第119話 種族を超えた友情、炸裂ダブル○○○!

「あなたは何をしているのですか? 恥ずかしい!」


「ヒロ……見損ないました。最低です!」


 別れの朝……オーク村に日が登りオーク達が最後の時を思々に過ごす中で、二人の女性が怒りの声を上げていた。


「ヒロ。水浴びを覗くなんて最低ですよ」


「私は恥ずかしくて表を歩けないわ」


 怒れる二人の鬼神……その表情はもはやヒロの世界にある日本の伝統芸能、能楽で着ける般若面の如き恐ろしい顔をしていた。

 目が飛び出し口が裂け、恐ろしきオーラを纏う怒り狂った鬼の顔が……そこにあったのだ。


 事の起こりは、まだ日が上らない暗い朝方のことだった。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



「ん♪」

 

 そんな甘い女性の声が、耳のすぐ側から聞こえ、ヒロは顔に掛かる重みで目を覚ました。


 ボ〜とする意識の中、ヒロは何かに顔を押さつけられ頭を動かせない事に気がついた。

 動かせない自分の頭に力を込めて上を向くと……そこにはあどけない可愛いリーシアの寝顔がヒロの瞳に映し出されていた。


「あ〜、いつものパターンですね……」


 もはや当たり前のイベントに、ヒロはもう慌てたりはしない。


 たわわに実ったグレープフルーツに顔を埋めながら、その弾力を右手が堪能を始める始末である。


 ここで慌てればリーシアが起きて、いつもの腹○○○から土下座コースが待っている……たまにはそんなコースを味合わず、無難に過ごしたいと考える……今日のヒロは一味違った!


「しかし、なぜこんな状況に?」


 どうしてこうなったのか……ヒロの脳細胞が、昨日の事を思いだそうと記憶を掘り起こす!


「たしか……オーク全員のマインドコントロールを解くためにワザとリーシアにボコボコに殴られて……イツツ」


「ん〜……」


 ヒロ顔に走る痛みに声を上げるとリーシアが目覚め掛ける。


 すぐに声と息を殺し、寝たフリをするヒロ……そのままリーシアは、何事もなかったかのように静かな寝息を立て始めた。

 

 ヒロはそっとリーシアの抱き締めていた手を頭から外し、名残惜しいがリーシアの胸からその顔を離すと、リーシアが起きないよう静かに立ち上がる。

 

「足と顔に多少の痛みは残っているけど、何とかなるかな? それにしても……」


 ヒロは昨日の事を思い出していた。


 神にまで上り詰めた男が情けない姿を見せる事で、一気にマインドコントロールを解く無茶な方法をヒロは実行した。


 演技ではリーシアが本気で攻撃してこない可能性を考慮していたが……結果的に、ヒロは完膚なきまでにボコボコにされ見事な道化師ピエロを演じられた。

 

 だがヒロは殴られている間、リーシアの手が微かに震え、一瞬その瞳が悲しみに染まっていた事をヒロは思い出す。

 

「あとで謝っておかないとな。いくら何でも女の子に血塗れになるまで殴ってくれってお願いはさすがに……しかしリーシア……強すぎです。本気の喧嘩になったら、僕は絶対に勝てそうにありません」


 昨日の戦いを思い出し、絶対にリーシアとは肉体言語で言葉を交わすまいと誓うヒロ。


 そんなヒロが体の調子を確かめるため、軽くストレッチをしている時だった。


 牢屋の入り口で、気配を殺して近づく者にヒロが気づいた。


「だれですか?」


 ヒロが小声で牢屋の入り口にいる者に声を掛けてると……。


「起きていたかヒロ」


 まだ暗い闇の中から、オークヒーロー、カイザーがその姿を表した。


「カイザー? どうしましたかこんな時間に?」


「ああ、お前の様子を見にな。もう動けるのか?」


「はい。多少痛みが残りますが問題無く動けますよ」


「そうか……なら少し付き合え」


 カイザーが親指を立てた握り拳で、村の奥にある川の方を指し歩き始める。

 

「待ってください。牢屋には、かん抜きが……」


 そう言い掛けたヒロは、入り口にかん抜きが掛かっていない事に気が付き、そのまま入り口を開けカイザーの後を追った。


 しばらく歩くと河原へと着き、カイザーがヒロの方を向きながら手頃な岩に腰掛ける。


 ヒロも近くの岩に腰掛けると、二人はしばらく無言になる。


 カイザーは何かをヒロに言いたそうだったが、口をいつまでたっても開かない。仕方なくヒロが助け舟を出す。


「宴はどうでしたか?」


「……ああ、皆が最後の時を楽しんでいた」


「そうですか、良かった」


「……ヒロよ。ひとつ聞きたい。お前はなぜ我らに肩入れする?」


 真剣な眼差しのカイザーに、ヒロは顔を真っ直ぐに向けて話す。


「どうしてでしょうね……最初はシーザー君のリンボーの助言がキッカケでした。子供は素直ですからね。リンボーのコツを教えるために言葉を交わす内、オークが人と変わらない感情を持っていることに気づきました」


「むう……シーザーが突然、リンボーで我の記録を破ったのはお前のおかげだったか」


「いえ、僕は助言しただけです。リンボーが成功したのはシーザー君の頑張りです」


「それでも我は、お前に礼を言わねばならぬ。お前のおかげで我はシーザーと狩りに出る事ができた。ありがとう」


 頭を下げるカイザーの顔は嬉しそうだった。


「その後、シーザー君が大怪我をして、アリアさんとあなたが僕に助けを求めた時、必死に子供を助けようとする、その心に嘘はないと感じました」


「親が子を助けるのは、当たり前だろう?」


「それは殺し合いの死闘を繰り広げた、相手でなければの話です」


 この時カイザーが頭を下げ、必死に助けを求める姿にヒロは心を動かされていた。

 殺し合いの果てに、勝った相手に頭を下げる……普通なら出来ない。


「その後、家族みんなで助けてくれたお礼にと、虫料理を振る舞ってくれましたよね。あの時食べた料理は美味しかったですよ」


「うむ! アリアの虫料理は絶品だからな!」


「確かに料理の腕もそうですが、料理を家族総出で用意してくれた想いと、あの食事に雰囲気で僕は確信しました」


「何を?」


「人もオークも言葉が理解できないだけで、同じ心を持った者同士なんだって……」


「同じ心か……確かにお前の雌とアリアを見ていると、言葉は通じなくても心は通じていると感じさせられる」


 カイザーは、血に染まるリーシアの拳を止めたアリアを思う。


「魔物と言えど、心があるならば分かり合う事ができると僕は確信したからこそ、僕とリーシアはオーク族の手助けをしようと決意したのです」


「だが良いのか? 我らに味方して?」


「分かっています。これはリーシアも承知しています。おそらくこの事が人族にバレれば、オーク族に加担した罪で、僕たちは人族から追われるでしょう」


「なぜそこまで……そもそもお前と我は殺し合いをした敵同士だったはずなのに」


「ええ、でも、今ではこうして話す仲でもあります」


 二人の漢の視線が交差して、互いを見つめっていると、どちらともなく笑いだす。


「不思議なものだな……クックック」


「不思議ですね……フッフッフッ」


 互いを認め合った時、二人の中に種族を超えた信頼が芽生えていた。


「時にヒロ、あの広場で放った殺気を放つ技なのだが……」


気殺刃きさつじんですか?」


「うむ。あれは殺気を自分の好きな場所に放てるのか?」


「細かな調整は難しいですが、大体好きな場所に放てますね」


「……あの技には、まだ先があるのではないか?」


「はい。予想ではありますが、おそらく……」


 ヒロはサイプロプスとの死闘……ただ一度だけサイクロプスが放った本気の殺気に、文字通り心臓を鷲掴みにされて、握り潰されたあの感覚を思い出していた。


「そうか……ヒロよ、これは我らを助けてくれた友に贈る言葉だと思ってくれ」


「友に贈る……分かりました」


「ヒロ、お前が鍛錬に励めば、いつかさらなる高みに登れる可能性がある」


「さらなる高みに?」


「これは我の予想だが、お前の殺気を飛ばす気殺刃、そして我が教えた闘気……もしこの二つを合わせられたなら、お前は我を遥かに超えた存在になるやもしれん」


「あなたよりも?」


「そうだ。お前の気殺刃は、戦いの最中、相手の技を誘導し不発に終わらせるフェイント技であろう?」


「ええ、その通りです。あの技単体には、相手を倒す力はありません」


「だが、その効果は絶大だ。特に戦いに長けた者ほど、あれは引っ掛かる。現に我も見事に引っ掛かった……だが二度目は引っ掛からんぞ」


「でしょうね。あれは1回限りの奇策ですから」


「それだけに効果は絶大だ。だが……もし我の考えが正しければ、気殺刃はもう一段階、上を目指せるはずだ」


「それが闘気ですか?」


「そうだ……お前に教えた闘気は、まだ初歩でしかない」


 するとカイザーの体から重圧プレッシャーが噴き出し、その力を腕に集約して留める


「闘気を体にまとえば肉体を強固にする。そしてそれを放てば!」


 腕を前に勢い良く突き出したカイザーから、溜められた闘気が目の前の岩に向かって放たれた!


 次の瞬間、闘気がぶつかった岩が粉々に砕け散ってしまった。


「離れた位置のものを破壊することもできる」


「威力は凄いですが……」


「うむ。威力はあるが直線的な攻撃で、一定のレベルの者には通用せんだろう。現にお前との戦いでは、ほとんど使わなかった。せいぜい攻撃の時に不意をつき、隙を作るくらいしかできん」


「確かに……僕も一度見ればどんな技が分かりますから、二度目からは避けられますね。気殺刃と同じような感じかな?」


「そうだ。この二つの技は特性の違う技だが、根本的な所で似ているのだ。初めての相手には有効だが二度目は通用しなくなる。だがもしこの二つの技が一つにできたとしたら……」


 カイザーの言わんとしている事を、ヒロは思考して答えを導きだしていた。


「虚実を混ぜ合わせ、あらゆる方向から相手に攻撃ができる?」


「そうだ。気殺刃の殺気を飛ばす原理は分からん……闘気を同じように飛ばせるかもな……だがもし我の想像した通りだとしたら、接近戦においてこの技を使う者に勝てる相手はおるまい」


 カイザーの言葉にヒロは息を飲んだ。


 カイザーの言った言葉が現実になるのなら、まさにそれは反則級に近い技へ昇華することを意味していたからだった。

 間合いも、タイミングも関係ない。およそ防御など不可能な死角からの必殺の一撃。


「ですが、闘気すら満足に使えない僕じゃ、まだ先の話ですね。気殺刃を使うだけでも手一杯なのに、さらに戦闘中に闘気も操るとなると……考える頭がふたつでもないと無理な話しです」


「そうだ。まだ先の話だ。これはあくまで可能性の話だからな。まずは先に闘気を扱えるようになることからだ。どれ……どのくらい闘気が使えるようになったか見てやろう。闘気をまとってみろ」


「まだ、うまくできませんが……」


 ヒロは感覚的に闘気をまとってみせる。


「ふむ、まだ闘気を体から垂れ流しているだけの状態だな。次の段階は、その垂れ流している闘気を体に留めることだ」


「これがうまくできないんですよね。留める感覚がわかりません」


「内から湧き上がる闘気を感じられるなら、それを体に固定するイメージを持つと良い」


 するとカイザーが河原に鎮座する大きな岩に背を預け座ると、目を閉じて静かな呼吸を繰り返す。


「目を閉じ、体の中から湧き上がる闘志を感じろ。体に留めるイメージを持て」


 ヒロはカイザーのアドバイスを素直に従い、隣に座ると大きな岩にその身を預け、闘気を体に留めるイメージで集中を始めた。


 最初は闘気が体に留まらず、全て外に漏れてしまっていたが、時間がたつにつれ、徐々に体に闘気が溜まっていくのを感じ始めていた。


 ヒロとカイザーの二人が目を閉じ、集中を始めてからどれだけの時がたっただろうか?


 暗闇で真っ暗だった河原にも朝日が登り、川面を明るく照らし出していた。

 ヒロとカイザーは闘気習得に集中するあまり、周りの変化に気づいていなかった。


「ヒャッ! 冷たいです! 朝から水浴びが出来るとは思ってなかったですよ」


ブヒブヒヒブヒ昨日は遅くまでブヒヒヒブヒ宴に参加していてブヒブヒヒブヒヒ水浴びしている時間がブヒブヒヒブヒ無かったですから……ブヒーブヒブヒ皆が起きない内にブヒ〜ブヒ水浴びをブッヒヒブヒブヒヒ済ましちゃいましょう


 聞き覚えのあるその声に、ヒロは冷や汗をダラダラかき始めた! 声はヒロ達の後ろ……大岩の反対側から聞こえてくる。


 どうやら背にしていた大きな岩が二人の姿を隠してしまい、アリアとリーシアは二人に気付かずに水浴びを始めてしまったようだ。


「それにしてもヒロ、どこに行ったのでしょう? 起きたら牢屋からいなくなっていましたが……怪我も治っていないですから心配です」


 ヒロを心配するリーシアを他所に……ヒロは汗をダラダラ掻き始めていた。


 ただカイザーと技の修練をしていただけで、やましい事はないと自分自身に言い聞かせるが……ヒロの本能が警鐘をガンガン鳴らしまくる。


 今見つかったらどうなるか……ヤバい! 絶対に殺される!


 とにかく速やかにこの場を離脱しなければと、目を『カッ!』と見開き、隣にいる友、カイザーを見ると……そこにはガクブル状態のダメ親父、カイザーの姿があった!


「馬鹿な……な、なんでこの時間に水浴びを? い、いかん、ヒロ逃げるぞ!」

 

 ヒロ以上に冷や汗をかき、恐怖で顔を歪めたオークヒーロー!


 体にまとわせた闘気を静かに霧散させ、中腰で立ち上がると、カイザーがヒロに静かについて来いとジェスチャーする。


「ま、待ってください!」


 ヒロもカイザーの後を追おうと静かに立ち上がった時、それは起こってしまった! 闘気を体にまとわせる練習をしていたヒロ……不慣れながらも、闘気を留めることに成功してしまっていた!


 その結果、カイザーのように闘気を霧散させられず、立ち上がる際、偶然手をついた大岩に闘気が流れてしまった! 


 そして次の瞬間、大岩が大きな音を立てて砕け散る!


 突然砕けた大岩に、目をパチクリさせるリーシア……砕けた岩の後から、見知った顔を見つけた時、リーシアは呆けた顔でヒロを見ていた。


 水浴びをしていたリーシア……当然その体には、衣服を着ておらず裸だった。


 いつもアップにまとめている金糸の髪をほどき、リーシアが生まれた姿のまま立っていた……鍛えた体に無駄な肉はなく、出る所はしっかり出ている引き締められたプロポーションが、ヒロの目に飛び込んで来た!


「え……え? ヒロ? ど、どうしてここに?」


「や、やあ! おはようリーシア! 今日も良い天気だね! じゃあ!」


 リーシアが混乱していた。何が起きているか理解する前に、ヒロはその場を離脱しようと試みる。


 元気に挨拶を交わし、何事もかかったかの如くリーシアに背を向け歩き出すが……『ガシッ』と、誰かの手がヒロの方に乗せられ、歩みが止められる!


 無音の震脚による短距離ダッシュで、リーシアが一瞬で間合いを詰めた。


 凄まじい握力で、肩を握り潰されそうになるヒロ……恐るおそる後ろを振り返ると……鬼がいた……凄まじい形相の全裸の鬼がそこに立っていた!


 次の瞬間、ヒロに腹パンチが入った事は、言うまでもなかった……。


 地獄の痛みの中で、土下座する最強のオークヒーローの姿を横目に、ヒロはもう一人の鬼の姿を見て、最強は誰であるのかに気づくのであった。


…………



「あなたは何をしているのですか! 恥ずかしい!」


「ヒロ……見損ないました! 最低です!」


 腹パンチの痛みから復活したヒロは、カイザーと二人で当然のように正座させられていた!


 それぞれの前に仁王立ちするリーシアとアリア……服を着た二人の説教が続く。

 

「おっしゃり通りです」


 下手な言い訳は、火に油を注ぐようなもの……リーシアの裸を見た事は否定できない。ヒロは諦めてリーシアの言葉を、ただ聞く事に徹していた。

 

「私がヒロを心配している最中、まさか覗き行為に及ぶとは思いもしませんでした!」


 顔を赤らめてヒロを糾弾するリーシア……オコである。


「アナタは! 恥ずかしくないのですか? 親ともあろうものが、よりにもよって覗きなどと!」


「いや! それには訳があってだな! 我がヒロに」


「そうやってすぐ言い訳をする癖を直しなさいと、何度言えばわかるの!」


 下手な言い訳と判断され、火に油を注いだが如く、大炎上するアリアさん……激オコである。


 もはや嵐が過ぎるのを待つしかない二人は、アイコンタクトで互いに土下座のタイミングを計る。


 一番効果的かつ、この戦局を打破しうる最高のタイミングを漢たちは静かにチャンスを待ち続ける。


 謝罪で大事なのは、相手の気持ちに整理がついたタイミングで、渾身の謝罪を入れること……ヒロとカイザーは、幾多の戦い痴話喧嘩の中で、教えられずとも自ずと学んでいた。


 生きるための本能が、最高のタイミングを模索する。

 

「まったく! これ以上お説教に時間を掛けては、出発に遅れてしまうわ。あなた反省しているの?」


「私がどれだけヒロを心配していたか、分かっていますか?」


 来た! 二人はついに到来したビッグウェーブに乗り遅れまいと波に跳び乗る。


 同じタイミングで、寸分なく繰り出される渾身の土下座……二人の動きがシンクロする!


「「すみませんでした!」」


 技の完成度、同調性、芸術的な表現力、まるでアーティスティックスイミングのように見事に揃った土下座に、漢たちの伏せた顔はやり遂げた思いで一杯だった。


 種族を超えた友情が成せる完璧なWダブル土下座……土下座マスターが求めて止むない生涯に一度、あるかないかの土下座がWダブルで炸裂した!


 この土下座に、さすがにリーシアとアリアも……。


「なんですか、そのふざけた土下座は⁈」


「なんでシンクロして土下座なんですか? 私たちを馬鹿にしていますか⁈」

 

 火に油どころか、ガソリンを注ぎ大爆発していた!


 もはやスーパーオコ状態の二人……新天地出発のギリギリの時間まで説教されるのだった。


〈二人の鬼を前にして、希望と絶望の関係は、友から親友へとランクアップしていた!」

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