応援コメント

第3話」への応援コメント

  • 完結お疲れ様でした!
    「二つの刺激の交差点に自我が生まれる」
    興味深いアイデアですね。自意識というのはSFの一大テーマのひとつです。私は「受動意識」主義者(なんだそれ)なのですが、この理論の大きな欠点であるクオリアの存在説明を本作はしているように感じます。つまり二つの感覚刺激が大脳皮質で統合される過程を大脳が知覚することこそ自我ではないか...そんな妄想が捗ります。
    次作も楽しみにしております。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    「受動意識」・・「クオリア」・・・?
    と、また新たな用語が出てきたので表層に触れてみるとどうやら臙条さんの作品の主題とも言えるテーマだとわかり、また一つSFの深淵を覗いた気分です。
    殺人本能のコメントでお伺いした「SFとはなにか」について私も一つ語らせてもらうなら、それは驚きの発想だと思っています。
    なんの知識もない子供の抱く驚いた気持ちや、もしかして?と飛躍した想像が(私の中では)SFの土台となると考えています。
    なので今後SFと称するなにかを投稿することがあるとすれば、その時も私はあえて関連する理論や知識を深めずに私の思うままに、都合のいい展開というのを想像していくことでしょう。
    それは科学的知識を深め、人間の更なる発展を願う人々からすれば歯牙にもかけないものかもしれません。
    それでも私はこの世界(リアル)をフィクションのように見つめるなかで、人間という生き物を解剖し、創造していきたいと思います。
    私も次作の発表を楽しみにしています。