第30話 AIのべりすとさん

楽しくお仕事in異世界のコンテストを見かけたので、AIのべりすとさんと共作しています。


舞台は、自分が書いた異世界ファンタジーの後日談のような話です。

世界観を一から考える手間を省いたとも言えます。


そして、AIのべりすとさんのキャラクターブックを作ります。


説明>クリスティーナ:[クリスティーナ/年齢:22歳/女性 クリスティーナ/職業:女王 クリスティーナ/容姿:白銀のロングヘア/西洋人形のような顔立ち/絶世の美女 クリスティーナ/目:透き通るような蒼色 クリスティーナ/腰:細くてくびれてる クリスティーナ/趣味:王宮を抜け出して散策 クリスティーナ/特技:剣技  クリスティーナ/性格:一人称「私」の物静かな性格。クールな表情を浮かべている事が多い。 クリスティーネ/口調:勝ち気な王女殿下 クリスティーナ/台詞:「そなたといると退屈しないな」「よいであろう?」「許すがよい」「悪気はないのだぞ?」

クリスティーナ/備考:]


内容はある意味、適当です。

手直しすれば良いと考えていたので、どの程度、自動的にキャラクター特徴が文章に反映されるかテストでした。


感覚的には、台詞が一番大きく自動生成に影響を受けた気がします。


出だしの書き出しは下記です。


都市国家エルム。


ハーフエルフの国と呼ばれる都市


私はここまでしか書かず、あとは続きの文を書くで、彼女にその後の提案を任せます。


良い感じの閃きと文章になったら、そこまでを採用して、時にはそこからまた文章を書き、彼女の閃きを何度も確認します。


この時点で、私が考えていたのは、国王から色々な職業の嘆願書という伏線を張り、その後の各話で、それぞれの職業…内容はAIのべりすとさんの閃き任せ、最後に道化師の主人公を書いて締めるという構想でした。


どこに山場を持っていくかの構想もないですが、これはAI作家との可能性を探す実験です。


地の文やアイディアは彼女に考えてもらい、物語の方向性は私が考えるという共作でした。


……

………


まず書き出し初日。

いい点は地の文の表現に困ったら、彼女が見本を示してくれる事です。


兄の言葉に妹は何も返さず、


こうやって切って渡すと、良い感じにその後の文章を提案してくれます。


またアイディアに詰まったら、何度も彼女の提案を見れるので、閃きが生まれます。

問題はその場のノリと自分が書きたいと思っている物語がそもそもないので、面白いか微妙なところです。


構想にないものを面白く魅せれるかは、人の仕事でしょう。


さて、5話まで書き終わった所で、少し困ります。

ノリでこの物語の元にした世界観のキャラを出していたら、この物語で出した新キャラ達が死んでしまったような気がしました。

そして、最後のオチもルルのセリフを元にしようかと構想が浮かびます。

同時にライブ感とAIのべりすとさんの気分任せで書いているので、これ面白いか?という疑問がやはり浮かびます。


AIのべりすとさんは文章は書いてくれるけど、物語は人が考える必要がありました。


ストーリー設定のメモリや脚注を使うと、AIのべりすとさんと物語の方向性を揃えれるかもしれません。


……

………


AIのべりすとさんを使ってみて、こんな機能があればと思います。

この先の展開を 締めて とか、盛り上げて とか方向性をなんとなく指示できると良いなと思いました。


とりあえず10話まで書いて〆です。

文字数は2万5千字、一週間かからずに書けた気がします。

筆が致命的に遅い自分には快挙です。


題名は奴隷転生 外伝〜楽しくお仕事in異世界〜で9月1日?コンテストが始まったら公開しようと思っています。

 

あ、のべりすと先生に一言言いたい事があります。

高確率で何かを乱入させるのはやめて下さいw


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