第4話
青山朔弥「ミジョ先生....うちの弟に何してくれてんですか?」
ミジョ・ニキ「うああ、すみませんすみません!!許してください!」
青山先生が殴りかかってきた......
ミジョ・ニキ「はっ!なんだ、夢か...」
目覚めの悪い朝だ...僕は青山先生に殴られる夢を見て起きた。一体昨日の青山先生の姿はなんだったんだ...変な汗をかいてしまった...学校にいかなければ。
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学校にて
永山幸子「ミジョ先生どうしましたか?なにか考え事をしているように見えますけど?」
ミジョ・ニキ「あ、校長先生、すみません。青山先生についてなんですけど...」
永山幸子「青山先生ね。別にあの人は普通の人だと思うけど?何かあったの?」
ミジョ・ニキ「いえ、変なことを聞いてしまいましたね。すみません。」
凛太郎に聞いてみるか。
ミジョ・ニキ「青山!ちょっと話があるんだが。」
青山が何か怯えた様子でこっちにやってきた。
青山凛太郎「み、ミジョ先生...僕何かしましたか?」
ミジョ・ニキ「いやお前がなにかしたって訳じゃないんだが。お前のお兄さん、青山先生いるだろ。」
青山凛太郎「さく兄がなにかしましたか?」
ミジョ・ニキ「あの人、昔総長とかしてたか?」
青山凛太郎「は?さく兄がそんなことするわけないじゃないですか!あの人は僕にも注意したことはありましたけど、喧嘩とかはしたことありませんよ。でも、さく兄高校時代に付き合ってた彼女が殴られた時にめっちゃキレて全治3週間の怪我負わせたって噂聞いた事ありますよ。」
ミジョ・ニキ「そうか...あの人も何か背負ってるもんがあるんだろうな。すまん、時間取らせたな。帰っていいぞ。」
?「おい!だから離せって!」
奥の方から荒々しい男の声が聞こえる。もしや、またあいつか...はぁ
?「ちょっと喧太くん!学校に猫持ってこないでよ!」
あれは千代子か?彼女の名前は江戸崎千代子。風紀委員だ。話してるのは和田喧太か...なんで猫持ってんだ?
和田喧太「可哀想だったんだよ!道端に捨てられてて悲しい目でこっちみてたからよ。つい、拾ってきちゃったんだ。」
江戸崎千代子「可哀想だったのは分かります。しかし、ここは学校です!猫を持ってこないでください!」
千代子、相変わらず気強いな。あんな女子に罵倒されたいなー。踏んでもらいたい。顔は普通に美人なんだよな。というか、なんか千代子の目がいつもより冷たくないな。もしや...
ミジョ・ニキ「ハートアイ...」
この魔法は相手の心読む魔法だ。えーどれどれ...
江戸崎千代子(猫ちゃん可愛いなー。連れて帰りたい。喧太くんも猫持ってくるとか可愛いなー。ヤンキーだけど、ギャップ萌えって言うのかな。あー好き)
ほーん千代子も本当は猫好きなんじゃん。まさか喧太のこと好きだったとは...でもなんかこの2人は応援したいな。
ミジョ・ニキ「2人とも、猫は先生のクラスで預かるからね。放課後には返すよ。あと、千代子ちょっと耳貸して。」
千代子「は、はい。」
ミジョ・ニキ「喧太に告っちゃえよ...」
江戸崎千代子「ちょっと!先生!からかわないでくださいよ!」
僕が千代子の耳で囁くと千代子は顔を赤らめて、叫んだ。可愛いなー。おい。
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教室にて
ミジョ・ニキ「今日は合唱コンクールの練習するからね。音楽室集合してね。音楽の先生、夏山先生もいるからね。」
生徒達「はーい!」
じゃあ僕も行くとするか。
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音楽室にて
夏山「はい!じゃあ今日は合唱コンクールの練習をしますからね。パート事に分かれて貰いましょうね。」
ミジョ・ニキ「おい!男子!行動が遅いぞ!お前ら放課後に腕立て伏せ30回な。」
夏山「では発声練習しましょう!あー。はい!」
生徒達「あー!!」
ミジョ・ニキ「おい!男子音外れてるぞ!女子はとても綺麗な歌声で歌ってるんだから一生懸命やれよ!」
はー...音が汚いな。もうちょっと綺麗にできないもんかね。女子の歌声は気持ちいな。耳が気持ちいいぜ。
夏山「あのー...ミジョ先生、非常に言い難いんですけど、生徒達の歌の練習の邪魔になるので外に出て貰えませんか?」
ミジョ・ニキ「あ、はい。すみません。」
解せぬ。でも夏山先生もお姉さん感あっていいんだよな。ストライクゾーン外だけどね。やっぱJCとJKは最高だぜ。あの生足と来たら、本当にたまらなねぇぜ。ぐふふ、透さんの足綺麗だったなー。まじで踏まれたいわ。歌声も綺麗なんだよな。まるでプロの演奏するバイオリンのような...
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永山幸子「危ない危ない。青山先生の正体を知られるところだった。ミジョ先生は魔法があるから、いつ気づいてもおかしくないのよね。青山先生の正体は、弟の凛太郎君でさえ知らないからね。」
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作者枠
さぁ青山先生の正体はなんなのか気になりますねー。良ければ、Twitterとかで感想聞かせて貰えると嬉しいです。
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