早坂あきらが質問する(後)
大地「こんにちわーー! おれっ、蒼澤大地! ピカピカの中学一年生でーす\(^^)/」
おっ、君は元気だねえ。
元気よすぎて、お兄さんたじろいじゃったよーー。
大地「なにいってるんですか! あきらさんもテンションあげていきましょうよ。ねっねっ」
当然、ここはテンションあげていこうか!
よーし、いくぞーー!
大地くん
大地「おーー。なんでもこーい」
というわけで、
俺、早坂あきらがものすごく粋のいい中学生にインタビューしたいと思いまーす。
まずは自己紹介。
お願いしまっす。
大地「はーい。おれの名前は蒼澤大地。中学一年生」
13歳というわけね。俺より五つ下というわけか。じゃあ、次、大地くんの出ている作品は?
大地「俺が出ているのは『蒼の魔法騎士の冒険録』でーす\(^^)/」
どんな役割だい?
大地「うーん、とりあえず、主役♥️ 役割はまだ内緒。とりあえず、先生から目をつけられてまーす」
えっ?
不良っすかあ
大地「いやいや、不良じゃないのよーー。あっでも、そこらの不良とけんかしたら勝つ自信あるけどね」
君、強いのかい?
大地「運動神経はいいよ。それに子供の頃から空手ならってからね」
そうかーー。こんど、見せてくれよ。
じゃあ、話を戻すよ。
先生に目をつけられているといえことは、なかなかの問題児であることは確かだね。
大地「ああ、遅刻魔なんだ。つい、おそくまでゲームしてて寝坊してしまうんだよ」
それはいけないなあ。
あっ、俺も寝坊したことあるよ。
おやっさんに殴り起こされたなあ
大地「あっ、おれはおふくろに叩き起こされる。なんか、お兄さんと気があいそうだ♥️」
そうだねえ。
君とは仲良くなれそうだ。
大地「結局、遅刻して、学年指導の井出先先生に起こられるんだよ。なんか、くやしいから、いつも井出のヅラ奪うんだけどは(笑)」
ヅラ?
その先生はげてんのかい?
大地「はげてる。はげてる。波平みたいな髪してんの。ヅラとられて、真っ赤にして怒る井出の顔がおもしろいんだねえ。ヅラとって、レベルあげてんの」
レベル?
ゲームみたいだねえ。
もしかして、君はいろんな物事をゲームのステータスで表現するのかい。
大地「そうだよ。もうくせだね。だから、よく幼馴染みの世良や明直に怒られるんだ。そんなことするなーって」
それは当然のことだね。
ゲームじゃないんだからね。だめだよ。
そんなふうに評価したら
とにかく、
こっそりやりなさい。
大地「りょーかい♥️」
そうだ。もう少し基本的な質問に戻るけど、
君の出ている「蒼の魔法騎士の冒険録」についての説明してくれるかい?
大地「あまりいいたくないんだけどなあ。まだ、はじまったばかりだからね」
それをなんとか
大地「うーん、どーしようかなあ。じゃあ、今度は会うときリーエちゃんのトレーディングカードくれよ」
リーエちゃん?
だれだい?
大地「おれが大好きなラノベのヒロインなんだ! すごーくかわいいんだよ♥️ だからさあ」
わかったよ。
じゃあ、答えてくれるかい?
大地「わかった! 簡単でいいか?」
ああ、大丈夫だよ。
大地「簡単にいえば、おれの大冒険の話でーす。エーイ」
大冒険?
どんな冒険なんだい?
大地「決まっているじゃん。おれの大好きなラノベみたいな異世界転移して冒険するんだあ」
あれ?
それって理想?
まだ、旅立ってないんだね。
大地「実はそうなんだよーー。でも、もうさぐ旅立つときがくる! もう、わくわくするぜ! 大冒険だーーー!」
本当に元気な子だねえ。
俺負けちゃうよ。
とりあえず、ひとまず
ここで終わろうか。
次は、君の冒険聞かせてもらうよ。
大地「おーー! 楽しみにしておいてくれよ☆」
了解
楽しみにしてる。
そういうわけで、
今回はここまで
では、
またの機会であいましょーー。
以上
早坂あきらと
大地「蒼澤大地でしたーー( ≧∀≦)ノ」
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