【自主企画回答用】答えてみました！

【ブックレビュー的質問企画】カク人はヨム人～あなたの愛読書を教えてください！～ に答えてみました！

「【ブックレビュー的質問企画】カク人はヨム人～あなたの愛読書を教えてください！～」 に答えてみました！

①織香（おるか）　と申します。

②あなたの作品一覧ページのURL（今、紹介したい作品でも可）

　実は私、スマホ音痴（おんち）なんです！

　数日前に、別の自主企画さんに参加したときに作品URLの貼り方を覚えたはずなのに……。上手く開けない……。あれー？

なのですみません。ここに載せることが出来ませんでした（土下座）。

③愛読書の紹介（タイトル、作者、レビューの順）

　　『精霊の守（も）り人』

　　　　　上橋菜穂子さん

　女用心棒・バルサと新ヨゴ皇国の皇子・チャグムの壮大な物語です。

　このシリーズはバルサメインの『守（も）り人』と、チャグムメインの『旅人』があります。

　色々な試練を乗り越えながら、チャグムとバルサが共に成長する、とても見ごたえのあるお話です。

　以前ドラマ化もされていましたので、何回も見まくりました！

　世界観が、とても好きなんです！

　異世界ならではの、その世界特有の生活スタイルや、食事など、細かいところまで魅力的に書かれています。

　バルサみたいにカッコいい女性になりたいですね！

　　　『獣の奏者』

　　　　　上橋菜穂子さん

　闘蛇（とうだ）村に暮らす少女エリンが、世界の残酷に立ち向かいながら母となり、王獣との関係を探りつつ、世界の謎に立ち向かう物語です。

　幼いエリンがとてもけなげに一生懸命に生きる姿が、読んでいて勇気をもらえます。

　また、王獣！　そして闘跎！　とてもカッコいいです！

　そしてエリンの恋愛模様が、とても切ないです。これも見所の一つです。

　やはり上橋菜穂子さんのお話です。

　とても、世界観が素敵！！

　この方が書く異世界は、どこか懐かしい、それでいて魅力的な斬新さをあわせ持っているんです。

　外伝　刹那（せつな）も出ています。

　異世界ファンタジー好きの皆様に、とてもオススメです！　

　 『ステップ・ファザー・ステップ』

　　　　宮部みゆきさん

　双子、恐るべし……。

　読んだ方だけにわかる謎。

　作中に『あれ』が、表記されていないんです！

　宮部みゆきさんのような方だからこそできる小説だと言えます！

　一軒家に落っこちた男を捕まえたのは、双子の中学生でした。しかもこの双子、一癖も二癖もある。

　その双子に振り回される主人公の短編集、という感じの内容です。

　軽快な双子との会話は、読んでいてとても楽しい気分になります！

　　『ソロモンの偽証』

　　　　　宮部みゆきさん

　まさに現代ミステリーの代表作といってもいいと思います！

　それは同級生の死からはじまりました。

　自殺か他殺かもわからない中、手紙が関係者数人に届きます。さらにそれが発端で新たな事件もおきていくのです。

　その中で真実を見極めようと動き出したのが、同級生の有志だったんです。

　中学生の彼らの熱意に大人達も突き動かされて、彼らの裁判に真実を提供していくのですが……。

　最後の最後で、 “偽証” の真実があかされます。

　読み終わった後は、完読の爽快感というよりかは、ほろ苦い思いと夏の終わりの寂しさと、中学生でも本気になればここまで出来るんだ、との称賛（しょうさん）の思いです。

　宮部みゆきさんのお話は、やはり安定の面白さですね。

　ミステリーは宮部みゆきさんの本でその面白さを知りました。

　ぜひ、ミステリー入門するならオススメです！

　　　『長い長い殺人』

　　　　　宮部みゆきさん

　このお話の主人公、いや主人財布（さいふ）？　達から見た、人間達のとある事件を色々な財布（さいふ）達の目線から見ています。

　お財布達から見たその持ち主達の人間模様はとてもおもしろく、私のお財布は自分をどんなふうに見てるのかな？　と思わず撫でた記憶があります。

　しかし、しっかりとミステリー要素満載なんです！　お財布がお金と謎を持ってくる。

その謎が、ゾッとするような人間の闇も持ってくる。

　主人公が人間じゃなくてもいいんだ！　とビックリした記憶があります！

　固定観念を覆（くつがえ）す入り口に立つならば、このお話はオススメです！

　もっともっと、私が読んでいる本でオススメしたいのが沢山ありますが、最近読んだ本にしぼってみました！

　私の書くお話は、世界設定は上橋さんの影響をガンガンと受けています（足元にも及びませんが）。

　これを書きながら、また守り人シリーズ読みたいなぁ、と改めて思いました。

　ありがとうございました！