第七十回 ――ドリーム。


 それは見る夢。


 でも、見るだけではない夢。


 触れること、

 触ることも、

 無限大ということを、君は教えてくれた。



 それはきっと、


 自分だけではなく、

 縁する人も皆、大いなる願い。


 嬉しいこと、自分だけではなく、

 皆も笑顔になることが、大好き。


 そのために、

 そのために僕は歩く、


 また、

 また皆に会いたいから。



 それが僕の夢。


 それは僕の手で、僕の足で掴むこと。


 夢は約束と変わり、

 夢はまた目標となる。


 ……

 …………叶うと信じる。叶えてみせるとの強き一念。


 皆で笑顔になりたいから、

 僕は歩む。


 まだ覚束ない足の動きでも、僕は繰り返し己と闘う。


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