芯
茎の太い葉が生えて
名も知らない葉が生えて
四方に葉をのばしている
その幹はとても太く
雑草なのにしっかりとして
葉は青々としていた
私はあの葉を知らない
調べようとも思わない
ただそこにあるだけの
なんともない葉であるから
何かあれが狩ればいい
そこに身をおいた葉が悪い
大きな天狗が持つような
葉が四方にのびている
夜露を吐くんで日を浴びて
扉を開けると熟した湿気が鼻につく
何かがあるのか刈れないらしい
その葉は根強くそこにいた
偶然見えたその幹は
とても太くて生きていた
青々、青々と生きている
また死んだら生き返る
そんな葉であると思うている
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