
「あああああああああああああああああああああああああっ!!」
頬が焼け付く音と、体感したことのない激痛からくる絶叫。
更に追い打ちの一発にきりもみアッパーカットが俺に炸裂する。。
「俺様をたぎらせた分のお礼はしっかり返さないとなぁ! オラッ!!」
「ヒグゥ!?」
その場でうずくまる暇もくれず、ゆうだちは宙を舞ったかと思えば、今度は空中踵落としを繰り出して俺の脳天に叩きつけてきた。もう……死にたかった……。
だが、俺は死ぬ事は出来なかった。
「……ヴ……ヴヴッ!!」
――コロシテヤルッ!
言葉にならない声を上げて俺は立ち上がり反撃を試みる。
俺が振りかざしたアッパーカットはゆうだちの顔にめがけて狙いを定めている。
だが、その一撃は。
「ふふっ、駄目よ。アイスシールド」
「アガッ!?」
ゆうだちの顔にではなく、直径三〇センチもある円盤状の氷の盾へと吸い込まれてしまった。
盾に拳をぶつけてしまった事で、盾に接している箇所からおびただしい量の血がトクトクと流れ出ている。頭に血が上ったままそれを目の当りにして、俺は頭から血の気が引いていくのを感じて冷静さを取り戻した。
その直後に再び、俺はゆうだちのフレイムパンチによって後方へと吹き飛ばされてしまう。
――カバー&アタック戦術か……!
彼女達の阿吽の呼吸の連携プレーに、これ以上俺は戦いたくないと、心の中にある戦意が喪失しつつあった。強すぎる。全力で逃走を図るしか生き残れる方法が他にないのが悔しくてたまらない……!
「ちっ、ちくしょおおおお!!」
俺は全力で走る。身体がどんなに痛くても命が惜しい。プライドなんてどうでもいい。
俺は本能の赴くままに走って生きて帰りたいんだ!
それは自分にとって本心だった。
『氷のように凍てつく処女達の嘆き。それは贄の赤き血肉によって幸福へと満たされる。必殺・アイスメイデン! さぁ、私の為にその純血を寄越しなさい!』
「俺は男で童貞だッ!」
――いや、そうじゃなくて!?
背後であさぎりがなにやら怨嗟の籠もった呪文の言葉を詠唱し始めている。
呪文の詠唱が終わると次に起る出来事はアレしかない。
――ギャアアアアアアアア!!
「うぉっ――あっ、ぶねぇ!?」
ほら、お約束通りにあさぎりの必殺技が発動した。俺は刹那の瞬間に間一髪の所で片足を前に突き出して、グッと力を込めてブレーキをかける事に成功する。
突如として目の前に現れたスパイクだらけの氷壁。鋭利なスパイクには所々赤黒い血痕が人の形を成して染みついているのが覗える。まさか……コレは……。
「あら残念。そのまま勢い余って串刺しになって欲しかったわ」
「くっ、それは残念だったなっ……!」
「良かったわね。前の人達みたいにならなくて。くふふっ」
俺を追い詰めようとあさぎりとゆうだちが近付いて来くる。
「もう逃げられないぜお前。はっ、必殺!」
「あれはまさかっ!?」
ゆうだちが宙高く舞い上がる。そして、
「フレイムシュート!」
彼女は空中大回転した後に、俺にめがけて両足を突き出したまま斜め45度の角度をキープしつつ、灼熱の纏ったドロップキックを仕掛けてきた。
音速に近いドロップキックが飛来してきている。俺はその姿をスローモーションで目に捉えながらタイミングなどお構いなしにその場で回避行動をとる。
――チュドンッ!
「っ、ぶねぇっ……!?」
あと数歩遅かったら確実に、俺は腹に大きな風穴を開けてそのまま死んでいた。
俺がさっきまで居た所には大きな黒いクレーターが出来ている。
「チッ……!」
クレーター中央でゆうだちが舌打ちを大きく打つのが聞こえてくる。
必殺技を避けられてしまった事でカチンときたようだ。そんな簡単に必殺技を受けてたまるかよ。
「……次は避けられないからな?」
クレーター越しからゆうだちが俺の事を睨み付けてきている。
また同じ必殺技を仕掛けようと考えているかもしれないな。そんなの特撮物の怪人だったら反則(アウト)だろうと言いたい。相手はそんなマニアックなお約束は知らないだろうが。
「ん?」
ふと、俺の頭の中に電流がピリリと走り去っていくのを感じた。
その直後。俺は無意識に、
「へっ、へんしっ!!」
その場で身体を動かしてポージングをしながら「変身」と叫んでしまった。ナンデッ!? なお、俺は彼女達の笑いを取ろうとした行動ではない。身体が勝手に動いて口が勝手に喋ったんだ!
だがいくらポージングをしても変化が起こらない。やばい……恥ずかしいじゃん……。
「あぁん? ここに来て変身ヒーローがごっこしたいのか? バカじゃねお前?」
可愛そうな奴と言わんばかりの目つきでゆうだちが俺を見下してくる。さらに、
「憐れね……自分の死を悟って精神崩壊者になってしまったのね……はぁ、いままで見てきた人の中であなたは一番頭のおかしな人になってしまったのね……可愛そうに……」
いや、あんた達のせいだろうが……!
だがそう思えるのもつかの間の事だった。
「ふふっ、最後まで私を笑わせてくれるわね。もう少し頑張って欲しかったわぁ……」
「あぁ、まったくだぜ姉さん。所詮。こいつは口だけのクソガキだったようだな。期待して損しちまったぜ。……まぁ、ゴキブリ並のしぶとさは尊敬に値するけどな。こいつ何回やられても生きていられるなんてどんな生命力なんだよ。逆にこっちが恐怖を感じてしまったぜ」
ゆうだちの心のない言葉が俺の心をえぐってくる。
「た……たのむ……殺さないでくれ……! 俺は死にたくない……!!」
プライドも何もかもかなぐり捨てて、俺はただ必死に土下座をして命乞いをする。
俺の土下座する姿を目の当りにした彼女達は。
「……はぁ。失望したわ」
「……本当。こういう奴を何度も見続ていると、弱い奴らはみっともないんだって。また改めて思わされたな」
「…………くっ!」
「さて、もうあなたとの遊びは飽きてしまったわぁ。そろそろ君の命をデッドエンドにしてあげるわね。ゆうだち。最後にあれを決めるわよ。特上の花火を空に咲かせて終わり(フィナーレ)を飾りましょう」
「おっ、いいねぇ。汚ぇ花火が満開に咲いちまうってか?」
「ふふっ、言葉遣いがもう少し良かったらモテモテになのにね」
「まっ、興味がないからどうでもいいけどな。なぁ、ちゃっちゃと一発決めてさ。んで、家に帰ったら祝杯を挙げようぜ!」
アレを決めるとは一体どういうことなんだよ……?
クスクスと顔を見合わせてお互いに笑い合い、程なくして彼女達は笑うのを止めてうなずきあった。
「あっ、そういえばこの仕事とは別にもうひとつやらないといけない事があったわ」
「いいじゃん。どうせこの街に居ればすぐ簡単にそいつは見つかるって」
ゆうだちは若干面倒くさそうに口を尖らせてあさぎりに言葉を返す。
どうやら俺の後にもまだ殺される人がいるらしい。可愛そうにな……。
「なぁ、もう俺を殺すならひと思いに殺してくれよ……」
すまないふゆづき。せっかくお兄ちゃんになってやれたのに、こんな情けない形でお別れするなんてごめんよ……。
出来るなら妹達。特にふゆづきの見ていない所で俺は人思いに死にたい。
「そっか……。まぁ、あんまりそうしんみりすんなよ。痛みは一瞬だけだ。それからは楽になれるさ」
ゆうだちの掛けてくる同情の言葉に返す言葉がない。俺はただ無言を貫き続ける。
「若干時間が無いわ。この子はもう自分の死を受け入れているわ。早く始めるわよ」
「あっ、わりぃ姉さん。ちょっと待ってくれないか?」
「いいわよ」
「サンキュー姉さん。後でコンビニスイーツおごるわ。なぁ、お前。名前はえと……」
「乾沢一だ」
「乾沢一。お前には敬意を表してやる。こんな形で出会わなかったらお前は俺様の舎弟になっていたかもしれない男だったな」
舎弟だと? ふざけるな。
「ふん、そんなのノーサンキューだ」
と、雑な感じで断る。
俺の返事に対して、ゆうだちは少し残念そうにため息をつく。
「そうか。まぁ、短い時間だったけど楽しかったぜ。あばよ」
と寂しげな表情のまま、
「ボルケーノ・ラプション」
と、彼女は呪文を唱えた。
「……っ!」
彼女の背後から煌煌と赤く煮えたぎるマグマの火柱が天を貫くように出現する。
それを見ていたあさぎりは、
「ブリザード」
と、彼女も同じように呪文を唱える。すると、
「……雪?」
空には雲一つも無いのに何故かチラチラと雪が降り始めている。
不可思議な現象で降り始めた雪は次第にその降雪量を増やし、そして時間と共に辺り全てを吹き荒らす暴風雪に変化した。
その中に巻き込まれてしまった俺は両腕を使い、顔をかばうようにして自分の身を守る。普通の人ならば確実にこの寒さは生きていられない。俺の特異体質がこの寒さに対抗するようにして、体温調整で相殺してくれていた。
彼女達は更に己が持つ力を最大限まで強めているようだ。そして、
「なっ、なんだあれは……?」
両腕の隙間から見えている光景に、俺は驚きと共に唖然とする。
宙に浮く奇怪な球体はあさぎりとゆうだちの頭上高くあり、そこに彼女達が発動させている火柱と暴風雪が、互いに混じり合うように吸い込まれていっている。
熱と冷気で成り立つその球体は時間と共に大きく育っており、次第に青く光る巨大な白い大玉へと姿形が変わっていく。
その青く光る大玉を、ゆうだちとあさぎりは共に両手を掲げて保持している。
「ははっ、あははははははっ!! 驚いたでしょっ!! これが私とゆうだち、姉妹の力でしか出せない究極の超必殺。その名もメテオライト」
「めっ、メテオライト……?」
流れ星がここに降り注ぐみたいなセンスのない名前だな。
「おいおい姉さん。必殺技を先に言ってしまうなんて楽しみが無くなっちまったぜ? こういうのは先にじゃなくて後から言うべきものなんだよ」
どっかの金太郎ヒーローみたいな事を言うなよ!?
「じゃあ、さっそく姉さん。俺様といっしょに必殺技やって終わらせようぜ!」
「ふふっ、ごめんなさいね。じゃぁ、」
「まっ、まってくれ……!」
「「メテオライト・フィニッシュ!!」」
「あぁ……あかんわ……」
俺の制止をもろとせずに、彼女たちは容赦なく必殺技を発動してしまった。
ゆったりとした速度でメテオライトは俺に向かって下降してくる。
「ぬわぁああああああああああああああああああ!!」
逃げたい。だけど後ろはアイスメイデンの壁で逃げ道を塞がれており、俺はどう避けようにもあの速度と範囲では回避が間に合わない。
そして情けない事だが俺は腰を抜かしてしまっている……。しゃがみ込んだまま一歩も動けないんだ……。生きたいと思っているのに何してんだよ俺は……。
逃れる事の出来ない死まであと数秒。どうやら絶望が俺のゴールだったようだ。
ヒリつく熱さと凍てつく冷たさがジリジリと肌に伝わってくる。
ふと遠くから、
「おにぃちゃぁああああああああん!!」
どこともなく聞き覚えのある甘い声が遠くからフェードアップして聞こえてくる。
その声を耳にした直後に、
「えっ――」
俺は横から誰かにタックルで突き飛ばされていた。
そして次の瞬間――
――チュドォオオオオオオンン!!
タックルで身体を突き飛ばされ宙を舞い、俺は川に落ちるその刹那の瞬間。
「いやぁああああああああああああああああああああッ!!」
「……えっ、ふっ……ふゆづき……?」
目を大きく見開き、ふゆづきがメテオライトの爆炎に飲込まれる瞬間を空虚な気持ちと共に、俺は目の当りにしていた。
――パッチン! 俺の心の中で何かが弾けたのを感じた瞬間。
「うわぁああああああああッ!!」
「お……に……い……ちゃん……」
絶叫と共に俺は水中へと落ちていく事になってしまったのだった。
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