第89話 長崎沖の海戦(5)〔今、必殺の彼岸花(いちしのはな)〕
永禄5年3月26日(1562年5月9日)。
『
天智天皇が『
月は隠語で男を意味し、潮は満ち引きで寄せ合うと読む。
再び貴方に会える事を祈っているという意味だ。
しかし、竜宮城から去って行った浦島太郎は二度と戻って来なかった。
難波津から出航する天智天皇を見送って、
お市は月 (満ち引き)を待って潮の道を漕ぎ出でた。
俺は再び会ないかと心配し、胸が張り裂けそうになっていた。
男と女の立場が逆転している所が笑えない。
◇◇◇
あの馬鹿が!
風下に向かった戦艦『伊勢』が敵の船団を撃退し、敵の船団は反転して、やや南に進路を移した事で俺の注意は前方に向いた。
風下と舐めた敵の末路だ。
全艦艇でこれをやるつもりだった。
本来ならば、こちらも反転して南に逃がさないようにして東へと追い詰める。
「北東に進路を取れば、五島列島。南東を目指せば、
「あくまで希望だ。艦隊を効果的に運用するのは難しい」
「どう動くか判りませんが風上の方が絶対的に有利です」
「あの艦隊のように初手から逃げに転じられたならば、こちらはお手上げだ」
「若様ならば、そうならぬようにされたのでしょう」
どうだろうな?
陸地に追い詰めるという作戦を察したお市はおそらく囮役を買って出た。
船乗りにとって風上を取られるのは何よりも嫌う。
お市が北東を目指せば、敵も追う。
わずかに先を行く敵に立ち向かうつもりだったのか?
「身を危険に晒しても若様の策を完成させるつもりなのでしょう」
「俺はそんな事は頼んでおらん」
「お市様は若様のお役に立ちたいのです」
「知っている」
俺が怒っているのはそこではない。
お市はいつも『当たらねば、どうという事もないのじゃ』とカラカラと笑って敵中に突進する。
いつも女の子なのに消えない傷でも負った時はどうする気かとハラハラしている。
だが、今回は違う。
戦艦『伊勢』に乗船している300名とその後ろに付く帆船の乗員450名の命を巻き込んだ。
これは
「お市は『
「それこそ一生消えぬ傷が残りますがよろしいのですか?」
「尻ならば良いであろう」
中華の『
しかし、江戸時代の『
叩かれた後は酷いミミズ張れして一晩中寝る事が出来ない。
100回も叩くと肌が切れて血で真っ赤に染まる。
布団に俯いた儘で涙を流して過ごさなければならない。
翌日には尻を出して、ひっくひっくと歩ける程度に回復する。
これで死ぬ事はない。
その上、翌日の仕事に差し支えない。
まぁ、歩く姿がこっけいで、皆に笑われる割と残酷な計だ。
お市は少し痛い目にあった方がいい。
「敵、回頭!?」
見張り台が声を上げた。
スド~ン!
叫び声の直後に発射の音が聞こえ、敵の旗艦を守るガレオン船の一隻の横っ腹から大砲の火が噴いた。
ザブ~ン。
戦艦『伊勢』のかなり手前に着弾して大きな水柱が幾つも上がった。
これに対して戦艦『伊勢』も旋回しつつ大砲を撃つ。
難度が高い撃ち方であり、命中率が悪い。
着弾が敵の船のかなり手前だ。
可怪しいぞ?
「当てる事はできませんが、もう少し近くに落とす程度はできると思いますが…………」
砲術指南の
俺もそう思った。
だが、回頭したのを褒めてやる。
「距離を取ったならば、それで良し」
「向こうは追い駆けて来ないでしょう」
「あぁ、無理だ」
「太閤様。あの角度は風に対して厳しいです」
船長の
北東、あるいは東北東から吹く風に船首がほとんど直線になっている。
帆がいつ裏返ってしまっても可笑しくない。
俺もそこまで
戦艦『伊勢』は帆を流して裏返らないようにして惰性を使って速度を維持している。
???
「千代、何故だ。伊勢の行き足が落ちていない?」
「はい。落ちているように見受けられません」
「もしかすると、あの辺りに横向きの潮の流れがあるのかもしれません?」
尻すぼみの疑問系で
・
・
・
船が進んで行き、わずかに船体を風に対して帆を寝かせて開くと速度を上げた。
戦艦『伊勢』はかなり大きな弧を描いて再び敵の船団に近づいて行く。
取り舵 (左)を切って最接近を試みるつもりか?
ここで横から風を受けたのか、最大船速まで一気に加速する。
くわぁ、俺の双眼鏡を握る手に力が入った。
角度を付け過ぎだ。
『回避できなくなるぞ!』
俺は思わず声を荒げた。
もちろん、遠くの戦艦『伊勢』に聞こえる訳がない。
だが、声を出さずにいられなかったのだ。
先程の逃げた敵の二の舞いだ。
敵の船団から130門の一斉砲火で狙い撃ちされる。
「いいえ、大丈夫です」
「馬鹿な事を言うな。敵は直進してくる伊勢を待ち受けているのだぞ」
「敵のマストをご覧下さい」
敵は帆を搾り、船体を立てて砲撃の準備に入っているハズ…………じゃない?
敵の船は回頭する所ではなかった。
艦隊の陣形が崩れ、マストの先が右へ左へと大きく揺れていた。
どういう事だ?
「どうやら、あの辺りから波が荒くなっていると思われます」
「待て! お市の船は真っ直ぐに直進しているではないか?」
「某にも判りませんが、あれでは大砲を撃つ余裕などありません」
そう言うと
十分に近づいた所で戦艦『伊勢』が上手回し (タッキング)を敢行する。
まるでサーフィンのように大きな弧を描いて接近していた。
その瞬間。
『撃つのじゃ!』
お市の声が聞こえた気がした。
ズドーン!
戦艦『伊勢』の大砲5門が火を噴いて、敵の旗艦と思われる近くで水柱が上がった。
惜しい。
あと1度上向きならば、全弾が命中して大破したに違いない。
戦艦『伊勢』はそのまま再び風上へと直進して離れてゆく。
後ろの帆船3隻も次々と大砲を撃つが、すべて
だが、まったく意味がない訳ではない。
敵の船が右へ左へと避けて、さらに混乱が増していた。
そんな事を思っている間に我が戦艦『尾張』の揺れも酷くなってきた。
「
「150間 (272m)。いいえ、300間 (545m)まで近づいて頂ければ、当てて見せます」
「太閤様、この潮は複雑過ぎて読めません」
戻ってきた
その眼力は熊野衆一の
瀬戸内海の航行で村上衆の助言なしで乗り切った眼力の持ち主らだ。
その
秀吉と一緒に鯨捕りをしていた渥美衆、加わった里見衆や村上衆の中に目利きができる者がいたのか?
戦艦『伊勢』はそれほど異常な航行を続けていた。
◇◇◇
後ろの艦が付いて行くだけの陣形である。
その陣形でも少し隊列が乱れてきた。
だが、
しかし、敵は
旗艦を中心に艦船をぐるりと並べる。
各船は旗艦の位置を見て互いの距離を保つのに必死だった。
混乱した先行隊の後方二船団は乱れに乱れて船と船がぶつかりそうになっていた。
「先頭を預かっている敵の提督はかなりの奴です」
「そうだな。不格好だが
「後ろは付いて行くだけです。ぶつかる事は心配せずに済みます」
「それを実行できる水夫も只者ではないな」
「よく訓練されていると思われます」
お市の予定が狂ったのではないか?
船の混乱に乗じて、
俺は首を横に振る。
「
「無茶を言わないで下さい。一瞬だけ接近させるならやって見せますが、その瞬間に乗り込むなど無理ですぜ」
俺が流されている敵の戦艦に乗り込んで行くと思われたのか?
「
「慶次様。本当に言わないで下さい。無茶苦茶ですから。ぶつかっても知りませんぜ」
「だが…………」
慶次が言葉を一旦止めて、ごくりと唾を呑んだ。
「輝ノ介様は」、「輝ノ介殿は」、「お市は」
『やるな!』
慶次と千代女と俺の声が重なった。
最初から囮役などをするつもりもなかったのだ。
見誤った。
向こうの船ではこの潮の流れを知っている者がおり、俺が考えているよりももっと滅茶苦茶な作戦を考えていたようだ。
「千代、俺の負けだ」
「向こうの方がよい水先案内人がいただけでございます」
「判っている。だが、海の上では輝ノ介やお市の方が一枚上手だ。それは認めざるを得ない」
「…………」
千代女も言葉を詰まらせた。
誰も身動きできない荒海で一団だけがまったく違う生き物のように縦横無尽に動いている。
風も弱くなって来て、この船団もこれ以上の切り上げが出来ずにいた。
先発隊の後ろの二船団は混乱した儘で潮に流されている。
「千代、敵の本隊をどう見る」
「中々の手腕と思えます」
「先頭を行く提督ほどではないが、統率力はあるようだな」
「ですが、脅威ではありません」
「そうだな」
先行隊の乱れを見ていたのか、本隊の旗艦を中心に輪を広げて、大きな2重の
嵐の海でよくやる方法だ。
この対応の早さから敵の司令官が無能ではないのは判る。
先行隊に比べると落ち着いたモノだ。
確かに距離を取れば、船がぶつかる心配はない。
心配はないが、攻撃に転じる事ができない。
これでは脅威にならない。
「玉ねぎの皮を剥ぐように外側から一隻ずつ狙い撃てば、小型の帆船でも攻略できそうです」
「すべての船に
「お市様も一人でございます」
「お市の他に育っておらんのか?」
「残念ながらこればかりは感性の問題であり、技術ではありません」
「若様。無理を言っても駄目です」
二人を除くと着実に砲撃士も育っているらしい。
この荒波でも的に当てる事ができると言う二人が可怪しいと千代女に諭された。
「
「そうだな」
「で、どうする?」
「慶次はどうしたい」
「このまま敵中突破かな。乗船して甲板戦を所望する」
「却下だ」
潮に流されて密集しているが、冷静になれば
近づく過程で大砲の一斉発射などされては堪らない。
「だが、こっちは
「敵の数を減らす。その意見には賛成だ。
「畏まりました」
「攻撃はするが、敵中突破はしない。もちろん敵への乗船などは許可できん」
「そう言うだろうと思った。詰まらん。詰まらん」
慶次は乗り込みに成功するだろうが、全員が成功する訳ではない。
船は止められない。
荒れた海に落ちた奴はもう助かる見込みはない。
何割かが確実に死ぬ。
そんな作戦は許可できない。
「攻撃を掛けつつ。
「敵もその流れに乗るかもしれないな」
「その場合は距離を保って砲撃を続ける。少なくとも風が出てくるまでは無理はさせない」
「仕方ないか」
そんな事を言っている間に風が止まった。
『まさか!』
俺の後ろの
「あり得ない。我々の3倍は速いぞ。どうすれば、風無しでそんなに速度が出せるんだ」
双眼鏡をお市の乗る戦艦『伊勢』に向けた。
甲板上に水夫とかも、指を差して各々が声を荒げて騒いでいた。
無風で進む帆船とかあり得ないが…………かなりの速度で動いていた。
通常の3倍って何だよ。
船が真っ黒だからと言って、あれを『黒い
お市を乗せた戦艦が迂回しながら速度を増して、弓形陣を取った先行隊の一団の背後に回って行く。
敵も旋回しようとしているが、お市の乗る戦艦『伊勢』の方が速い。
あっという間に後ろに憑りついて大砲を向けた。
ズドーン!
ドガガガガーン。
ガレオン船のマストに直撃して大爆発を起こす。
折れたマストが甲板に落ちて床を突き破っていた。
直下で甲板上に居た奴らは全滅だ。
「お市。なんて事をする」
「狙っていましたね」
「あぁ、狙ってやがった」
「…………」
千代女と慶次も息を呑む。
お市は射線上のガレオン船をスルーして、低い弾道で後ろにいる旗艦の大型ガレオン船を狙っていた。
2発は帆を突き破り、1発がマストに直撃した。
外れたように見えた2発が旗艦の横で水柱を上げていた。
水柱が上がった位置から見ても、おそらく3発とも命中コースに入っていた?
あり得ない。
見ろ、
『惜しかったのじゃ』
お市が嘆いている声が聞こえたような気がした。
神業というのか?
もう化け物だ。
こんなデタラメな事を戦略や戦術に組み込めない。
・
・
・
俺達はただ固まるだけであった。
「太閤様。かなり拙いと思います」
「あぁ、そうだな。このままだと戦艦『伊勢』の方が先に敵の船団に近づくな」
「それなりの速度がありますので当たるとは限りませんが、今の直撃を見ていたならば…………」
敵も見ていただろうから戦艦『伊勢』を警戒する。
あらん限りの抵抗をするだろう。
こちらが大砲の砲撃をしても、すべての敵の注意をこちらに向ける事はできない。
「輝ノ介様はそのまま乗り込み戦をするつもりではないですか?」
「あぁ、そうかもしれない。だがしかし、そんな危ない事を許すと思うか?」
「過保護だね」
「許せ。いつもの事だ」
「若様はお市様に甘過ぎます」
「判っている」
俺は振り返ると手を開いて
『
ここで虎の子の5発すべてを使い尽くす。
大砲は角度を上げさせた。
お市がやったほぼ水平に飛ぶ
あれほど凄い砲撃を見せられて
戦艦『伊勢』が近づいてきた。
ちらりと見てから
『今だ。撃て!』
ズドーン!
高く弧を描いて天空に砲弾が昇って行く。
もちろん、目で追える速度ではないが俺の脳裏にも軌道が見える。
そして、パ~ンと真っ赤な花火が上がった。
摂氏2,000度から3,000度の高熱を出し、水や消火剤を掛けてもまったく消えずに、燃え尽きるまで待つだけの焼夷弾の破片が落ちてゆく。
エレクトロン焼夷弾とも呼ばれる。
四方に弧を描いている姿は
その花が見事に咲いた。
ゆっくりと敵の頭上に落ちて行った。
『
美しく咲いた
万葉集に書かれた
彼岸に咲くので『
「お市様を思う。若様の心が現れたような歌でございます」
「そんなつもりはないぞ」
「はいはい。ホントに若様はお市様・お栄様・お里様に甘もうございますね」
「好意に好意で返したいだけだ」
「承知しております」
「千代も愛しておる」
「それは疑っておりません」
「おいおい、いちゃつくのは終わってからにしてくれ」
こんな場面で言う言葉でなかった。
はっとして千代女も照れて頬を赤める。
呆れられた慶次は言いたい放題で愚痴っていた。
「越後で再会した時は針が刺さったようにぴりぴりしたが、今は全然感じない。どうしてしまった。妻らと過ごしている内に腑抜けになったのか?」
「それは自覚している」
「何があった? どういう事だ?」
「信玄や謙信は顔が見えた。飛騨の成敗や九州統一も残っていた。しかし、イスパニアは司令官や提督の顔どころか性格も戦績も知らない。敵のガレオン船や大砲の性能も見えない」
敵の事をほとんど知らない。
戦略も完璧を期しているようで一人よがりになっていた。
戦術を上書きされたのに輝ノ介やお市に怒りが沸かない。
どちらかと言えば脱帽だ。
素直に負けを認めた事に、ちゃちゃを入れた千代女をからかいたくなった。
八つ当たりだ。
だって、そうだろう。
この戦いはもう終わった。
千代女も頬を赤めたが、向こうは同じ赤でも悲惨の赤だ。
真っ赤に咲いた花が落ちてきて、そこにいた者を地獄へと導いた。
帆に触れれば、帆が燃え上がり。
甲板に落ちれば、甲板を焼いて中に貫通する。
触れた所から炎が上がる。
燃え尽きるまで火が消える事がない。
ズゴゴゴゴゴゴ~~~ン!
大型ガレオン船の一隻が大爆発をして船体の真ん中からポキリと折れて沈んで行く。
おそらく甲板を貫通した火の玉が下の火薬庫にでも引火したのだろう。
他の船も帆から全体に燃え広がっていた。
頭上から火の粉が落ちており、船を捨てて小型艇で逃げ出す者が現れた。
よく見れば、ガレオン船1隻だけが被害から免れている。
だが、何もできないでいる。
提督の指示が早かったのか、もう一隻の大型ガレオン船は燃えた帆をすべて海上に放り出し、さらに火薬であろう荷物らしいモノも海に投棄して難を逃れようと足掻いていた。
燃える船の黒い煙が立ち上がり、そして、煙が横に流れ始めた?
風か!?
今までまったく逆の風が吹いてきた。
戦艦『伊勢』が横を通り過ぎると、風が一気に強くなって帆を膨らませた。
どうやら面舵いっぱいで反転し、お市らは向かってくる好敵手と決着を付けるつもりのようであった。
お市、もう好きにやってくれ。
◇◇◇
(参考)
■イスパニア艦隊
司令官:ジャナンドレア・ドーリア(討伐軍司令官)
副官兼参謀:ミゲル・ロペス・デ・レガスピ
上陸部隊の大隊長:ドン・アロンソ・デリバ
先発隊の提督:アンドレス・デ・ウルダネータ
提督:ペドロ・メネンデス・デ・アビレス
その他の
・大型ガレオン艦10隻
・ガレオン艦30隻
・ナオ艦 (キャラック艦)10隻 (内、3隻は琉球那覇で監視に残っている)
討伐軍の編成 (合計50隻)〔大型ガレオン船10隻体制〕 述べ17,500人
●ウルダネータ先発隊 〔15隻5隻編成で先行〕
・総提督アンドレス・デ・ウルダネータ
・提督ペドロ・メネンデス・デ・アビレス
・提督
提督用の大型ガレオン艦3隻
船長のガレオン艦12隻
●ドーリア本隊および上陸部隊 〔15隻5隻編成〕
・司令官ジャナンドレア・ドーリア
・副官兼参謀ミゲル・ロペス・デ・レガスピ
・上陸部隊の大隊長ドン・アロンソ・デリバ
・護衛提督
司令官の大型ガレオン艦1隻
護衛の大型ガレオン艦4隻
船長のガレオン艦10隻
・提督
●後続隊〔10隻5隻編成〕
・総提督
・提督
提督用の大型ガレオン艦2隻
船長のガレオン艦8隻
●補給隊〔7隻、平戸への救援物資〕
・提督
補給船ナオ艦 (キャラック艦)7隻
■幕府軍〔夜襲・奇襲部隊〕
◎幕府水軍 (織田水軍)4,500名
尾張級戦艦3隻:1隻300人 計900人
300石級戦艦20隻 :内、5隻は平戸方面の警戒の為に残している。1隻150人計3,000人
連絡船40隻:1隻15人 計600人
・先行の秀吉隊
大将:
客将:足田-輝ノ介
客将:織田-お市
切り込み隊長兼副官:
帆船の仮船長:
船長:
船長:
旗艦『伊勢』1隻
佐柴隊の帆船3隻(渥美・熱田・里見・村上・島津混成隊)
・本隊の信照隊
総大将:織田-信照
大将:
大将代兼砲術指南:
旗艦船長:
切り込み隊長:
加藤一番艦の船長:
九鬼一番艦の船長:
旗艦『尾張』1隻
加藤隊の帆船5隻
九鬼隊の帆船5隻(元伊勢九鬼衆2隻と熊野水軍2隻の混成)
・後詰めの信方隊
大将
佐治隊の帆船5隻
■平戸留守隊(熱田・津島衆)
大将:
一番艦の船長:
■諸将連合軍〔琉球占領部隊〕
総勢2万5,200人
帆船3隻(大砲あり)
関船42隻(大砲なしの織田帆船の模造船、大砲の代わりに
300石船56隻(織田家300石船か、その模造船、バラスト機能が高い)
小早180隻(40人乗りの
※小早で琉球弧を渡る事はできるが風任せになるので、今回はその他の船に
◎北条伊豆水軍 4,800名 (別途の輸送部隊に1,200人を動員)
総大将:
副将:
帆船2隻: 1隻150人 計300人
関船30隻: 1隻150人計4,500人
その他:食糧輸送の為の1,000石船と300石船を堺と坊津を往復運航中。
◎北畠・織田伊勢水軍 3,400名
総大将:
副将:
帆船1隻: 1隻150人 計150人
関船5隻: 1隻200人計1,000人 (新型の関船は帆船の性能が高い。漕ぎ手200人が兵に変わる)
300石船15隻:1隻150人計2,250人
◎山名隠岐水軍 3,000名
総大将:
副将:
300石船10隻 (20隻):1隻300人計3,000人
〔船の少なさを兵で補った為に兵站で問題があり、堺の商人から追加で10隻を貸し出して貰った〕
◎畿内連合 (熊野・村上等水軍) 5,500名
総大将:
副将:
副将:
副将:
副将:
関船5隻:1隻200人 計1,000人 (新型の関船は帆船の性能が高い。漕ぎ手200人が兵に変わる)
300石船30隻:1隻150人 計4,500人
〔数に入っていないが、堺と熱田なのから1000石船を徴集して、食糧等の運搬を行っている〕
◎島津連合 (島津・肝付・相良等水軍) 8,500名
総大将:
副将:
副将:
関船2隻:1隻200人 計400人 (新型の関船は帆船の性能が高い。漕ぎ手200人が兵に変わる)
300石船6隻:1隻150人 計900人
小早180隻:1隻40名 計7,200人
〇船の性能
大型ガレオン船
全長:66メートル
乗員:約800名(太平洋を横断する時は8割が限界)
水夫:80~240人(戦闘員を含む)
砲手:100人
兵士:460~620人(300~460人)
大砲数:100門
排水量:1,300トン
ガレオン船
乗員:約400名(太平洋を横断する時は8割が限界)
全長:50メートル
水夫:60~180人(戦闘員を含む)
砲手:40人
兵士:180~300人(100~220人)
大砲数:40門
排水量:500トン
キャラック船
全長:40メートル
乗員:約500名(太平洋を横断する時は8割が限界)
水夫:30~120人
砲手:20人
兵士:360~450人(260~350人)
大砲数:20門
排水量:500トン
この数値は荷物が兵である事を前提に計算しております。
〔※ この数字は推測値であり、正しいデーターを参照したモノではありません〕
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