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君のいない世界で僕は息をする

君のいない世界で僕は息をする

茜色の詩

おすすめレビュー

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★★★
★7
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 四百文寺 嘘築
    57件の
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    ★★ Very Good!!

    透明感

     文章に対して透明感があるという形容をするのは嫌いなのだが、なんだかこの小説にはこの形容が一番ぴったりな気がした。
     構成や発想自体に独創性はない。しかし、それは現代のほとんどの小説が抱える問題ゆえに、大事なのはそれをどう克服するかだ。
     その点、この小説は先述の通り非常に秀逸な文章表現が散見され、レイアウトも小説サイト向けに最適化されており読みやすい。
     主人公はもちろん、その他の人物の心情の描写も、丁寧かつ自然に行われており、読み手に彼らの心を追体験させる。
     執筆お疲れ様でした。

    • 2020年8月3日 12:41