第2話 凄腕の掃除屋

 実は今日は、政治家の娘である知人が人を雇いたいとぼやいていて、自分はその手伝いに駆り出されている状況なのだ。大学で知り合った政治家の娘は、ある依頼を引き受けて欲しいと考えていたようである。

「それで秋葉、その人の場所はどこなのよ? 本当にここにその噂の人がいるの? 凄腕の掃除屋という人が」

「おかしいなあ。本当にここのはずなのだけれど」

 秋葉はスマートフォンで地図を操作して、掃除屋の居場所を突き止める。そしてある事をした所で、その人物が現れるのであった。

「よう、何か用かな。どうやら年は若いといった感じだが、君達はカップルかな」

 噂の掃除屋が現れると、政治家の娘である秋元真理子は、来たと言って興奮したようである。

「あの、今日はお願いがありましてここに来ました。せっかくなんで、お茶でもいかがでしょうか?」

 秋葉と秋元はその人物を喫茶店に誘う。彼は別に構わないと言って、ついて行くのであるが、物語の始まりなのであった。

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代打get wild ディスカバリーkkopan @kkopan

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