自由律俳句 五句

鳥居 脩輔

第1話


白雨 軒下でシャツのすそをしぼる

 ※ 白雨はくう ――— 白く見える雨、夕立




うすい布団の上で夏の雨を聞く午後三時




傘がない 顔に降る雨を舐めてみる




みずたまりに はね返る ものすごい夕焼け




雨音が止む ヒグラシが鳴く 土の匂いがする

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自由律俳句 五句 鳥居 脩輔 @torisuke57

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