第6章 彼女の過去と僕たち
第31話 登場人物と舞台紹介(5)
○舞台紹介
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主人公たちが通う公立の高校。一応、そこそこのレベルの進学高らしい。校則は緩め。
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ヒロインであるセシリアの父親が開業したラーメン屋さん。店が入っているビルの2階には、セシリアたちアイバーソン一家が住んでいる。店主のジョゼフが作るラーメンは、醤油ベースのシンプルなラーメンと、健康に気を遣ったヘルシーラーメンの二本立てで、ヘルシーラーメンは女性客を中心に人気。タブレットを活用した注文や会計など、積極的にIT機器を活用している。
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セシリアと恭弥の作ったユーチューブチャンネル。可愛い外国人の女子高生が、都内のラーメン屋に突撃して、レビューをするラーメン系ユーチューバーとして、最近俄に人気が出てきている。現在、チャンネル登録者数は10万を突破したところ。
○登場人物
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主人公。東風高校に通う高校2年生。ラーメンや今どきのネット文化を愛する至って普通な高校生、だと本人は思っているが、遠慮なく公衆の面前でもセシリアに対して愛をささやく大胆さもあってか、周囲からはそうは見られていない模様。交際相手のセシリアとだだ甘な毎日を過ごしている。
人目も憚らずバカップルぷりを発揮していて、クラスメイトは呆れている模様。Ramen Walkersの広告収入の管理など経理周りや動画編集なども担当している。
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イギリス出身の少女。愛称はCecily。赤みがかった茶色のロングヘアーと青い瞳が自慢。背丈は150cmに満たない程ちっちゃいのと、恭弥に愛を囁かれては照れていることもあって、クラスではマスコットキャラクター的な立ち位置。
父親がラーメン屋を開業した小学校3年(日本換算)の頃に日本に引っ越して来ており、恭弥とはその時以来の付き合いである幼馴染。日本文化やラーメンが大好きで、Ramen Walkersを立ち上げる。将来は、ラーメンの素晴らしさを世界に広めるのが夢。
背と胸がちっちゃい事が気になるお年頃だったが、恭弥からの愛の言葉で、気にしなくなった。最近は、人目も憚らずバカップルぷりを発揮していて、クラスメイトは呆れている。
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恭弥の昔からの付き合いの幼馴染。セシリアに次いで付き合いが長く、仲良くなったのは小3の頃。セシリアを溺愛しており、よくハグをしては鬱陶しがられているが、本人は止めるつもりはない。昔から恭弥に片想いをしていたが、決着をつけてきっぱり諦めた。恭弥たちと一緒にRamen Walkersをやることに。恭弥への愛称は「キョウ君」
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恭弥のクラスメートの女子。金髪にピアスと派手な格好をしているが、恭弥は高校デビューではないかと睨んでいる。同じくクラスメートの五木耕平とはお隣さんで、昔は仲が良かったものの、中学以降、周りにからかわれるのを恐れてか、疎遠気味。
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恭弥のクラスメートの男子。180cmを超す長身にスリムな体躯に整った容貌。卓球で全国レベルの選手というハイスペックさもあって、女子人気が高い。未だに浮いた話はない模様。クラスメートの八坂遊里とはお隣さんだが、特に意識はしていないらしい。年齢に似合わない程、泰然自若な振る舞いをする。
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セシリアの父親。日本文化とラーメンを愛するあまり、ラーメン修行をして、最終的には自分のラーメン店を日本で立ち上げるに至る。娘のセシリアを溺愛しており、交際相手の恭弥も含めて微笑ましく見守っている模様。自分の店の売上管理システムを自作してしまう程のプログラマーでもある。
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アメリカのカリフォルニア州マウンテンビュー出身の女性。金髪碧眼で、長身。そしてグラマー。年齢は恭弥たちと同じくらい。グッグル社員である父親の日本出張に合わせて来日。大のお父さんっ子で、グッグル社のエンジニアである父を誇りに思っている。立ち居振る舞いは穏やかで常識的。Ramen Walkers特別編にゲスト出演した。
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現グッグル社員で、チェルシーの父。妻が「離婚してみたいから」という理由で、離婚したものの、現在も度々会うなど、仲は良好な模様。音声認識に関するプロジェクトを指揮しているらしい。チェルシーを溺愛している。
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