第六十八回 今日この日。
このポエムは、
今日この日には綴らず、後日綴っている。
今日この日は、
令和二年十一月十八日。僕が目覚めた日。
…………
パパとママが、そう言っていた。
心当たりはないけれど、
もし、あともう少し目覚めていなかったら、
僕は、永遠の眠りに入っていた……そうだ。
僕は、きっと違う僕で、
僕は、僕の記憶を失って、僕でなくなるの。
今世の記憶は、……たぶん、たぶんだけど、
来世に持っていくことはできないと思うの。
魂は永遠だけれど、
来世の僕は、来世の僕としての人生を歩む。
………………でも、
戻ってきたの、……ううん、追い返された。
僕はまだ、何もしてないから、
今世の僕、
まだわからないことも多々あるけれど、
そのわからないことを、僕は生涯をかけて問い求め、
成すべきことを、成し遂げる。
きっと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます