第29話【ホワイトデー記念】番外編特別なホワイトデーにして
3月14日、ホワイトデー当日。
午前10時過ぎ。
俺は、付き合っている恋人の夏花にバレンタインデーのお返しをしていた。
俺の自室で、夏花と楽しく過ごしていた。
「春、ありがとうね。手作りなんてとても嬉しいよ。春の手作りクッキー、久しぶりだけど美味しいよ」
「よかったよ、喜んでもらえて。泊まれるんだっけ、今日?」
クッキーを頬張る彼女に聞いた。
「うん。泊まれるよ、明日は講義ないしね。一緒に寝れると思ったらドキドキしてきたっ!大好きだよ、春ぅっ!」
隣で寛いでいた彼女が身体に腕を回してきて、抱きついてきた。
俺は、彼女の満面の笑みが輝いてみえて、眩しい。
「俺も、夏花が大好きだよ。いつものする?」
俺は、夏花の耳もとで優しく囁いた。
「ひゃあっ!う、うん。したいっいつもの......お願い、春」
弾けた笑顔で、うっとりとした表情でせがんできた夏花。
頬が紅潮している彼女。
俺は、彼女の唇に唇を重ねてキスをした。
すとぷりのホワイトプロミスが流れる部屋で、いちゃいちゃする。
窓から差し込む淡い光に包まれ、キスをしながら抱き締め合う俺と夏花。
大学二年の香河春と大学一年の夏花は、素敵なホワイトデーを過ごした。
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